ベッドの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月におけるベッドの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.1ポイント上昇し114.7。前月との比較では1.1ポイント低下。下がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・118.5(2022年11月)
最小値・・・85.3(2017年9月)
平均値・・・100.2
標準偏差・・10.12

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のベッドの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のベッドの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別のベッドの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のベッドの表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とベッドの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のベッドの値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のベッドの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は62,192円。標準偏差は12,625円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は20.3%。ベッドの変動係数をその他の品目と比較すると、ベッドは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

ベッドの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は38となりました。
47都市の中でベッドの値段が最も安い都市のランキング第1位は34,800円[単位:1台]の那覇市、次いで37,390円の水戸市、40,770円の高松市の順です。同様に、ベッドの値段が最も高い都市は92,900円の宇都宮市、次いで86,880円の盛岡市、79,790円の前橋市の順です。また、最も高い宇都宮市と最も安い那覇市との価格差は58,100円となっています。

ベッドの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	64,800	69,980	69,980	33
青森市	54,800	47,480	47,480	7
盛岡市	84,040	86,880	86,880	46
仙台市	49,700	49,700	49,700	9
秋田市	61,400	56,490	44,890	4
山形市	52,895	50,490	50,490	12
福島市	55,395	57,990	57,990	17
水戸市	37,300	34,890	37,390	2
宇都宮市	92,400	92,900	92,900	47
前橋市	60,295	79,790	79,790	45
さいたま市	64,800	72,345	72,345	38
千葉市	74,075	70,620	70,620	35
東京都区部	64,723	63,905	62,231	20
横浜市	62,300	64,980	64,980	25
新潟市	63,900	68,990	68,990	31
富山市	68,400	64,390	64,390	24
金沢市	48,900	49,890	49,890	11
福井市	62,500	67,390	67,390	28
甲府市	57,410	72,390	72,390	39
長野市	72,300	62,480	62,480	21
岐阜市	48,790	65,340	65,340	26
静岡市	84,286	74,890	74,890	42
名古屋市	64,300	67,390	67,390	28
津市	45,011	45,011	45,011	5
大津市	69,850	72,440	72,440	40
京都市	46,300	47,480	47,480	7
大阪市	64,588	60,553	60,553	19
神戸市	55,345	58,980	58,980	18
奈良市	68,300	72,200	72,200	37
和歌山市	69,800	74,980	74,980	43
鳥取市	66,045	71,135	71,135	36
松江市	88,300	67,290	53,240	13
岡山市	72,400	78,990	77,300	44
広島市	59,800	64,800	54,200	15
山口市	54,700	49,790	49,790	10
徳島市	54,625	46,170	46,170	6
高松市	46,840	40,770	40,770	3
松山市	62,900	62,900	62,900	23
高知市	67,300	68,890	68,890	30
福岡市	75,590	79,600	69,600	32
佐賀市	64,900	69,990	69,990	34
長崎市	56,100	54,100	54,100	14
熊本市	64,700	74,600	74,600	41
大分市	54,680	65,380	62,520	22
宮崎市	54,800	54,800	54,800	16
鹿児島市	69,680	64,670	65,770	27
那覇市	34,800	34,800	34,800	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。