喫茶店のコーヒーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月における喫茶店のコーヒーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.3ポイント上昇し117.0。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは2年以上連続。

最大値・・・117(2025年11月)
最小値・・・99.8(2020年2月)
平均値・・・105.9
標準偏差・・5.37

2025年11月日本地図でみる都道府県別の喫茶店のコーヒーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1杯]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の喫茶店のコーヒーの表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と喫茶店のコーヒーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の喫茶店のコーヒーの値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の喫茶店のコーヒーの値段・価格[単位:1杯]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は500円。標準偏差は52円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.4%。喫茶店のコーヒーの変動係数をその他の品目と比較した結果、喫茶店のコーヒーの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

喫茶店のコーヒーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は71となりました。
79都市の中で喫茶店のコーヒーの値段が最も安い都市のランキング第1位は367円[単位:1杯]の高松市、次いで380円の福島市、400円の鹿児島市の順です。同様に、喫茶店のコーヒーの値段が最も高い都市は627円の宮崎市、次いで623円の浦安市、620円の東京都区部の順です。また、最も高い宮崎市と最も安い高松市との価格差は260円となっています。

喫茶店のコーヒーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1杯、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	513	538	550	68
函館市	533	547	547	67
旭川市	407	433	433	8
青森市	460	493	493	32
盛岡市	457	463	463	17
仙台市	538	565	565	72
八戸市	470	470	470	23
秋田市	434	423	430	6
山形市	493	510	510	47
福島市	380	380	380	2
郡山市	390	487	487	29
水戸市	460	520	520	55
日立市	500	537	537	64
宇都宮市	410	430	430	6
小山市	487	527	527	57
前橋市	480	490	490	30
さいたま市	415	445	445	12
熊谷市	568	588	588	75
川口市	503	513	513	49
所沢市	500	507	507	45
千葉市	465	478	478	26
浦安市	607	623	623	78
東京都区部	578	620	620	76
八王子市	463	620	620	76
立川市	527	533	533	61
府中市	517	517	517	52
横浜市	491	510	510	47
川崎市	500	513	513	49
相模原市	543	550	550	68
新潟市	510	533	533	61
長岡市	495	518	518	54
富山市	477	507	517	52
金沢市	490	497	497	35
福井市	477	497	497	35
甲府市	483	500	500	40
長野市	457	463	463	17
松本市	433	483	483	28
岐阜市	453	460	460	15
静岡市	450	500	500	40
浜松市	483	497	497	35
富士市	530	530	563	71
名古屋市	450	467	467	20
豊橋市		490	497	35
津市	467	473	473	24
松阪市	433	457	457	14
大津市	467	500	500	40
京都市	548	570	570	73
大阪市	440	452	453	13
堺市	437	463	463	17
枚方市	457	467	467	20
東大阪市	406	439	439	10
神戸市	494	499	504	44
姫路市	450	467	467	20
西宮市	443	460	478	26
伊丹市	470	493	493	32
奈良市	450	460	460	15
和歌山市	450	497	497	35
鳥取市	367	433	433	8
松江市	548	571	571	74
岡山市	510	520	520	55
広島市	490	495	495	34
福山市	477	527	527	57
山口市	503	513	513	49
宇部市	530	553	553	70
徳島市	497	533	533	61
高松市	367	367	367	1
松山市	493	500	500	40
今治市	515	527	527	57
高知市	427	443	443	11
福岡市	493	508	508	46
北九州市	475	475	475	25
佐賀市	517	543	543	65
長崎市	497	530	530	60
佐世保市	413	413	413	4
熊本市	524	546	546	66
大分市	483	490	490	30
宮崎市	590	627	627	79
鹿児島市	410	400	400	3
那覇市	390	428	428	5

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。