水筒の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年10月における水筒の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.0ポイント上昇し114.2。前月との比較では1.8ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・114.9(2024年2月)
最小値・・・94.4(2022年7月)
平均値・・・104.1
標準偏差・・5.9

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の水筒の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の水筒の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年10月日本地図でみる都道府県別の水筒の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の水筒の表のから2024年10月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と水筒の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の水筒の値段・価格と2024年10月の安値ランキング

2024年10月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の水筒の値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は3,226円。標準偏差は279円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は8.6%。水筒の変動係数をその他の品目と比較したところ、水筒は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

水筒の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は15。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は21となりました。
47都市の中で水筒の値段が最も安い都市のランキング第1位は2,287円[単位:1本]の鳥取市、次いで2,618円の福岡市、2,740円の宇都宮市の順です。同様に、水筒の値段が最も高い都市は3,718円の奈良市。また、最も高い奈良市と最も安い鳥取市との価格差は1,431円となっています。

水筒の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年10月 2024年9月 2024年10月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年10月	2024年9月	2024年10月	ランキング (安値順)
札幌市	3,053	3,278	3,278	22
青森市	2,998	3,163	3,163	16
盛岡市	2,999	3,278	3,278	22
仙台市	2,844	3,009	2,844	4
秋田市	3,278	3,278	3,278	22
山形市	3,443	3,443	3,443	34
福島市	3,333	3,443	3,443	34
水戸市	3,019	3,129	3,279	28
宇都宮市	3,129	3,019	2,740	3
前橋市	3,279	2,720	2,925	7
さいたま市	3,443	3,608	3,608	42
千葉市	3,333	3,608	3,608	42
東京都区部	3,269	3,201	3,116	13
横浜市	3,284	3,174	3,174	21
新潟市	3,019	3,003	3,113	12
富山市	3,135	2,954	2,954	8
金沢市	3,614	3,608	3,454	40
福井市	2,728	2,893	3,168	17
甲府市	2,728	2,728	3,278	22
長野市	3,119	2,569	3,119	14
岐阜市	3,069	3,443	3,443	34
静岡市	2,893	3,168	2,867	5
名古屋市	2,734	3,339	3,339	32
津市	3,229	3,119	3,119	14
大津市	3,454	2,728	3,608	42
京都市	2,893	3,278	3,168	17
大阪市	3,040	3,296	3,296	30
神戸市	3,278	2,728	3,003	9
奈良市	3,303	3,443	3,718	47
和歌山市	3,278	3,443	3,278	22
鳥取市	3,279	2,799	2,287	1
松江市	3,058	3,461	3,444	39
岡山市	3,168	2,783	3,333	31
広島市	3,278	2,739	3,168	17
山口市	3,019	3,279	3,389	33
徳島市	3,443	3,608	3,608	42
高松市	3,168	3,608	3,454	40
松山市	3,278	3,443	3,608	42
高知市	3,058	3,443	3,443	34
福岡市	3,278	2,178	2,618	2
佐賀市	3,068	3,068	2,903	6
長崎市	2,783	3,069	3,069	11
熊本市	2,728	3,003	3,278	22
大分市	3,278	3,003	3,003	9
宮崎市	3,168	3,168	3,168	17
鹿児島市	3,594	3,294	3,294	29
那覇市	3,443	3,443	3,443	34

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。