発泡酒の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における発泡酒の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.2ポイント上昇し111.6。前月との比較では0.2ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・112.1(2023年11月)
最小値・・・98.5(2019年9月)
平均値・・・102.8
標準偏差・・5.07

下表は地域別(都市別)の発泡酒の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の発泡酒の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の発泡酒の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1パック･350mL×6]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の発泡酒の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と発泡酒の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の発泡酒の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の発泡酒の値段・価格[単位:1パック･350mL×6]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は917円。標準偏差は24円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は2.6%。発泡酒の変動係数をその他の品目と比較したところ、発泡酒は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

発泡酒の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は25。同様に、下落した都市の数は12、変化のない都市の数は42となりました。
79都市の中で発泡酒の値段が最も安い都市のランキング第1位は858円[単位:1パック･350mL×6]の鹿児島市、次いで867円の高松市、872円の福岡市の順です。同様に、発泡酒の値段が最も高い都市は978円の和歌山市。また、最も高い和歌山市と最も安い鹿児島市との価格差は120円となっています。

発泡酒の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1パック･350mL×6、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	913	916	913	36
函館市	911	903	900	16
旭川市	922	926	922	56
青森市	909	914	914	37
盛岡市	919	919	919	49
仙台市	902	902	902	19
八戸市	889	902	898	13
秋田市	922	919	919	49
山形市	925	925	928	58
福島市	910	899	899	14
郡山市	910	910	910	27
水戸市	857	865	882	5
日立市	925	914	911	33
宇都宮市	899	896	896	11
小山市	925	910	910	27
前橋市	910	910	910	27
さいたま市	918	921	921	54
熊谷市	945	945	945	71
川口市	919	933	933	62
所沢市	918	918	918	46
千葉市	910	905	910	27
浦安市	929	918	918	46
東京都区部	924	926	926	57
八王子市	918	943	918	46
立川市	953	953	953	73
府中市	1,010	932	932	61
横浜市	915	904	891	8
川崎市	916	913	910	27
相模原市	910	906	903	20
新潟市	906	895	903	20
長岡市	896	896	896	11
富山市	928	928	928	58
金沢市	903	911	911	33
福井市	903	903	903	20
甲府市	915	922	915	41
長野市	916	919	919	49
松本市	904	894	894	10
岐阜市	899	896	903	20
静岡市	914	914	914	37
浜松市	911	911	911	33
富士市	905	883	905	26
名古屋市	887	887	887	7
豊橋市		914	914	37
津市	958	947	958	74
松阪市	921	877	921	54
大津市	954	877	899	14
京都市	942	909	920	53
大阪市	935	963	971	77
堺市	881	910	928	58
枚方市	915	900	919	49
東大阪市	910	915	933	62
神戸市	945	924	936	65
姫路市	906	896	900	16
西宮市	891	935	951	72
伊丹市	917	917	934	64
奈良市	921	910	910	27
和歌山市	977	959	978	78
鳥取市	936	936	936	65
松江市	940	944	944	70
岡山市	922	933	936	65
広島市	904	904	904	25
福山市	929	914	914	37
山口市	954	966	966	75
宇部市	928	911	915	41
徳島市	975	978	978	78
高松市	878	859	867	2
松山市	910	873	881	4
今治市	899	881	885	6
高知市	910	899	903	20
福岡市	894	889	872	3
北九州市	894	900	892	9
佐賀市	929	940	940	69
長崎市	915	915	915	41
佐世保市	915	915	915	41
熊本市	933	968	968	76
大分市	892	900	900	16
宮崎市	915	915	915	41
鹿児島市	858	858	858	1
那覇市	943	939	939	68

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。