果汁入り飲料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における果汁入り飲料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より18.2ポイント上昇し133.8。前月との比較では0.5ポイント低下。下がったのは3ケ月連続。

最大値・・・134.7(2025年4月)
最小値・・・97.2(2021年12月)
平均値・・・108.3
標準偏差・・11.54

2025年7月日本地図でみる都道府県別の果汁入り飲料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･1,500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の果汁入り飲料の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と果汁入り飲料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の果汁入り飲料の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の果汁入り飲料の値段・価格[単位:1本･1,500mL]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は252円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.3%。果汁入り飲料の変動係数をその他の品目と比較したところ、果汁入り飲料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

果汁入り飲料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は4。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は73となりました。
79都市の中で果汁入り飲料の値段が最も安い都市のランキング第1位は213円[単位:1本･1,500mL]の旭川市。同様に、果汁入り飲料の値段が最も高い都市は290円の宮崎市、次いで280円の鹿児島市、279円の八戸市の順です。また、最も高い宮崎市と最も安い旭川市との価格差は77円となっています。

果汁入り飲料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･1,500mL、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	224	257	257	38
函館市	224	257	257	38
旭川市	224	246	213	1
青森市	219	246	246	19
盛岡市	214	258	258	49
仙台市	219	241	241	14
八戸市	247	279	279	75
秋田市	236	268	269	74
山形市	219	262	262	56
福島市	208	224	224	6
郡山市	225	258	258	49
水戸市	214	262	262	56
日立市	193	225	225	7
宇都宮市	203	241	225	7
小山市	213	257	257	38
前橋市	214	246	246	19
さいたま市	224	268	268	67
熊谷市	232	247	247	27
川口市	192	225	225	7
所沢市	213	246	246	19
千葉市	197	268	268	67
浦安市	224	257	257	38
東京都区部	214	242	242	16
八王子市	213	268	268	67
立川市	193	214	214	2
府中市	225	246	246	19
横浜市	214	257	257	38
川崎市	214	258	258	49
相模原市	235	268	268	67
新潟市	236	267	267	62
長岡市	237	267	267	62
富山市	226	247	247	27
金沢市	214	252	252	33
福井市	219	246	246	19
甲府市	231	252	252	33
長野市	215	247	247	27
松本市	204	214	214	2
岐阜市	224	263	263	60
静岡市	197	235	235	11
浜松市	208	257	257	38
富士市	201	234	234	10
名古屋市	204	247	247	27
豊橋市		257	257	38
津市	246	252	279	75
松阪市	214	215	215	5
大津市	236	268	268	67
京都市	209	247	247	27
大阪市	207	244	245	18
堺市	208	257	257	38
枚方市	224	267	267	62
東大阪市	213	267	267	62
神戸市	203	246	246	19
姫路市	203	236	236	13
西宮市	192	246	246	19
伊丹市	192	214	214	2
奈良市	213	262	262	56
和歌山市	209	242	242	16
鳥取市	241	279	279	75
松江市	215	248	248	32
岡山市	225	257	257	38
広島市	225	262	262	56
福山市	225	257	257	38
山口市	219	252	252	33
宇部市	213	235	235	11
徳島市	230	268	268	67
高松市	230	268	268	67
松山市	209	257	257	38
今治市	213	258	258	49
高知市	208	246	246	19
福岡市	225	258	258	49
北九州市	219	263	263	60
佐賀市	214	252	252	33
長崎市	225	253	253	37
佐世保市	213	267	267	62
熊本市	225	258	258	49
大分市	219	241	241	14
宮崎市	220	290	290	79
鹿児島市	237	280	280	78
那覇市	214	252	258	49

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。