ラップの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月におけるラップの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.0ポイント低下し117.4。前月との比較では0.5ポイント低下。下がったのは6ケ月連続。この水準となったのは2022年10月以来、実に2年9カ月ぶり。

最大値・・・122.9(2023年7月)
最小値・・・98.8(2020年8月)
平均値・・・110.3
標準偏差・・10.28

2025年7月日本地図でみる都道府県別のラップの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のラップの表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とラップの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のラップの値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のラップの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は358円。標準偏差は20円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.6%。ラップの変動係数をその他の品目と比較したところ、ラップは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

ラップの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は29。同様に、下落した都市の数は29、変化のない都市の数は21となりました。
79都市の中でラップの値段が最も安い都市のランキング第1位は322円[単位:1本]の相模原市。同様に、ラップの値段が最も高い都市は419円の松江市、次いで405円の那覇市、399円の府中市の順です。また、最も高い松江市と最も安い相模原市との価格差は97円となっています。

ラップの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	375	375	382	70
函館市	357	357	357	44
旭川市	341	377	377	63
青森市	379	368	390	72
盛岡市	408	361	361	47
仙台市	371	374	358	45
八戸市	383	383	328	4
秋田市	347	344	330	7
山形市	385	379	368	54
福島市	358	355	355	38
郡山市	360	338	338	10
水戸市	360	396	380	67
日立市	343	362	337	8
宇都宮市	366	347	347	26
小山市	360	363	360	46
前橋市	363	374	361	47
さいたま市	378	370	371	57
熊谷市	362	329	329	6
川口市	363	369	361	47
所沢市	361	363	369	56
千葉市	345	344	340	13
浦安市	363	339	341	14
東京都区部	365	363	362	51
八王子市	352	350	344	21
立川市	361	350	364	52
府中市	396	413	399	77
横浜市	335	347	344	21
川崎市	365	356	361	47
相模原市	344	333	322	1
新潟市	351	349	355	38
長岡市	372	352	352	33
富山市	389	350	353	36
金沢市	357	367	339	12
福井市	380	394	380	67
甲府市	369	378	391	73
長野市	363	366	374	61
松本市	351	353	356	43
岐阜市	333	325	325	2
静岡市	364	364	364	52
浜松市	355	353	349	29
富士市	336	344	344	21
名古屋市	360	349	341	14
豊橋市		358	350	31
津市	360	349	341	14
松阪市	382	377	384	71
大津市	353	355	347	26
京都市	354	343	341	14
大阪市	387	376	377	63
堺市	362	351	347	26
枚方市	396	393	396	76
東大阪市	357	344	352	33
神戸市	369	357	353	36
姫路市	404	325	352	33
西宮市	371	372	372	58
伊丹市	382	372	380	67
奈良市	341	341	341	14
和歌山市	372	372	372	58
鳥取市	388	360	349	29
松江市	398	418	419	79
岡山市	399	342	355	38
広島市	381	344	351	32
福山市	377	361	375	62
山口市	335	379	368	54
宇部市	404	358	391	73
徳島市	392	392	392	75
高松市	368	305	346	25
松山市	385	404	344	21
今治市	371	332	373	60
高知市	360	311	338	10
福岡市	350	328	343	20
北九州市	377	355	355	38
佐賀市	352	327	341	14
長崎市	388	377	377	63
佐世保市	358	337	337	8
熊本市	383	363	379	66
大分市	372	330	325	2
宮崎市	366	355	355	38
鹿児島市	361	328	328	4
那覇市	396	405	405	78

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。