スポーツドリンクの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるスポーツドリンクの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より10.8ポイント上昇し121.7。前月と同水準。

最大値・・・121.7(2025年1月)
最小値・・・97.4(2022年6月)
平均値・・・103.4
標準偏差・・5.57

下表は地域別(都市別)のスポーツドリンクの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のスポーツドリンクの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のスポーツドリンクの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のスポーツドリンクの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とスポーツドリンクの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のスポーツドリンクの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のスポーツドリンクの値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は120円。標準偏差は8円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.7%。スポーツドリンクの変動係数をその他の品目と比較したところ、スポーツドリンクは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

スポーツドリンクの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は22となりました。
47都市の中でスポーツドリンクの値段が最も安い都市のランキング第1位は100円[単位:1本･500mL]の青森市、次いで103円の鹿児島市、104円の富山市の順です。同様に、スポーツドリンクの値段が最も高い都市は136円の和歌山市、次いで133円の松山市、131円の岡山市の順です。また、最も高い和歌山市と最も安い青森市との価格差は36円となっています。

スポーツドリンクの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	106	121	118	18
青森市	105	100	100	1
盛岡市	106	117	117	14
仙台市	108	115	115	10
秋田市	108	122	122	24
山形市	113	130	130	44
福島市	111	114	115	10
水戸市	113	125	120	19
宇都宮市	122	109	109	5
前橋市	108	122	123	29
さいたま市	110	121	121	23
千葉市	107	115	115	10
東京都区部	110	121	120	19
横浜市	111	125	123	29
新潟市	113	115	117	14
富山市	98	102	104	3
金沢市	109	123	123	29
福井市	114	128	128	39
甲府市	96	106	106	4
長野市	104	110	110	6
岐阜市	117	125	125	35
静岡市	104	115	117	14
名古屋市	113	122	125	35
津市	116	116	125	35
大津市	120	117	120	19
京都市	105	112	112	9
大阪市	113	126	124	33
神戸市	108	118	120	19
奈良市	111	119	125	35
和歌山市	112	125	136	47
鳥取市	105	113	111	8
松江市	104	112	117	14
岡山市	111	131	131	45
広島市	107	123	115	10
山口市	109	125	123	29
徳島市	109	123	122	24
高松市	108	122	122	24
松山市	116	133	133	46
高知市	111	124	124	33
福岡市	111	121	122	24
佐賀市	114	133	128	39
長崎市	117	128	128	39
熊本市	101	110	110	6
大分市	117	128	128	39
宮崎市	122	128	129	43
鹿児島市	99	106	103	2
那覇市	111	122	122	24

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。