電気洗濯機(洗濯乾燥機)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における電気洗濯機（洗濯乾燥機）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント低下し94.5。

最大値・・・129.9(2022年10月)
最小値・・・82.4(2020年8月)
平均値・・・103.7
標準偏差・・10.73

下表は地域別(都市別)の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年7月日本地図でみる都道府県別の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と電気洗濯機(洗濯乾燥機)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は272,237円。標準偏差は21,525円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.9%。電気洗濯機(洗濯乾燥機)の変動係数をその他の品目と比較したところ、電気洗濯機(洗濯乾燥機)は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

電気洗濯機(洗濯乾燥機)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は4。同様に、下落した都市の数は64、変化のない都市の数は11となりました。
79都市の中で電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段が最も安い都市のランキング第1位は236,280円[単位:1台]の青森市、次いで238,720円の津市、241,780円の徳島市の順です。同様に、電気洗濯機(洗濯乾燥機)の値段が最も高い都市は322,080円の金沢市。また、最も高い金沢市と最も安い青森市との価格差は85,800円となっています。

電気洗濯機(洗濯乾燥機)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	273,488	264,383	252,140	12
函館市	281,902	266,053	241,853	4
旭川市	258,390	291,537	263,780	36
青森市	250,294	251,654	236,280	1
盛岡市	318,780	305,120	292,453	67
仙台市	270,738	277,213	271,688	44
八戸市	290,620	278,447	256,850	20
秋田市	298,650	328,680	318,780	73
山形市	274,120	254,650	249,150	9
福島市	318,780	328,680	318,780	73
郡山市	284,156	273,127	274,927	49
水戸市	242,550	248,260	248,260	8
日立市	260,260	289,850	256,483	17
宇都宮市	258,390	255,493	261,690	33
小山市	294,983	298,247	280,280	56
前橋市	258,390	256,520	256,520	19
さいたま市	266,613	311,550	305,294	71
熊谷市	268,392	305,250	298,650	69
川口市	260,527	273,257	243,157	5
所沢市	260,533	256,467	258,133	21
千葉市	276,498	290,165	285,840	60
浦安市	258,390	271,957	260,663	30
東京都区部	272,018	291,874	286,722	62
八王子市	258,390	255,860	254,927	15
立川市	258,390	286,160	280,620	57
府中市	278,520	268,990	263,157	34
横浜市	270,407	275,443	269,758	42
川崎市	281,405	255,793	255,793	16
相模原市	258,390	281,820	278,520	54
新潟市	289,127	279,583	245,483	7
長岡市	278,860	251,390	249,657	10
富山市	257,630	269,990	258,827	27
金沢市	291,375	328,680	322,080	79
福井市	259,733	277,585	263,835	37
甲府市	298,520	293,267	290,600	63
長野市	258,390	258,390	258,390	23
松本市	281,133	273,480	273,480	47
岐阜市	275,723	278,357	294,983	68
静岡市	255,493	258,260	258,260	22
浜松市	284,020	278,460	260,127	28
富士市	258,390	286,460	264,093	38
名古屋市	264,130	295,827	274,577	48
豊橋市		288,323	269,157	40
津市	278,867	285,687	238,720	2
松阪市	301,950	286,623	286,623	61
大津市	262,630	300,060	271,360	43
京都市	274,625	295,023	283,455	58
大阪市	288,034	286,698	276,937	53
堺市	255,493	271,593	261,593	32
枚方市	259,133	258,390	258,390	23
東大阪市	275,623	295,290	250,997	11
神戸市	275,372	269,983	260,505	29
姫路市	322,080	300,487	284,467	59
西宮市	289,787	266,590	244,823	6
伊丹市	270,960	300,753	291,953	66
奈良市	318,780	328,680	318,780	73
和歌山市	255,493	271,730	271,730	45
鳥取市	278,520	328,680	318,780	73
松江市	249,700	258,390	258,390	23
岡山市	252,597	320,247	306,057	72
広島市	288,488	263,645	263,645	35
福山市	250,833	295,590	272,490	46
山口市	298,650	328,680	318,780	73
宇部市	275,623	281,820	278,520	54
徳島市	278,960	268,803	241,780	3
高松市	298,650	305,250	298,650	69
松山市	258,390	279,456	276,533	52
今治市	298,620	285,323	275,490	50
高知市	272,763	265,283	256,483	17
福岡市	279,840	284,440	252,140	12
北九州市	273,268	254,238	252,808	14
佐賀市	273,549	304,787	276,120	51
長崎市	298,650	320,247	291,280	64
佐世保市	242,133	271,517	265,393	39
熊本市	258,390	261,690	258,390	23
大分市	295,753	306,680	269,280	41
宮崎市	266,860	320,247	291,280	64
鹿児島市	275,623	280,957	260,663	30
那覇市	307,120	328,680	318,780	73

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。