セルフサービス店のコーヒーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるセルフサービス店のコーヒーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より9.7ポイント上昇し120.4。前月との比較では1.8ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・120.4(2025年1月)
最小値・・・95.4(2018年4月)
平均値・・・102.5
標準偏差・・6.92

下表は地域別(都市別)のセルフサービス店のコーヒーの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のセルフサービス店のコーヒーの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のセルフサービス店のコーヒーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1杯]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のセルフサービス店のコーヒーの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とセルフサービス店のコーヒーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のセルフサービス店のコーヒーの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のセルフサービス店のコーヒーの値段・価格[単位:1杯]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は342円。標準偏差は31円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.1%。セルフサービス店のコーヒーの変動係数をその他の品目と比較したところ、セルフサービス店のコーヒーは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

セルフサービス店のコーヒーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は47となりました。
47都市の中でセルフサービス店のコーヒーの値段が最も安い都市のランキング第1位は275円[単位:1杯]の前橋市。同様に、セルフサービス店のコーヒーの値段が最も高い都市は380円の札幌市。また、最も高い札幌市と最も安い前橋市との価格差は105円となっています。

セルフサービス店のコーヒーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1杯、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	350	380	380	40
青森市	300	330	330	9
盛岡市	300	330	330	9
仙台市	250	280	280	2
秋田市	315	330	330	9
山形市	355	370	370	31
福島市	315	330	330	9
水戸市	350	380	380	40
宇都宮市	355	370	370	31
前橋市	275	275	275	1
さいたま市	380	380	380	40
千葉市	366	380	380	40
東京都区部	272	301	301	6
横浜市	300	330	330	9
新潟市	340	340	340	25
富山市	300	330	330	9
金沢市	325	340	340	25
福井市	305	320	320	7
甲府市	370	370	370	31
長野市	325	355	355	27
岐阜市	250	280	280	2
静岡市	355	370	370	31
名古屋市	330	360	360	30
津市	315	330	330	9
大津市	380	380	380	40
京都市	350	380	380	40
大阪市	287	320	320	7
神戸市	315	330	330	9
奈良市	370	370	370	31
和歌山市	300	330	330	9
鳥取市	250	280	280	2
松江市	370	370	370	31
岡山市	300	330	330	9
広島市	355	370	370	31
山口市	355	370	370	31
徳島市	370	370	370	31
高松市	350	380	380	40
松山市	300	330	330	9
高知市	350	355	355	27
福岡市	300	330	330	9
佐賀市	300	330	330	9
長崎市	300	280	280	2
熊本市	300	330	330	9
大分市	350	380	380	40
宮崎市	315	330	330	9
鹿児島市	300	330	330	9
那覇市	340	355	355	27

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。