眼鏡の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における眼鏡の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.4ポイント上昇し99.9。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・101(2020年6月)
最小値・・・96(2023年9月)
平均値・・・98.5
標準偏差・・1.19

下表は地域別(都市別)の眼鏡の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の眼鏡の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の眼鏡の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1式]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の眼鏡の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と眼鏡の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の眼鏡の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の眼鏡の値段・価格[単位:1式]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は28,700円。標準偏差は7,988円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は27.8%。眼鏡の変動係数をその他の品目と比較すると、眼鏡は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

眼鏡の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は42となりました。
47都市の中で眼鏡の値段が最も安い都市のランキング第1位は13,200円[単位:1式]の福島市、次いで16,225円の神戸市、16,533円の大阪市の順です。同様に、眼鏡の値段が最も高い都市は46,970円の名古屋市、次いで46,663円の千葉市、44,000円の福井市の順です。また、最も高い名古屋市と最も安い福島市との価格差は33,770円となっています。

眼鏡の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1式、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	34,650	33,550	33,550	33
青森市	27,500	27,500	27,500	21
盛岡市	39,105	39,105	39,105	42
仙台市	25,230	25,740	25,740	18
秋田市	21,450	19,750	19,750	7
山形市	30,349	30,349	28,050	22
福島市	13,200	13,200	13,200	1
水戸市	31,900	31,900	34,100	34
宇都宮市	26,400	28,050	28,050	22
前橋市	22,000	22,000	22,000	12
さいたま市	18,750	21,250	21,250	9
千葉市	46,663	46,663	46,663	46
東京都区部	23,363	23,276	23,098	15
横浜市	23,650	26,950	26,950	20
新潟市	21,450	19,250	19,250	6
富山市	34,550	34,550	34,550	35
金沢市	29,150	29,150	29,150	28
福井市	44,000	44,000	44,000	45
甲府市	20,900	20,900	20,900	8
長野市	17,050	16,995	29,040	27
岐阜市	21,300	22,400	22,400	13
静岡市	31,030	31,030	31,030	31
名古屋市	44,163	46,970	46,970	47
津市	37,700	39,200	39,200	43
大津市	29,150	29,150	29,150	28
京都市	18,150	18,350	18,350	5
大阪市	16,563	16,533	16,533	3
神戸市	16,225	16,225	16,225	2
奈良市	25,190	25,190	25,190	16
和歌山市	31,800	31,800	31,800	32
鳥取市	30,800	30,800	30,800	30
松江市	28,600	28,600	28,600	26
岡山市	36,850	36,850	36,850	40
広島市	20,250	22,550	22,550	14
山口市	35,900	35,900	35,900	39
徳島市	37,290	37,290	37,290	41
高松市	18,150	21,450	21,450	10
松山市	31,500	35,000	35,000	37
高知市	36,630	28,380	28,380	24
福岡市	40,150	40,150	39,600	44
佐賀市	38,750	26,400	26,400	19
長崎市	21,850	21,850	21,850	11
熊本市	28,490	28,490	28,490	25
大分市	24,750	35,200	35,200	38
宮崎市	17,600	17,600	17,600	4
鹿児島市	34,650	34,650	34,650	36
那覇市	22,195	25,540	25,540	17

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。