ベッドの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるベッドの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.1ポイント上昇し116.8。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・118.5(2022年11月)
最小値・・・87.3(2018年3月)
平均値・・・102.7
標準偏差・・9.64

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のベッドの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のベッドの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のベッドの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のベッドの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とベッドの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のベッドの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のベッドの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は63,173円。標準偏差は12,297円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は19.5%。ベッドの変動係数をその他の品目と比較すると、ベッドは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

ベッドの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は26となりました。
47都市の中でベッドの値段が最も安い都市のランキング第1位は34,800円[単位:1台]の那覇市、次いで43,230円の高松市、44,890円の秋田市の順です。同様に、ベッドの値段が最も高い都市は95,400円の宇都宮市、次いで84,890円の新潟市、84,700円の福岡市の順です。また、最も高い宇都宮市と最も安い那覇市との価格差は60,600円となっています。

ベッドの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	64,800	69,980	69,980	33
青森市	41,300	49,980	49,980	8
盛岡市	84,040	86,880	83,580	44
仙台市	49,700	54,790	54,790	11
秋田市	56,400	44,890	44,890	3
山形市	51,400	50,490	50,490	10
福島市	55,395	57,990	57,990	16
水戸市	34,650	44,890	44,890	3
宇都宮市	92,400	95,400	95,400	47
前橋市	63,800	68,390	68,390	31
さいたま市	64,800	72,345	77,345	43
千葉市	74,075	70,620	70,620	34
東京都区部	65,716	62,246	62,103	21
横浜市	61,300	64,980	63,480	25
新潟市	62,400	68,990	84,890	46
富山市	66,900	61,890	61,890	20
金沢市	47,900	54,890	54,890	13
福井市	57,300	63,890	67,390	29
甲府市	53,850	67,390	72,390	40
長野市	64,800	64,980	64,980	26
岐阜市	46,290	60,340	60,340	17
静岡市	79,250	74,980	71,980	37
名古屋市	63,300	67,390	67,390	29
津市	45,011	45,011	45,011	5
大津市	69,850	66,450	61,330	19
京都市	46,300	50,935	49,980	8
大阪市	62,693	61,387	60,887	18
神戸市	54,345	62,980	62,980	24
奈良市	38,650	72,200	72,200	39
和歌山市	74,800	74,980	71,980	37
鳥取市	71,045	71,135	71,135	36
松江市	84,800	60,740	65,740	27
岡山市	77,400	86,400	62,900	22
広島市	62,300	74,790	75,790	42
山口市	66,190	49,290	49,790	7
徳島市	54,625	46,170	46,170	6
高松市	46,840	44,730	43,230	2
松山市	62,900	62,900	62,900	22
高知市	65,800	65,390	68,890	32
福岡市	75,590	84,700	84,700	45
佐賀市	69,900	72,390	70,890	35
長崎市	56,100	54,100	56,600	15
熊本市	69,600	70,870	75,620	41
大分市	57,430	54,980	54,980	14
宮崎市	54,800	54,800	54,800	12
鹿児島市	69,680	65,770	65,770	28
那覇市	34,800	34,800	34,800	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。