物干し用ハンガーの価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年における物干し用ハンガーの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比16.6%増の122.4。4年連続の増加。2015年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の物干し用ハンガーの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の物干し用ハンガーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別の物干し用ハンガーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の物干し用ハンガーの表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と物干し用ハンガーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の物干し用ハンガーの値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の物干し用ハンガーの値段・価格[単位:1個]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は1,033円。標準偏差は255円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は22.1%。物干し用ハンガーの変動係数をその他の品目と比較すると、物干し用ハンガーは地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

物干し用ハンガーの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は41。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、47都市の中で物干し用ハンガーの値段が最も安い都市のランキング第1位は573円[単位:1個]の広島市、次いで578円の松山市、688円の長崎市の順です。同様に、物干し用ハンガーの値段が最も高い都市は1,564円の大津市、次いで1,559円の京都市、1,509円の神戸市の順です。また、最も高い大津市と最も安い広島市との価格差は991円となっています。

物干し用ハンガーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	1,053	994	920	18
青森市	988	979	1,010	23
盛岡市	666	767	1,096	29
仙台市	666	767	950	20
秋田市	776	905	1,092	27
山形市	876	876	902	16
福島市	766	869	1,067	25
水戸市	865	1,210	909	17
宇都宮市	1,036	1,034	1,100	30
前橋市	888	753	751	7
さいたま市	973	1,011	931	19
千葉市	983	1,408	1,441	43
東京都区部	802	853	971	21
横浜市	947	910	1,143	34
新潟市	548	604	747	6
富山市	943	1,036	1,127	32
金沢市	692	659	772	8
福井市	886	1,094	1,356	42
甲府市	859	916	1,327	41
長野市	962	1,100	1,492	44
岐阜市	751	903	980	22
静岡市	913	1,088	1,291	40
名古屋市	763	768	1,202	36
津市	877	903	1,152	35
大津市	1,243	1,243	1,564	47
京都市	943	1,045	1,559	46
大阪市	780	814	1,034	24
神戸市	1,188	1,229	1,509	45
奈良市	630	603	710	5
和歌山市	575	659	694	4
鳥取市	715	723	821	14
松江市	1,164	1,200	1,093	28
岡山市	602	634	790	9
広島市	468	466	573	1
山口市	753	892	1,077	26
徳島市	858	881	1,127	32
高松市	1,213	1,220	1,258	38
松山市	657	745	578	2
高知市	986	1,088	1,242	37
福岡市	990	929	1,126	31
佐賀市	691	626	857	15
長崎市	900	657	688	3
熊本市	649	677	798	10
大分市	687	713	815	11
宮崎市	611	686	818	13
鹿児島市	847	898	1,261	39
那覇市	548	571	817	12

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。