コロッケの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年6月におけるコロッケの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.4ポイント上昇し123.2。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・123.2(2024年6月)
最小値・・・98.3(2017年1月)
平均値・・・105
標準偏差・・8.61

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のコロッケの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のコロッケの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年6月日本地図でみる都道府県別のコロッケの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコロッケの表のから2024年6月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコロッケの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコロッケの値段・価格と2024年6月の安値ランキング

2024年6月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコロッケの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は119円。標準偏差は15円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.6%。コロッケの変動係数をその他の品目と比較した結果、コロッケの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

コロッケの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は33。同様に、下落した都市の数は28、変化のない都市の数は20となりました。
81都市の中でコロッケの値段が最も安い都市のランキング第1位は62円[単位:100g]の長岡市、次いで79円の岐阜市、83円の長野市の順です。同様に、コロッケの値段が最も高い都市は145円の府中市。また、最も高い府中市と最も安い長岡市との価格差は83円となっています。

コロッケの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年6月 2024年5月 2024年6月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年6月	2024年5月	2024年6月	ランキング (安値順)
札幌市	123	122	123	43
函館市	120	125	125	46
旭川市	100	103	103	11
青森市	127	112	113	24
盛岡市	100	105	100	9
仙台市	120	115	116	29
八戸市	109	105	108	18
秋田市	127	128	128	56
山形市	141	137	140	77
福島市	146	133	135	70
郡山市	124	114	115	27
水戸市	125	122	124	44
日立市	113	113	112	22
宇都宮市	130	129	136	72
小山市	116	113	139	76
前橋市	124	122	120	35
さいたま市	124	126	122	42
熊谷市	128	136	135	70
川口市	124	127	126	51
所沢市	130	125	125	46
千葉市	125	129	127	53
佐倉市	110	107	108	18
浦安市	121	128	129	60
東京都区部	138	137	137	73
八王子市	148	143	143	79
立川市	115	128	129	60
府中市	145	145	145	81
横浜市	135	137	137	73
川崎市	139	128	127	53
相模原市	152	137	140	77
横須賀市	124	130	130	63
新潟市	93	98	97	6
長岡市	62	60	62	1
富山市	126	129	125	46
金沢市	117	127	124	44
福井市	128	123	121	39
甲府市	125	130	130	63
長野市	83	82	83	3
松本市	96	92	92	5
岐阜市	79	79	79	2
静岡市	121	120	120	35
浜松市	114	121	112	22
富士市	108	109	107	15
名古屋市	113	117	114	25
岡崎市	134	125	129	60
津市	118	128	127	53
松阪市	114	114	114	25
大津市	124	130	128	56
京都市	116	121	120	35
大阪市	120	128	130	63
堺市	119	118	125	46
枚方市	112	118	117	31
東大阪市	123	122	117	31
神戸市	130	137	133	69
姫路市	100	102	103	11
西宮市	130	129	130	63
伊丹市	109	118	118	34
奈良市	101	102	101	10
和歌山市	98	104	105	13
鳥取市	115	117	120	35
松江市	128	126	126	51
岡山市	117	130	130	63
広島市	111	113	116	29
福山市	114	98	99	8
山口市	110	124	121	39
宇部市	113	105	108	18
徳島市	105	108	107	15
高松市	143	142	143	79
松山市	127	130	128	56
今治市	81	89	90	4
高知市	114	115	117	31
福岡市	132	133	137	73
北九州市	136	126	128	56
佐賀市	114	119	121	39
長崎市	130	130	130	63
佐世保市	106	98	97	6
熊本市	119	125	125	46
大分市	110	105	115	27
宮崎市	105	107	105	13
鹿児島市	101	122	107	15
那覇市	102	111	111	21

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。