システムバスの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるシステムバスの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.2ポイント上昇し114.0。前月と同水準。

最大値・・・114.3(2023年5月)
最小値・・・92.9(2016年1月)
平均値・・・100.8
標準偏差・・6.18

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のシステムバスの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のシステムバスの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のシステムバスの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1式]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のシステムバスの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とシステムバスの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のシステムバスの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のシステムバスの値段・価格[単位:1式]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は713,732円。標準偏差は153,293円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は21.5%。システムバスの変動係数をその他の品目と比較すると、システムバスは地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

システムバスの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は46となりました。
47都市の中でシステムバスの値段が最も安い都市のランキング第1位は438,000円[単位:1式]の静岡市、次いで479,900円の岐阜市、492,800円の松山市の順です。同様に、システムバスの値段が最も高い都市は1,121,943円の青森市、次いで1,059,520円の山口市、987,000円の高知市の順です。また、最も高い青森市と最も安い静岡市との価格差は683,943円となっています。

システムバスの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1式、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	752,850	664,275	664,275	20
青森市	935,935	1,121,943	1,121,943	47
盛岡市	719,180	863,170	863,170	39
仙台市	594,226	594,226	594,226	11
秋田市	642,760	689,758	689,758	26
山形市	723,690	723,690	723,690	30
福島市	719,180	879,312	879,312	40
水戸市	567,671	567,671	567,671	9
宇都宮市	562,880	562,880	562,880	8
前橋市	547,500	578,000	578,000	10
さいたま市	534,090	542,430	542,430	6
千葉市	781,585	781,585	781,585	32
東京都区部	676,285	679,567	679,567	23
横浜市	524,425	515,020	515,020	4
新潟市	634,000	674,000	674,000	22
富山市	935,000	935,000	935,000	44
金沢市	616,616	616,616	616,616	14
福井市	808,475	815,150	815,150	35
甲府市	595,870	683,458	683,458	25
長野市	654,835	659,300	659,300	18
岐阜市	479,900	479,900	479,900	2
静岡市	532,298	438,000	438,000	1
名古屋市	707,764	707,764	707,764	28
津市	782,000	782,000	782,000	33
大津市	678,150	706,230	706,230	27
京都市	724,240	810,940	794,840	34
大阪市	679,993	679,993	679,993	24
神戸市	631,205	639,530	639,530	16
奈良市	466,593	560,120	560,120	7
和歌山市	652,500	652,500	652,500	17
鳥取市	555,000	604,500	604,500	12
松江市	833,500	833,500	833,500	38
岡山市	632,225	661,975	661,975	19
広島市	619,063	769,563	769,563	31
山口市	1,061,320	1,059,520	1,059,520	46
徳島市	530,320	530,320	530,320	5
高松市	586,906	617,906	617,906	15
松山市	460,625	492,800	492,800	3
高知市	947,000	987,000	987,000	45
福岡市	742,100	824,490	824,490	36
佐賀市	831,215	831,215	831,215	37
長崎市	709,800	899,650	899,650	41
熊本市	606,650	606,650	606,650	13
大分市	670,340	670,340	670,340	21
宮崎市	928,800	930,400	930,400	43
鹿児島市	660,000	713,000	713,000	29
那覇市	861,330	924,660	924,660	42

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。