修繕材料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年8月における修繕材料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.1ポイント上昇し127.0。前月との比較では1.7ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・127.5(2024年5月)
最小値・・・95.8(2019年3月)
平均値・・・106.6
標準偏差・・11.11

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の修繕材料の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の修繕材料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年8月日本地図でみる都道府県別の修繕材料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1枚]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の修繕材料の表のから2024年8月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と修繕材料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の修繕材料の値段・価格と2024年8月の安値ランキング

2024年8月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の修繕材料の値段・価格[単位:1枚]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は1,978円。標準偏差は186円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.4%。修繕材料の変動係数をその他の品目と比較したところ、修繕材料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

修繕材料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は40となりました。
47都市の中で修繕材料の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,518円[単位:1枚]の福岡市、次いで1,679円の佐賀市、1,680円のさいたま市の順です。同様に、修繕材料の値段が最も高い都市は2,480円の宮崎市、次いで2,274円の長崎市、2,233円の秋田市の順です。また、最も高い宮崎市と最も安い福岡市との価格差は962円となっています。

修繕材料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年8月 2024年7月 2024年8月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1枚、順位]

都市名	2023年8月	2024年7月	2024年8月	ランキング (安値順)
札幌市	1,958	1,958	1,958	14
青森市	2,228	2,228	2,228	43
盛岡市	1,958	1,958	1,958	14
仙台市	2,072	2,072	2,072	36
秋田市	1,958	2,068	2,233	44
山形市	2,039	2,039	2,039	32
福島市	1,769	1,829	1,829	11
水戸市	1,878	1,878	1,878	12
宇都宮市	1,823	1,823	1,823	10
前橋市	1,759	1,714	1,714	6
さいたま市	1,680	1,680	1,680	3
千葉市	2,040	2,040	2,040	33
東京都区部	1,914	1,890	1,989	23
横浜市	1,680	1,680	1,680	3
新潟市	1,790	2,180	2,180	40
富山市	2,169	2,013	2,013	25
金沢市	1,793	1,958	1,958	14
福井市	2,019	2,069	2,069	35
甲府市	1,958	1,958	1,958	14
長野市	1,958	1,958	1,958	14
岐阜市	2,013	1,683	1,683	5
静岡市	2,080	2,080	2,080	38
名古屋市	1,793	2,013	2,013	25
津市	1,819	2,079	2,079	37
大津市	1,958	1,958	1,958	14
京都市	1,903	2,013	2,013	25
大阪市	1,714	1,842	1,990	24
神戸市	1,793	1,848	2,013	25
奈良市	1,903	2,233	2,233	44
和歌山市	1,848	2,013	2,013	25
鳥取市	1,869	2,044	2,044	34
松江市	2,398	1,958	1,958	14
岡山市	2,013	2,013	2,013	25
広島市	1,717	1,717	1,717	7
山口市	2,269	1,869	2,219	42
徳島市	1,958	1,958	1,958	14
高松市	1,738	1,738	1,738	8
松山市	1,958	1,958	1,958	14
高知市	1,903	2,013	2,013	25
福岡市	1,518	1,518	1,518	1
佐賀市	2,210	1,679	1,679	2
長崎市	2,049	2,274	2,274	46
熊本市	2,265	2,215	2,215	41
大分市	2,049	1,759	2,109	39
宮崎市	2,580	2,130	2,480	47
鹿児島市	1,769	1,769	1,769	9
那覇市	1,950	1,950	1,950	13

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。