温水洗浄便座の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における温水洗浄便座の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.1ポイント上昇し104.9。前月との比較では1.6ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・108.8(2023年12月)
最小値・・・93.8(2021年8月)
平均値・・・100.8
標準偏差・・3.03

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の温水洗浄便座の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の温水洗浄便座の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の温水洗浄便座の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の温水洗浄便座の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と温水洗浄便座の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の温水洗浄便座の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の温水洗浄便座の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は49,717円。標準偏差は3,410円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.9%。温水洗浄便座の変動係数をその他の品目と比較したところ、温水洗浄便座は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

温水洗浄便座の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は16。同様に、下落した都市の数は17、変化のない都市の数は14となりました。
47都市の中で温水洗浄便座の値段が最も安い都市のランキング第1位は42,885円[単位:1台]の福岡市、次いで43,193円の東京都区部、44,345円の札幌市の順です。同様に、温水洗浄便座の値段が最も高い都市は58,300円の奈良市、次いで56,000円の京都市、55,880円の山形市の順です。また、最も高い奈良市と最も安い福岡市との価格差は15,415円となっています。

温水洗浄便座の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	43,230	45,955	44,345	3
青森市	45,925	47,575	50,325	26
盛岡市	50,490	45,840	45,840	6
仙台市	51,835	55,290	49,845	24
秋田市	45,980	45,540	48,180	16
山形市	55,880	55,880	55,880	45
福島市	41,580	44,525	47,425	12
水戸市	55,880	45,281	48,180	16
宇都宮市	42,690	55,220	45,300	5
前橋市	49,830	53,680	53,680	42
さいたま市	52,800	52,800	52,800	37
千葉市	44,290	46,940	46,940	9
東京都区部	44,739	46,214	43,193	2
横浜市	39,930	44,040	47,040	10
新潟市	49,830	47,080	47,080	11
富山市	43,790	53,440	53,440	41
金沢市	47,190	48,180	48,180	16
福井市	47,800	52,800	52,800	37
甲府市	46,090	50,750	50,750	31
長野市	52,580	35,530	44,715	4
岐阜市	49,500	53,300	54,400	43
静岡市	52,850	46,800	47,590	13
名古屋市	42,800	45,900	45,900	7
津市	48,290	51,340	50,690	30
大津市	50,300	54,340	51,840	36
京都市	52,800	53,800	56,000	46
大阪市	48,723	48,813	46,228	8
神戸市	55,990	56,925	55,000	44
奈良市	49,500	59,840	58,300	47
和歌山市	54,340	56,490	51,540	34
鳥取市	45,790	49,500	51,425	33
松江市	47,800	42,240	52,800	37
岡山市	47,800	52,800	52,800	37
広島市	50,490	49,790	48,790	22
山口市	45,790	50,380	50,380	27
徳島市	44,990	48,565	50,050	25
高松市	44,880	44,385	47,685	14
松山市	52,030	44,880	48,180	16
高知市	48,730	52,965	48,565	21
福岡市	52,800	51,385	42,885	1
佐賀市	47,550	51,040	50,490	28
長崎市	45,540	48,000	48,425	20
熊本市	46,750	46,790	47,890	15
大分市	45,790	51,040	50,490	28
宮崎市	47,300	55,330	51,590	35
鹿児島市	51,340	52,840	51,340	32
那覇市	45,005	49,500	49,500	23

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。