喫茶店のコーヒーの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における喫茶店のコーヒーの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.2ポイント上昇し115.8。前月との比較では0.7ポイント上昇。上がったのは22ケ月連続。

最大値・・・115.8(2025年7月)
最小値・・・99.8(2020年2月)
平均値・・・105.3
標準偏差・・4.85

2025年7月日本地図でみる都道府県別の喫茶店のコーヒーの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1杯]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の喫茶店のコーヒーの表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と喫茶店のコーヒーの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の喫茶店のコーヒーの値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の喫茶店のコーヒーの値段・価格[単位:1杯]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は494円。標準偏差は52円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は10.5%。喫茶店のコーヒーの変動係数をその他の品目と比較した結果、喫茶店のコーヒーの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

喫茶店のコーヒーの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は26。同様に、下落した都市の数は1、変化のない都市の数は52となりました。
79都市の中で喫茶店のコーヒーの値段が最も安い都市のランキング第1位は367円[単位:1杯]の高松市、次いで380円の福島市、383円の鹿児島市の順です。同様に、喫茶店のコーヒーの値段が最も高い都市は623円の浦安市、次いで620円の東京都区部、603円の八王子市の順です。また、最も高い浦安市と最も安い高松市との価格差は256円となっています。

喫茶店のコーヒーの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1杯、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	488	538	538	66
函館市	533	547	547	69
旭川市	450	433	433	10
青森市	460	477	477	30
盛岡市	457	457	457	16
仙台市	523	543	565	72
八戸市	467	470	470	26
秋田市	430	423	423	6
山形市	493	510	510	52
福島市	380	380	380	2
郡山市	379	487	487	34
水戸市	460	463	470	26
日立市	500	537	537	65
宇都宮市	410	430	430	9
小山市	487	527	527	59
前橋市	460	480	490	35
さいたま市	415	415	415	5
熊谷市	548	588	588	75
川口市	493	543	513	55
所沢市	500	507	507	49
千葉市	465	478	478	31
浦安市	607	623	623	79
東京都区部	578	617	620	78
八王子市	567	603	603	76
立川市	527	533	533	62
府中市	517	517	517	57
横浜市	531	510	510	52
川崎市	475	500	500	45
相模原市	478	543	550	70
新潟市	510	520	533	62
長岡市	495	495	502	48
富山市	477	490	507	49
金沢市	490	490	497	41
福井市	470	490	497	41
甲府市	473	500	500	45
長野市	457	463	463	20
松本市	433	483	483	32
岐阜市	443	460	460	19
静岡市	450	467	467	23
浜松市	483	483	497	41
富士市	513	530	530	61
名古屋市	450	463	467	23
豊橋市		490	490	35
津市	450	467	473	28
松阪市	433	450	457	16
大津市	463	473	497	41
京都市	545	563	570	73
大阪市	436	448	448	14
堺市	437	447	463	20
枚方市	457	457	457	16
東大阪市	406	423	423	6
神戸市	473	486	486	33
姫路市	433	467	467	23
西宮市	443	443	443	12
伊丹市	417	483	493	38
奈良市	443	450	450	15
和歌山市	450	463	463	20
鳥取市	367	433	433	10
松江市	548	558	571	74
岡山市	483	520	520	58
広島市	490	495	495	40
福山市	477	493	493	38
山口市	503	507	513	55
宇部市	513	547	553	71
徳島市	480	533	533	62
高松市	353	367	367	1
松山市	493	493	500	45
今治市	515	527	527	59
高知市	427	443	443	12
福岡市	485	508	508	51
北九州市	450	475	475	29
佐賀市	517	543	543	67
長崎市	480	510	510	52
佐世保市	386	413	413	4
熊本市	497	535	546	68
大分市	483	483	490	35
宮崎市	580	597	603	76
鹿児島市	410	383	383	3
那覇市	390	394	428	8

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。