コロッケの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月におけるコロッケの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より6.8ポイント上昇し131.7。前月との比較では1.6ポイント上昇。上がったのは16ケ月連続。

最大値・・・131.7(2025年11月)
最小値・・・99(2021年3月)
平均値・・・113
標準偏差・・11.44

下表は地域別(都市別)のコロッケの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のコロッケの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年11月日本地図でみる都道府県別のコロッケの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコロッケの表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコロッケの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコロッケの値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコロッケの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は127円。標準偏差は17円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.4%。コロッケの変動係数をその他の品目と比較した結果、コロッケの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

コロッケの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は37。同様に、下落した都市の数は24、変化のない都市の数は18となりました。
79都市の中でコロッケの値段が最も安い都市のランキング第1位は62円[単位:100g]の長岡市、次いで77円の岐阜市、89円の長野市の順です。同様に、コロッケの値段が最も高い都市は170円の府中市、次いで157円の西宮市、151円の熊本市の順です。また、最も高い府中市と最も安い長岡市との価格差は108円となっています。

コロッケの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	116	138	124	32
函館市	125	122	122	22
旭川市	113	106	106	6
青森市	108	121	122	22
盛岡市	113	116	116	15
仙台市	120	122	122	22
八戸市	136	137	140	64
秋田市	124	139	136	54
山形市	140	140	137	58
福島市	141	144	145	71
郡山市	123	110	110	10
水戸市	134	150	149	75
日立市	125	118	119	20
宇都宮市	143	135	136	54
小山市	127	130	130	43
前橋市	120	123	123	25
さいたま市	123	130	130	43
熊谷市	136	142	141	65
川口市	131	124	139	62
所沢市	124	129	119	20
千葉市	126	129	123	25
浦安市	130	124	123	25
東京都区部	128	130	131	47
八王子市	143	136	137	58
立川市	122	139	149	75
府中市	157	166	170	79
横浜市	142	136	136	54
川崎市	128	138	136	54
相模原市	144	151	147	74
新潟市	94	94	96	4
長岡市	59	59	62	1
富山市	121	114	130	43
金沢市	129	132	137	58
福井市	117	125	123	25
甲府市	130	132	132	49
長野市	80	89	89	3
松本市	85	123	124	32
岐阜市	85	81	77	2
静岡市	122	125	128	39
浜松市	115	124	125	37
富士市	110	112	114	11
名古屋市	114	122	123	25
豊橋市		97	106	6
津市	127	145	141	65
松阪市	113	125	123	25
大津市	138	146	146	72
京都市	114	130	128	39
大阪市	132	145	146	72
堺市	148	140	134	51
枚方市	115	118	117	16
東大阪市	122	150	142	69
神戸市	137	139	142	69
姫路市	100	105	106	6
西宮市	142	150	157	78
伊丹市	121	117	117	16
奈良市	109	107	105	5
和歌山市	106	109	114	11
鳥取市	121	129	129	42
松江市	126	136	138	61
岡山市	117	124	124	32
広島市	115	129	130	43
福山市	103	124	118	19
山口市	119	126	124	32
宇部市	121	132	132	49
徳島市	109	113	114	11
高松市	152	132	141	65
松山市	127	139	139	62
今治市	92	102	123	25
高知市	114	121	124	32
福岡市	142	140	141	65
北九州市	119	129	135	52
佐賀市	121	130	128	39
長崎市	121	131	131	47
佐世保市	98	106	108	9
熊本市	127	134	151	77
大分市	109	116	135	52
宮崎市	113	140	115	14
鹿児島市	120	124	126	38
那覇市	107	119	117	16

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。