紅茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における紅茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より8.6ポイント上昇し121.3。前月との比較では0.4ポイント低下。下がったのは3ケ月連続。

最大値・・・124.8(2023年11月)
最小値・・・95.5(2020年12月)
平均値・・・105.9
標準偏差・・7.56

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の紅茶の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の紅茶の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の紅茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10袋]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の紅茶の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と紅茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の紅茶の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の紅茶の値段・価格[単位:10袋]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は118円。標準偏差は9円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.6%。紅茶の変動係数をその他の品目と比較したところ、紅茶は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

紅茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は20。同様に、下落した都市の数は23、変化のない都市の数は38となりました。
81都市の中で紅茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は95円[単位:10袋]のさいたま市。同様に、紅茶の値段が最も高い都市は141円の那覇市、次いで137円の佐世保市、129円の川口市の順です。また、最も高い那覇市と最も安いさいたま市との価格差は46円となっています。

紅茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10袋、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	107	124	124	60
函館市	107	124	124	60
旭川市	107	124	124	60
青森市	97	107	118	32
盛岡市	107	124	124	60
仙台市	109	120	115	26
八戸市	97	97	107	9
秋田市	96	113	118	32
山形市	109	133	105	8
福島市	118	109	118	32
郡山市	82	120	120	42
水戸市	116	132	123	54
日立市	120	124	124	60
宇都宮市	114	114	120	42
小山市	123	107	123	54
前橋市	116	120	120	42
さいたま市	115	103	95	1
熊谷市	97	97	97	2
川口市	129	129	129	74
所沢市	112	128	128	71
千葉市	115	126	115	26
佐倉市	89	103	103	4
浦安市	107	128	128	71
東京都区部	113	117	117	31
八王子市	116	124	124	60
立川市	93	120	120	42
府中市	98	114	108	13
横浜市	110	120	118	32
川崎市	106	126	126	70
相模原市	116	118	118	32
横須賀市	112	120	120	42
新潟市	97	107	112	18
長岡市	98	120	120	42
富山市	107	125	125	67
金沢市	105	115	118	32
福井市	121	107	125	67
甲府市	120	112	116	29
長野市	103	118	108	13
松本市	108	125	120	42
岐阜市	111	107	125	67
静岡市	111	124	129	74
浜松市	113	120	103	4
富士市	122	120	120	42
名古屋市	100	107	109	15
岡崎市	112	123	107	9
津市	115	115	110	16
松阪市	112	86	112	18
大津市	109	124	124	60
京都市	107	123	123	54
大阪市	110	118	120	42
堺市	116	123	123	54
枚方市	116	128	115	26
東大阪市	107	129	129	74
神戸市	122	128	128	71
姫路市	107	128	107	9
西宮市	123	116	129	74
伊丹市	103	124	111	17
奈良市	105	114	112	18
和歌山市	114	126	118	32
鳥取市	107	128	107	9
松江市	107	123	129	74
岡山市	120	128	113	22
広島市	107	113	123	54
福山市	107	120	120	42
山口市	117	116	116	29
宇部市	107	120	120	42
徳島市	96	124	118	32
高松市	97	97	97	2
松山市	107	110	123	54
今治市	107	120	118	32
高知市	107	124	113	22
福岡市	112	112	112	18
北九州市	110	114	114	24
佐賀市	104	126	104	6
長崎市	107	120	120	42
佐世保市	128	137	137	80
熊本市	112	112	118	32
大分市	107	114	114	24
宮崎市	129	129	129	74
鹿児島市	112	104	104	6
那覇市	111	141	141	81

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。