システムバスの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるシステムバスの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.7ポイント上昇し114.1。前月との比較では0.8ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・114.3(2023年5月)
最小値・・・93.6(2019年8月)
平均値・・・102.9
標準偏差・・7.23

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のシステムバスの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のシステムバスの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のシステムバスの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1式]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のシステムバスの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とシステムバスの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のシステムバスの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のシステムバスの値段・価格[単位:1式]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は699,540円。標準偏差は151,202円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は21.6%。システムバスの変動係数をその他の品目と比較すると、システムバスは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

システムバスの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は12。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は31となりました。
47都市の中でシステムバスの値段が最も安い都市のランキング第1位は438,000円[単位:1式]の静岡市、次いで479,900円の岐阜市、492,800円の松山市の順です。同様に、システムバスの値段が最も高い都市は1,121,943円の青森市、次いで1,106,655円の山口市、994,500円の高知市の順です。また、最も高い青森市と最も安い静岡市との価格差は683,943円となっています。

システムバスの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1式、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	664,275	672,525	672,525	23
青森市	1,121,943	1,121,943	1,121,943	47
盛岡市	863,170	863,170	886,270	41
仙台市	594,226	594,226	594,226	14
秋田市	642,760	578,000	689,758	27
山形市	723,690	599,060	599,060	15
福島市	879,312	893,392	893,392	43
水戸市	567,671	567,671	567,671	8
宇都宮市	562,880	398,000	562,880	7
前橋市	578,000	582,500	582,500	12
さいたま市	542,430	558,624	558,624	6
千葉市	781,585	596,890	793,135	36
東京都区部	679,567	684,840	688,340	26
横浜市	515,020	648,615	522,060	4
新潟市	674,000	674,000	743,500	34
富山市	935,000	598,144	709,144	30
金沢市	616,616	755,040	616,616	18
福井市	815,150	815,150	815,150	37
甲府市	683,458	683,458	683,458	24
長野市	659,300	670,850	670,850	22
岐阜市	479,900	479,900	479,900	2
静岡市	438,000	438,000	438,000	1
名古屋市	707,764	707,764	707,764	28
津市	782,000	739,800	782,000	35
大津市	706,230	633,050	725,130	32
京都市	724,240	821,405	821,405	38
大阪市	679,993	669,992	686,902	25
神戸市	639,530	639,530	639,530	20
奈良市	560,120	576,840	576,840	10
和歌山市	652,500	652,500	652,500	21
鳥取市	555,000	616,500	616,500	17
松江市	833,500	-	833,500	39
岡山市	661,975	708,478	708,478	29
広島市	769,563	741,125	741,125	33
山口市	1,059,520	1,068,740	1,106,655	46
徳島市	530,320	568,040	568,040	9
高松市	617,906	655,476	637,511	19
松山市	492,800	492,800	492,800	3
高知市	987,000	994,500	994,500	45
福岡市	824,490	549,175	549,175	5
佐賀市	831,215	842,765	842,765	40
長崎市	709,800	589,600	589,600	13
熊本市	606,650	592,350	606,650	16
大分市	670,340	581,930	581,930	11
宮崎市	970,400	890,400	890,400	42
鹿児島市	688,000	713,000	713,000	31
那覇市	861,330	924,660	924,660	44

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。