スポンジたわしの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるスポンジたわしの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.5ポイント上昇し111.0。前月と同水準。

最大値・・・111.1(2023年11月)
最小値・・・96.1(2016年12月)
平均値・・・100.2
標準偏差・・3.98

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のスポンジたわしの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のスポンジたわしの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のスポンジたわしの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1個]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のスポンジたわしの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とスポンジたわしの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のスポンジたわしの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のスポンジたわしの値段・価格[単位:1個]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は206円。標準偏差は37円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は18%。スポンジたわしの変動係数をその他の品目と比較すると、スポンジたわしは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

スポンジたわしの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は68となりました。
81都市の中でスポンジたわしの値段が最も安い都市のランキング第1位は118円[単位:1個]の佐世保市、次いで120円の宮崎市、129円の鳥取市の順です。同様に、スポンジたわしの値段が最も高い都市は294円の函館市、次いで286円の八戸市、285円の熊谷市の順です。また、最も高い函館市と最も安い佐世保市との価格差は176円となっています。

スポンジたわしの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1個、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	247	247	247	73
函館市	163	294	294	81
旭川市	250	245	239	68
青森市	247	242	242	70
盛岡市	231	231	231	63
仙台市	249	262	262	76
八戸市	281	286	286	80
秋田市	223	223	223	54
山形市	245	256	256	75
福島市	280	280	280	78
郡山市	192	193	193	29
水戸市	211	220	220	53
日立市	229	254	254	74
宇都宮市	200	162	162	9
小山市	142	142	142	5
前橋市	206	214	214	47
さいたま市	241	241	241	69
熊谷市	251	285	285	79
川口市	174	213	213	46
所沢市	231	231	231	63
千葉市	212	213	218	51
佐倉市	207	205	207	43
浦安市	267	267	267	77
東京都区部	229	234	234	65
八王子市	214	214	214	47
立川市	228	198	198	34
府中市	205	208	208	44
横浜市	186	198	198	34
川崎市	212	227	227	58
相模原市	186	184	184	17
横須賀市	228	226	226	56
新潟市	196	196	200	38
長岡市	221	226	226	56
富山市	156	199	199	37
金沢市	150	177	177	14
福井市	127	188	188	26
甲府市	176	192	192	28
長野市	218	224	224	55
松本市	162	183	183	16
岐阜市	147	187	187	23
静岡市	210	235	235	66
浜松市	166	195	197	33
富士市	228	228	228	59
名古屋市	142	168	169	11
岡崎市	191	182	185	18
津市	157	187	187	23
松阪市	161	185	185	18
大津市	156	196	196	32
京都市	161	194	194	30
大阪市	156	187	186	20
堺市	155	186	186	20
枚方市	157	187	187	23
東大阪市	159	195	195	31
神戸市	173	202	200	38
姫路市	212	206	206	42
西宮市	165	212	212	45
伊丹市	148	168	168	10
奈良市	217	228	217	50
和歌山市	148	148	148	6
鳥取市	121	129	129	3
松江市	171	238	238	67
岡山市	235	228	228	59
広島市	149	169	169	11
福山市	237	229	229	61
山口市	247	247	229	61
宇部市	242	242	242	70
徳島市	218	218	218	51
高松市	250	198	198	34
松山市	168	204	204	41
今治市	171	200	200	38
高知市	212	214	214	47
福岡市	156	156	156	8
北九州市	181	182	182	15
佐賀市	127	129	129	3
長崎市	175	190	190	27
佐世保市	107	118	118	1
熊本市	156	150	150	7
大分市	162	186	186	20
宮崎市	120	120	120	2
鹿児島市	168	176	173	13
那覇市	196	196	245	72

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。