紅茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年6月における紅茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.3ポイント上昇し121.3。前月との比較では0.9ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・124.8(2023年11月)
最小値・・・95.5(2020年12月)
平均値・・・112.4
標準偏差・・8.87

2025年6月日本地図でみる都道府県別の紅茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10袋]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の紅茶の表のから2025年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と紅茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の紅茶の値段・価格と2025年6月の安値ランキング

2025年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の紅茶の値段・価格[単位:10袋]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は119円。標準偏差は8円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.7%。紅茶の変動係数をその他の品目と比較したところ、紅茶は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

紅茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は7。同様に、下落した都市の数は12、変化のない都市の数は60となりました。
79都市の中で紅茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は94円[単位:10袋]の松阪市、次いで97円の八戸市、101円の青森市の順です。同様に、紅茶の値段が最も高い都市は137円の岡山市。また、最も高い岡山市と最も安い松阪市との価格差は43円となっています。

紅茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年6月 2025年5月 2025年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10袋、順位]

都市名	2024年6月	2025年5月	2025年6月	ランキング (安値順)
札幌市	118	124	124	50
函館市	124	124	124	50
旭川市	111	124	124	50
青森市	101	107	101	3
盛岡市	114	120	120	35
仙台市	122	122	122	45
八戸市	107	107	97	2
秋田市	110	118	118	30
山形市	114	120	120	35
福島市	120	120	120	35
郡山市	108	120	112	11
水戸市	123	117	117	28
日立市	124	124	124	50
宇都宮市	120	127	127	69
小山市	123	107	107	5
前橋市	111	124	124	50
さいたま市	113	126	126	66
熊谷市	124	124	124	50
川口市	129	129	129	74
所沢市	128	128	128	71
千葉市	122	115	115	22
浦安市	120	120	120	35
東京都区部	113	125	123	46
八王子市	111	124	124	50
立川市	120	120	112	11
府中市	107	107	107	5
横浜市	114	106	114	20
川崎市	112	127	118	30
相模原市	118	124	124	50
新潟市	101	107	107	5
長岡市	120	120	120	35
富山市	111	125	125	61
金沢市	102	107	115	22
福井市	125	125	125	61
甲府市	113	127	127	69
長野市	104	121	123	46
松本市	120	120	125	61
岐阜市	100	125	112	11
静岡市	112	118	118	30
浜松市	124	116	116	26
富士市	120	120	112	11
名古屋市	102	120	107	5
豊橋市		118	118	30
津市	115	112	112	11
松阪市	94	120	94	1
大津市	124	124	124	50
京都市	108	113	113	19
大阪市	126	125	123	46
堺市	128	115	115	22
枚方市	128	128	128	71
東大阪市	96	107	107	5
神戸市	122	117	117	28
姫路市	122	120	120	35
西宮市	121	129	129	74
伊丹市	124	124	125	61
奈良市	114	116	116	26
和歌山市	118	125	125	61
鳥取市	120	120	120	35
松江市	118	123	123	46
岡山市	128	128	137	78
広島市	123	112	112	11
福山市	108	129	129	74
山口市	122	126	126	66
宇部市	120	120	120	35
徳島市	117	124	124	50
高松市	102	107	107	5
松山市	115	112	112	11
今治市	120	120	120	35
高知市	120	131	131	77
福岡市	102	110	126	66
北九州市	114	114	114	20
佐賀市	112	112	112	11
長崎市	120	124	124	50
佐世保市	123	137	137	78
熊本市	115	118	118	30
大分市	114	120	120	35
宮崎市	115	115	115	22
鹿児島市	101	101	101	3
那覇市	128	133	128	71

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。