婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における婦人用Ｔシャツ（長袖）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.5ポイント上昇し112.6。前月との比較では2.0ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・117.2(2025年9月)
最小値・・・93.7(2020年1月)
平均値・・・103.8
標準偏差・・4.36

下表は地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年11月日本地図でみる都道府県別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1枚]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用Ｔシャツ(長袖)の表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格[単位:1枚]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は2,137円。標準偏差は495円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23.2%。婦人用Ｔシャツ(長袖)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用Ｔシャツ(長袖)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は13。同様に、下落した都市の数は18、変化のない都市の数は16となりました。
47都市の中で婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,405円[単位:1枚]の長野市、次いで1,412円の水戸市、1,489円の鹿児島市の順です。同様に、婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も高い都市は3,755円の長崎市、次いで3,102円のさいたま市、2,993円の盛岡市の順です。また、最も高い長崎市と最も安い長野市との価格差は2,350円となっています。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1枚、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	1,628	1,958	2,261	31
青森市	2,684	1,865	2,053	24
盛岡市	2,992	2,993	2,993	45
仙台市	2,149	1,949	1,952	20
秋田市	2,178	2,178	2,178	28
山形市	2,115	2,115	2,115	26
福島市	2,035	1,811	1,855	17
水戸市	1,940	1,522	1,412	2
宇都宮市	2,014	2,160	2,190	30
前橋市	2,493	2,456	2,519	38
さいたま市	2,613	3,102	3,102	46
千葉市	1,988	2,456	2,511	37
東京都区部	2,520	2,983	2,942	44
横浜市	1,937	2,394	2,449	36
新潟市	3,142	2,112	2,619	40
富山市	1,739	1,659	1,659	8
金沢市	3,156	2,912	2,585	39
福井市	3,139	2,365	2,365	35
甲府市	2,099	1,579	2,033	22
長野市	1,769	1,572	1,405	1
岐阜市	1,706	2,322	2,322	34
静岡市	2,556	2,486	2,073	25
名古屋市	2,536	2,561	2,665	41
津市	2,178	2,035	1,815	16
大津市	3,837	2,545	2,767	42
京都市	1,969	2,169	1,931	19
大阪市	1,857	1,872	1,813	15
神戸市	2,622	2,463	2,019	21
奈良市	2,419	2,143	1,586	5
和歌山市	2,728	1,811	2,295	33
鳥取市	2,145	2,069	1,629	6
松江市	2,025	1,802	1,802	13
岡山市	2,178	1,699	1,699	11
広島市	1,367	1,628	1,573	4
山口市	2,897	3,106	2,156	27
徳島市	2,746	2,922	2,922	43
高松市	2,618	2,178	2,178	28
松山市	1,885	2,141	1,665	9
高知市	1,929	1,811	1,811	14
福岡市	2,731	3,209	2,288	32
佐賀市	1,820	1,891	1,891	18
長崎市	4,642	4,248	3,755	47
熊本市	1,408	1,738	1,738	12
大分市	1,736	2,269	2,049	23
宮崎市	1,452	1,635	1,635	7
鹿児島市	1,305	1,489	1,489	3
那覇市	2,024	1,819	1,673	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。