予防接種料の価格の推移

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における予防接種料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント上昇し101.9。前月と同水準。

最大値・・・101.9(2024年9月)
最小値・・・97.6(2018年9月)
平均値・・・100.1
標準偏差・・1.58

2023年12月日本地図でみる都道府県別の予防接種料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の予防接種料の表のから2023年12月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と予防接種料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の予防接種料の値段・価格と2023年12月の安値ランキング

2023年12月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の予防接種料の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は4,267円。標準偏差は641円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15%。予防接種料の変動係数をその他の品目と比較した結果、予防接種料の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

予防接種料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は45となりました。
47都市の中で予防接種料の値段が最も安い都市のランキング第1位は3,100円[単位:1回]の高知市、次いで3,250円の鳥取市、3,400円の松山市の順です。同様に、予防接種料の値段が最も高い都市は5,525円の福島市、次いで5,500円の宇都宮市、5,467円の神戸市の順です。また、最も高い福島市と最も安い高知市との価格差は2,425円となっています。

予防接種料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年12月 2023年11月 2023年12月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2022年12月	2023年11月	2023年12月	ランキング (安値順)
札幌市	3,400	3,550	3,450	4
青森市	3,500	3,500	3,500	7
盛岡市	5,075	5,075	5,075	43
仙台市	4,650	4,430	4,430	28
秋田市	4,600	4,600	4,600	33
山形市	3,000	3,500	3,500	7
福島市	5,470	5,525	5,525	47
水戸市	4,825	4,825	4,825	36
宇都宮市	5,500	5,500	5,500	46
前橋市	4,115	4,115	4,115	20
さいたま市	4,125	4,125	4,125	21
千葉市	4,900	4,900	4,900	38
東京都区部	4,235	4,400	4,400	25
横浜市	4,850	4,400	4,400	25
新潟市	4,206	4,206	4,206	23
富山市	4,450	4,450	4,450	29
金沢市	3,450	3,450	3,450	4
福井市	4,335	4,335	4,335	24
甲府市	3,500	3,550	3,550	10
長野市	3,890	3,890	3,890	15
岐阜市	3,615	3,615	3,615	11
静岡市	4,875	4,930	4,930	40
名古屋市	3,675	3,675	3,675	12
津市	4,400	4,400	4,400	25
大津市	4,595	4,595	4,595	32
京都市	4,375	4,500	4,500	31
大阪市	5,270	5,280	5,280	44
神戸市	5,467	5,467	5,467	45
奈良市	4,175	4,175	4,175	22
和歌山市	3,750	3,750	3,750	13
鳥取市	3,000	3,250	3,250	2
松江市	4,100	3,500	3,500	7
岡山市	3,850	3,900	3,900	16
広島市	4,825	4,825	4,825	36
山口市	4,950	4,950	4,950	41
徳島市	3,850	3,850	3,850	14
高松市	5,053	5,053	5,053	42
松山市	3,400	3,400	3,400	3
高知市	3,585	3,435	3,100	1
福岡市	3,450	3,450	3,450	4
佐賀市	4,600	4,750	4,750	35
長崎市	4,905	4,920	4,920	39
熊本市	3,950	3,950	3,950	17
大分市	4,545	4,455	4,455	30
宮崎市	3,750	3,950	3,950	17
鹿児島市	3,950	3,950	3,950	17
那覇市	4,675	4,675	4,675	34

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。