果汁入り飲料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における果汁入り飲料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より18.8ポイント上昇し134.3。前月との比較では0.1ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・134.7(2025年4月)
最小値・・・97.2(2021年12月)
平均値・・・107.9
標準偏差・・11.19

2025年6月日本地図でみる都道府県別の果汁入り飲料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･1,500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の果汁入り飲料の表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と果汁入り飲料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の果汁入り飲料の値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の果汁入り飲料の値段・価格[単位:1本･1,500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は252円。標準偏差は15円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6%。果汁入り飲料の変動係数をその他の品目と比較したところ、果汁入り飲料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

果汁入り飲料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は63となりました。
79都市の中で果汁入り飲料の値段が最も安い都市のランキング第1位は214円[単位:1本･1,500mL]の立川市。同様に、果汁入り飲料の値段が最も高い都市は290円の宮崎市、次いで280円の鹿児島市、279円の八戸市の順です。また、最も高い宮崎市と最も安い立川市との価格差は76円となっています。

果汁入り飲料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･1,500mL、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	224	252	257	40
函館市	224	257	257	40
旭川市	224	257	246	18
青森市	219	246	246	18
盛岡市	214	252	258	51
仙台市	219	241	241	12
八戸市	247	279	279	76
秋田市	236	269	268	68
山形市	219	262	262	57
福島市	208	224	224	5
郡山市	225	258	258	51
水戸市	214	262	262	57
日立市	192	225	225	6
宇都宮市	203	225	241	12
小山市	213	257	257	40
前橋市	214	246	246	18
さいたま市	224	268	268	68
熊谷市	215	247	247	27
川口市	192	225	225	6
所沢市	213	246	246	18
千葉市	197	268	268	68
浦安市	224	258	257	40
東京都区部	214	246	242	15
八王子市	224	268	268	68
立川市	193	214	214	1
府中市	225	246	246	18
横浜市	214	257	257	40
川崎市	214	257	258	51
相模原市	235	268	268	68
新潟市	236	267	267	63
長岡市	237	267	267	63
富山市	226	247	247	27
金沢市	221	252	252	33
福井市	219	246	246	18
甲府市	226	252	252	33
長野市	204	242	247	27
松本市	204	214	214	1
岐阜市	224	263	263	61
静岡市	197	235	235	9
浜松市	208	257	257	40
富士市	201	234	234	8
名古屋市	214	247	247	27
豊橋市		300	257	40
津市	246	279	252	33
松阪市	214	214	215	4
大津市	236	268	268	68
京都市	204	247	247	27
大阪市	208	244	244	17
堺市	213	257	257	40
枚方市	224	267	267	63
東大阪市	213	257	267	63
神戸市	213	246	246	18
姫路市	203	236	236	11
西宮市	192	235	246	18
伊丹市	192	214	214	1
奈良市	213	262	262	57
和歌山市	204	242	242	15
鳥取市	241	279	279	76
松江市	215	248	248	32
岡山市	225	257	257	40
広島市	225	257	262	57
福山市	225	257	257	40
山口市	219	252	252	33
宇部市	213	235	235	9
徳島市	230	268	268	68
高松市	230	268	268	68
松山市	203	257	257	40
今治市	213	258	258	51
高知市	203	246	246	18
福岡市	225	258	258	51
北九州市	219	263	263	61
佐賀市	214	252	252	33
長崎市	225	253	253	39
佐世保市	213	267	267	63
熊本市	225	258	258	51
大分市	219	241	241	12
宮崎市	220	290	290	79
鹿児島市	237	280	280	78
那覇市	214	258	252	33

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。