婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における婦人用Ｔシャツ（長袖）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.3ポイント低下し99.3。前月との比較では7.0ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・112(2024年9月)
最小値・・・93.7(2020年1月)
平均値・・・102.6
標準偏差・・3.77

下表は地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1枚]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用Ｔシャツ(長袖)の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格[単位:1枚]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は2,195円。標準偏差は602円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は27.4%。婦人用Ｔシャツ(長袖)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用Ｔシャツ(長袖)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は26。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は10となりました。
47都市の中で婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,269円[単位:1枚]の福島市、次いで1,305円の鹿児島市、1,452円の宮崎市の順です。同様に、婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も高い都市は4,642円の長崎市、次いで3,329円の新潟市、3,139円の金沢市の順です。また、最も高い長崎市と最も安い福島市との価格差は3,373円となっています。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1枚、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	1,282	1,370	1,848	15
青森市	2,250	2,053	2,053	21
盛岡市	2,325	2,530	2,312	27
仙台市	2,299	2,827	2,499	36
秋田市	2,002	2,178	2,178	25
山形市	1,882	2,115	2,115	23
福島市	1,131	1,391	1,269	1
水戸市	1,573	1,822	1,668	10
宇都宮市	2,380	1,720	1,903	17
前橋市	2,176	2,166	2,477	35
さいたま市	2,943	2,695	2,833	42
千葉市	2,593	1,960	2,456	33
東京都区部	2,423	2,446	2,473	34
横浜市	2,181	2,286	2,681	41
新潟市	2,922	2,629	3,329	46
富山市	2,002	1,740	1,523	5
金沢市	2,673	2,882	3,139	45
福井市	2,735	2,040	2,040	20
甲府市	2,165	2,326	1,872	16
長野市	1,266	1,769	1,769	12
岐阜市	1,280	1,523	1,523	5
静岡市	2,229	1,430	1,730	11
名古屋市	2,385	2,223	2,146	24
津市	2,972	1,623	2,347	31
大津市	3,131	2,704	2,332	29
京都市	1,804	2,332	2,204	26
大阪市	1,950	1,712	1,922	18
神戸市	2,466	2,400	2,501	37
奈良市	2,032	1,739	2,326	28
和歌山市	2,398	2,457	2,548	39
鳥取市	2,424	1,639	1,629	9
松江市	1,368	1,899	2,025	19
岡山市	1,703	1,379	2,336	30
広島市	1,557	1,653	1,799	13
山口市	2,227	2,086	2,520	38
徳島市	2,929	2,922	2,922	43
高松市	1,885	2,618	2,618	40
松山市	2,361	1,755	1,481	4
高知市	2,402	1,811	2,058	22
福岡市	2,156	2,441	2,959	44
佐賀市	1,729	1,233	1,592	8
長崎市	3,762	4,642	4,642	47
熊本市	1,629	1,408	1,591	7
大分市	1,836	1,736	1,803	14
宮崎市	1,269	1,452	1,452	3
鹿児島市	1,063	1,085	1,305	2
那覇市	2,233	1,592	2,423	32

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。