紅茶の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における紅茶の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.8ポイント上昇し124.0。前月との比較では2.7ポイント上昇。上がったのは3ケ月ぶり。

最大値・・・124.8(2023年11月)
最小値・・・95.5(2020年12月)
平均値・・・112.6
標準偏差・・8.91

2025年7月日本地図でみる都道府県別の紅茶の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/10袋]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の紅茶の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と紅茶の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の紅茶の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の紅茶の値段・価格[単位:10袋]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は121円。標準偏差は7円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.8%。紅茶の変動係数をその他の品目と比較したところ、紅茶は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

紅茶の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は7、変化のない都市の数は49となりました。
79都市の中で紅茶の値段が最も安い都市のランキング第1位は101円[単位:10袋]の鹿児島市、次いで103円の佐世保市、106円の横浜市の順です。同様に、紅茶の値段が最も高い都市は137円の岡山市、次いで135円の高知市、134円の松江市の順です。また、最も高い岡山市と最も安い鹿児島市との価格差は36円となっています。

紅茶の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/10袋、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	124	124	124	39
函館市	124	124	124	39
旭川市	124	124	124	39
青森市	112	101	118	20
盛岡市	120	120	116	14
仙台市	122	122	117	18
八戸市	107	97	107	4
秋田市	110	118	118	20
山形市	114	120	116	14
福島市	120	120	120	24
郡山市	99	112	120	24
水戸市	123	117	117	18
日立市	124	124	124	39
宇都宮市	127	127	127	64
小山市	107	107	107	4
前橋市	118	124	124	39
さいたま市	126	126	126	58
熊谷市	124	124	124	39
川口市	129	129	129	72
所沢市	128	128	128	66
千葉市	122	115	126	58
浦安市	120	120	120	24
東京都区部	118	123	125	51
八王子市	111	124	124	39
立川市	112	112	120	24
府中市	123	107	107	4
横浜市	106	114	106	3
川崎市	126	118	122	35
相模原市	118	124	124	39
新潟市	118	107	107	4
長岡市	120	120	120	24
富山市	125	125	125	51
金沢市	110	115	107	4
福井市	125	125	125	51
甲府市	120	127	127	64
長野市	110	123	123	36
松本市	108	125	125	51
岐阜市	125	112	125	51
静岡市	129	118	129	72
浜松市	124	116	116	14
富士市	112	112	120	24
名古屋市	120	107	120	24
豊橋市		118	118	20
津市	115	112	107	4
松阪市	120	94	120	24
大津市	124	124	124	39
京都市	124	113	124	39
大阪市	125	123	126	58
堺市	128	115	126	58
枚方市	128	128	128	66
東大阪市	129	107	129	72
神戸市	122	117	128	66
姫路市	122	120	120	24
西宮市	129	129	129	72
伊丹市	124	125	125	51
奈良市	114	116	116	14
和歌山市	118	125	125	51
鳥取市	120	120	120	24
松江市	134	123	134	77
岡山市	128	137	137	79
広島市	123	112	123	36
福山市	108	129	129	72
山口市	122	126	126	58
宇部市	120	120	128	66
徳島市	117	124	124	39
高松市	102	107	107	4
松山市	123	112	123	36
今治市	120	120	128	66
高知市	120	131	135	78
福岡市	102	126	126	58
北九州市	114	114	114	12
佐賀市	112	112	112	11
長崎市	120	124	124	39
佐世保市	123	137	103	2
熊本市	102	118	118	20
大分市	127	120	120	24
宮崎市	115	115	115	13
鹿児島市	101	101	101	1
那覇市	128	128	128	66

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。