婦人用スーツ(春夏物，中級品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における婦人用スーツ（春夏物，中級品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.9ポイント上昇し106.9。

最大値・・・117.9(2022年3月)
最小値・・・84.7(2018年8月)
平均値・・・100.7
標準偏差・・5.84

2023年8月日本地図でみる都道府県別の婦人用スーツ(春夏物，中級品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用スーツ(春夏物，中級品)の表のから2023年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用スーツ(春夏物，中級品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用スーツ(春夏物，中級品)の値段・価格と2023年8月の安値ランキング

2023年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用スーツ(春夏物，中級品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

43都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は44,134円。標準偏差は8,487円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は19.2%。婦人用スーツ(春夏物，中級品)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用スーツ(春夏物，中級品)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用スーツ(春夏物，中級品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は27、変化のない都市の数は9となりました。
43都市の中で婦人用スーツ(春夏物，中級品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は30,030円[単位:1着]の甲府市、次いで31,955円の福岡市、32,340円の青森市の順です。同様に、婦人用スーツ(春夏物，中級品)の値段が最も高い都市は64,900円の長野市、次いで62,700円の徳島市、59,840円の金沢市の順です。また、最も高い長野市と最も安い甲府市との価格差は34,870円となっています。

婦人用スーツ(春夏物，中級品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年8月 2023年7月 2023年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2022年8月	2023年7月	2023年8月	ランキング (安値順)
札幌市	30,085	46,200	48,730	33
青森市	30,800	46,200	32,340	3
盛岡市	62,040	51,112	51,112	35
仙台市	30,250	46,255	36,960	6
秋田市	46,200	55,000	47,575	32
水戸市	52,800	38,700	38,700	13
宇都宮市	29,370	34,320	41,085	21
前橋市	49,500	44,900	45,100	25
さいたま市	39,160	45,375	40,755	18
千葉市	44,000	54,450	54,450	37
東京都区部	34,738	45,723	40,940	20
横浜市	45,375	44,825	39,565	16
新潟市	35,200	51,700	33,600	4
富山市	27,390	39,490	39,490	15
金沢市	52,800	48,950	59,840	41
福井市	50,248	54,450	49,830	34
甲府市	29,370	42,900	30,030	1
長野市	-	48,950	64,900	43
岐阜市	30,800	51,700	51,700	36
静岡市	52,800	52,800	47,080	31
名古屋市	42,850	50,875	44,590	24
津市	41,800	51,700	42,240	23
京都市	37,400	46,200	39,930	17
大阪市	39,600	44,238	35,222	5
神戸市	-	60,500	40,920	19
奈良市	30,800	46,200	36,960	6
和歌山市	44,000	40,755	36,960	6
鳥取市	-	60,500	57,200	38
松江市	25,740	46,200	46,200	26
岡山市	30,800	40,260	46,200	26
広島市	45,100	46,200	41,580	22
山口市	44,000	42,900	46,200	26
徳島市	59,840	62,700	62,700	42
高松市	29,260	50,160	46,310	30
松山市	30,800	46,200	36,960	6
高知市	30,250	46,200	36,960	6
福岡市	30,800	50,050	31,955	2
長崎市	59,840	58,850	58,850	40
熊本市	32,890	46,255	36,960	6
大分市	28,160	46,200	38,720	14
宮崎市	44,000	46,200	36,960	6
鹿児島市	54,880	60,500	57,200	38
那覇市	30,800	46,200	46,200	26

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。