男子用ズボン(ジーンズ)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における男子用ズボン（ジーンズ）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.2ポイント上昇し104.0。前月との比較では0.8ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・104.9(2024年10月)
最小値・・・96.1(2022年1月)
平均値・・・100.5
標準偏差・・2.52

下表は地域別(都市別)の男子用ズボン(ジーンズ)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の男子用ズボン(ジーンズ)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の男子用ズボン(ジーンズ)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の男子用ズボン(ジーンズ)の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と男子用ズボン(ジーンズ)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の男子用ズボン(ジーンズ)の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の男子用ズボン(ジーンズ)の値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は5,594円。標準偏差は1,983円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は35.4%。男子用ズボン(ジーンズ)の変動係数をその他の品目と比較すると、男子用ズボン(ジーンズ)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

男子用ズボン(ジーンズ)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は31となりました。
47都市の中で男子用ズボン(ジーンズ)の値段が最も安い都市のランキング第1位は2,911円[単位:1本]の福岡市。同様に、男子用ズボン(ジーンズ)の値段が最も高い都市は10,863円の岐阜市、次いで9,533円の宇都宮市、9,159円の鳥取市の順です。また、最も高い岐阜市と最も安い福岡市との価格差は7,952円となっています。

男子用ズボン(ジーンズ)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	7,810	7,810	7,810	38
青森市	8,113	3,753	3,753	13
盛岡市	3,432	3,652	3,652	11
仙台市	6,120	5,055	5,055	23
秋田市	8,250	4,935	4,935	21
山形市	2,677	3,515	3,515	6
福島市	9,086	4,961	7,289	37
水戸市	7,747	8,113	8,113	40
宇都宮市	8,617	9,900	9,533	46
前橋市	3,776	3,702	3,702	12
さいたま市	8,250	8,250	8,250	42
千葉市	4,699	4,802	4,527	17
東京都区部	6,087	6,029	6,029	30
横浜市	6,253	5,511	5,236	25
新潟市	5,173	5,173	5,173	24
富山市	4,823	4,823	4,823	19
金沢市	6,524	6,963	8,250	42
福井市	3,648	4,382	4,382	16
甲府市	3,323	3,323	3,323	4
長野市	5,440	4,730	4,616	18
岐阜市	10,130	10,863	10,863	47
静岡市	3,986	3,189	3,282	3
名古屋市	5,210	5,210	5,027	22
津市	3,662	3,328	3,753	13
大津市	5,910	6,243	6,243	32
京都市	4,939	5,654	5,654	27
大阪市	5,365	5,709	5,984	29
神戸市	6,903	5,851	7,019	36
奈良市	6,269	3,232	3,566	8
和歌山市	6,593	6,593	6,593	34
鳥取市	8,426	9,159	9,159	45
松江市	3,753	3,419	3,419	5
岡山市	4,329	5,690	5,690	28
広島市	3,634	3,634	3,634	9
山口市	5,143	6,120	8,113	40
徳島市	4,893	4,893	4,893	20
高松市	7,700	6,219	6,219	31
松山市	6,089	6,423	6,423	33
高知市	8,243	8,243	6,823	35
福岡市	4,715	5,852	2,911	1
佐賀市	4,657	3,634	3,634	9
長崎市	7,839	8,609	8,609	44
熊本市	7,847	7,847	7,847	39
大分市	3,479	3,515	3,515	6
宮崎市	3,753	3,753	3,753	13
鹿児島市	2,875	2,911	2,911	1
那覇市	3,990	3,323	5,410	26

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。