ベッドの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月におけるベッドの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.3ポイント上昇し122.3。前月との比較では0.8ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・123.1(2025年10月)
最小値・・・98.4(2020年1月)
平均値・・・110.4
標準偏差・・7.82

下表は地域別(都市別)のベッドの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のベッドの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年11月日本地図でみる都道府県別のベッドの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のベッドの表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とベッドの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のベッドの値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のベッドの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は65,392円。標準偏差は13,745円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は21%。ベッドの変動係数をその他の品目と比較すると、ベッドは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

ベッドの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は6。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は30となりました。
47都市の中でベッドの値段が最も安い都市のランキング第1位は34,800円[単位:1台]の那覇市、次いで39,270円の高松市、42,390円の徳島市の順です。同様に、ベッドの値段が最も高い都市は92,400円の宇都宮市、次いで92,200円の熊本市、84,890円の新潟市の順です。また、最も高い宇都宮市と最も安い那覇市との価格差は57,600円となっています。

ベッドの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	74,980	79,980	79,980	38
青森市	43,980	52,480	49,980	6
盛岡市	83,580	79,730	79,730	36
仙台市	54,790	54,790	59,790	18
秋田市	44,890	74,890	66,390	24
山形市	55,490	52,390	52,390	7
福島市	57,990	52,390	52,390	7
水戸市	44,890	44,890	44,890	4
宇都宮市	93,400	92,400	92,400	47
前橋市	61,390	67,390	67,390	27
さいたま市	74,890	79,890	79,890	37
千葉市	69,620	69,890	69,890	34
東京都区部	63,745	71,748	69,330	31
横浜市	64,980	79,980	79,980	38
新潟市	84,890	84,890	84,890	44
富山市	60,750	63,890	66,390	24
金沢市	54,890	63,990	63,990	22
福井市	67,395	64,895	64,895	23
甲府市	72,390	81,490	81,490	40
長野市	64,980	58,980	58,980	17
岐阜市	62,840	62,840	62,840	19
静岡市	81,390	83,140	84,390	42
名古屋市	71,390	73,890	69,790	32
津市	45,011	45,011	45,011	5
大津市	61,330	62,880	62,880	20
京都市	49,980	54,980	54,980	13
大阪市	60,720	70,045	69,212	30
神戸市	62,980	69,890	69,890	34
奈良市	60,925	68,295	68,295	29
和歌山市	74,980	79,980	67,480	28
鳥取市	71,135	83,380	83,380	41
松江市	65,740	74,790	69,790	32
岡山市	60,445	59,890	58,890	15
広島市	77,290	71,830	66,795	26
山口市	54,790	54,790	54,790	11
徳島市	46,170	31,680	42,390	3
高松市	43,230	39,270	39,270	2
松山市	62,900	62,900	62,900	21
高知市	68,890	58,890	58,890	15
福岡市	74,790	84,790	84,890	44
佐賀市	70,890	84,390	84,390	42
長崎市	56,600	59,100	57,635	14
熊本市	77,100	87,200	92,200	46
大分市	54,980	53,980	53,980	10
宮崎市	54,800	54,800	54,800	12
鹿児島市	65,880	54,290	53,790	9
那覇市	34,800	34,800	34,800	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。