婦人用スーツ(春夏物，普通品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月における婦人用スーツ（春夏物，普通品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.9ポイント上昇し107.2。前月との比較では3.5ポイント上昇。上がったのは5ケ月ぶり。

最大値・・・109.2(2024年5月)
最小値・・・90.6(2020年8月)
平均値・・・102.2
標準偏差・・3.19

2024年8月日本地図でみる都道府県別の婦人用スーツ(春夏物，普通品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用スーツ(春夏物，普通品)の表のから2024年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用スーツ(春夏物，普通品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用スーツ(春夏物，普通品)の値段・価格と2024年8月の安値ランキング

2024年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用スーツ(春夏物，普通品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は22,254円。標準偏差は5,114円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23%。婦人用スーツ(春夏物，普通品)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用スーツ(春夏物，普通品)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用スーツ(春夏物，普通品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は15、変化のない都市の数は23となりました。
47都市の中で婦人用スーツ(春夏物，普通品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は11,561円[単位:1着]の福岡市、次いで12,397円の広島市、13,874円の佐賀市の順です。同様に、婦人用スーツ(春夏物，普通品)の値段が最も高い都市は31,057円の水戸市、次いで30,800円の福井市、30,097円の岐阜市の順です。また、最も高い水戸市と最も安い福岡市との価格差は19,496円となっています。

婦人用スーツ(春夏物，普通品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年8月 2024年7月 2024年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2023年8月	2024年7月	2024年8月	ランキング (安値順)
札幌市	18,277	19,074	19,074	14
青森市	26,767	22,799	25,795	34
盛岡市	18,429	26,050	26,050	36
仙台市	19,708	20,429	20,951	20
秋田市	23,533	22,037	22,037	24
山形市	27,463	25,498	25,498	33
福島市	14,667	21,120	19,661	16
水戸市	25,630	26,110	31,057	47
宇都宮市	27,063	25,276	29,297	42
前橋市	24,087	22,616	19,683	17
さいたま市	18,622	19,327	18,622	12
千葉市	16,511	18,689	17,831	10
東京都区部	24,250	24,621	26,278	37
横浜市	22,491	23,056	21,424	21
新潟市	21,061	16,812	16,812	8
富山市	22,829	22,473	18,968	13
金沢市	21,861	23,848	24,545	29
福井市	30,800	30,800	30,800	46
甲府市	22,733	24,163	24,163	28
長野市	23,393	26,583	26,583	38
岐阜市	31,086	30,097	30,097	45
静岡市	24,530	14,520	14,520	4
名古屋市	18,044	22,523	22,161	25
津市	26,587	27,320	27,320	40
大津市	24,237	23,401	24,097	27
京都市	25,575	29,682	30,030	44
大阪市	23,646	23,303	21,853	23
神戸市	22,403	27,210	27,210	39
奈良市	19,338	19,338	19,338	15
和歌山市	18,949	19,976	19,976	18
鳥取市	20,665	23,503	22,469	26
松江市	20,834	23,386	17,024	9
岡山市	18,766	25,190	25,117	31
広島市	12,821	13,250	12,397	2
山口市	22,623	21,487	21,487	22
徳島市	24,933	26,033	26,033	35
高松市	13,559	18,363	18,363	11
松山市	23,709	24,075	20,673	19
高知市	17,226	20,159	15,092	5
福岡市	11,479	11,561	11,561	1
佐賀市	17,006	13,874	13,874	3
長崎市	25,667	25,190	25,190	32
熊本市	15,356	15,976	15,976	7
大分市	22,983	24,779	24,779	30
宮崎市	19,048	29,260	29,957	43
鹿児島市	14,799	15,613	15,613	6
那覇市	28,310	31,093	28,600	41

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。