紅茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における紅茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.0ポイント低下し118.7。前月との比較では1.6ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・124.8(2023年11月)
最小値・・・95.5(2020年12月)
平均値・・・108.6
標準偏差・・8.96

下表は地域別(都市別)の紅茶の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の紅茶の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の紅茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10袋]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の紅茶の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と紅茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の紅茶の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の紅茶の値段・価格[単位:10袋]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は115円。標準偏差は9円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.8%。紅茶の変動係数をその他の品目と比較したところ、紅茶は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

紅茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は11。同様に、下落した都市の数は14、変化のない都市の数は54となりました。
79都市の中で紅茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は94円[単位:10袋]の松阪市。同様に、紅茶の値段が最も高い都市は134円の松江市、次いで131円の松山市、129円の川口市の順です。また、最も高い松江市と最も安い松阪市との価格差は40円となっています。

紅茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10袋、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	124	111	111	26
函館市	124	124	124	63
旭川市	124	124	124	63
青森市	118	118	118	45
盛岡市	124	107	107	10
仙台市	115	122	122	58
八戸市	107	107	107	10
秋田市	118	110	110	25
山形市	105	107	107	10
福島市	118	115	115	36
郡山市	120	108	108	21
水戸市	123	91	105	9
日立市	124	124	124	63
宇都宮市	120	120	120	49
小山市	123	107	107	10
前橋市	120	111	111	26
さいたま市	95	113	113	34
熊谷市	97	97	97	4
川口市	129	129	129	74
所沢市	128	128	128	71
千葉市	115	126	126	69
浦安市	128	107	107	10
東京都区部	117	120	116	42
八王子市	124	111	99	5
立川市	120	108	108	21
府中市	108	107	123	61
横浜市	118	99	107	10
川崎市	126	113	107	10
相模原市	118	118	111	26
新潟市	112	129	129	74
長岡市	120	120	120	49
富山市	125	111	111	26
金沢市	118	107	115	36
福井市	125	118	111	26
甲府市	116	113	120	49
長野市	108	108	108	21
松本市	120	120	120	49
岐阜市	125	111	100	6
静岡市	129	129	118	45
浜松市	103	117	117	43
富士市	120	120	108	21
名古屋市	109	107	96	2
豊橋市		107	96	2
津市	110	107	101	7
松阪市	112	120	94	1
大津市	124	124	124	63
京都市	123	118	124	63
大阪市	120	121	121	56
堺市	123	122	122	58
枚方市	115	115	128	71
東大阪市	129	117	129	74
神戸市	128	122	122	58
姫路市	107	120	120	49
西宮市	129	115	115	36
伊丹市	111	111	111	26
奈良市	112	107	107	10
和歌山市	118	109	111	26
鳥取市	107	118	107	10
松江市	129	118	134	79
岡山市	113	115	115	36
広島市	123	123	123	61
福山市	120	115	115	36
山口市	116	113	126	69
宇部市	120	120	120	49
徳島市	118	111	111	26
高松市	97	107	107	10
松山市	123	131	131	78
今治市	118	120	120	49
高知市	113	117	117	43
福岡市	112	121	121	56
北九州市	114	114	114	35
佐賀市	104	120	119	48
長崎市	120	124	124	63
佐世保市	137	103	103	8
熊本市	118	118	118	45
大分市	114	107	107	10
宮崎市	129	129	129	74
鹿児島市	104	115	115	36
那覇市	141	128	128	71

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。