コロッケの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年9月におけるコロッケの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.3ポイント上昇し123.7。前月との比較では0.3ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・123.7(2024年9月)
最小値・・・99(2021年3月)
平均値・・・106.6
標準偏差・・9.3

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のコロッケの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のコロッケの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年9月日本地図でみる都道府県別のコロッケの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコロッケの表のから2024年9月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコロッケの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコロッケの値段・価格と2024年9月の安値ランキング

2024年9月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコロッケの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は120円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.3%。コロッケの変動係数をその他の品目と比較した結果、コロッケの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

コロッケの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は39。同様に、下落した都市の数は20、変化のない都市の数は22となりました。
81都市の中でコロッケの値段が最も安い都市のランキング第1位は58円[単位:100g]の長岡市、次いで76円の岐阜市、82円の長野市の順です。同様に、コロッケの値段が最も高い都市は146円の府中市。また、最も高い府中市と最も安い長岡市との価格差は88円となっています。

コロッケの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年9月 2024年8月 2024年9月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年9月	2024年8月	2024年9月	ランキング (安値順)
札幌市	119	123	120	36
函館市	116	125	125	48
旭川市	106	104	106	13
青森市	125	112	113	21
盛岡市	98	104	109	18
仙台市	123	116	120	36
八戸市	139	134	139	74
秋田市	126	127	127	54
山形市	141	140	140	75
福島市	145	131	135	68
郡山市	127	118	119	33
水戸市	128	133	133	66
日立市	113	111	111	20
宇都宮市	119	134	133	66
小山市	117	139	120	36
前橋市	122	121	116	26
さいたま市	120	124	124	45
熊谷市	141	136	136	71
川口市	125	127	127	54
所沢市	129	124	122	42
千葉市	125	125	124	45
佐倉市	106	108	105	11
浦安市	120	126	121	40
東京都区部	140	135	131	62
八王子市	150	143	143	79
立川市	113	129	131	62
府中市	145	146	146	80
横浜市	137	139	142	77
川崎市	144	127	127	54
相模原市	152	143	141	76
横須賀市	125	128	131	62
新潟市	94	92	98	6
長岡市	86	61	58	1
富山市	122	117	129	59
金沢市	119	127	124	45
福井市	131	118	122	42
甲府市	128	130	130	60
長野市	84	80	82	3
松本市	94	84	85	4
岐阜市	78	79	76	2
静岡市	124	121	121	40
浜松市	115	109	113	21
富士市	109	107	108	15
名古屋市	112	114	115	24
岡崎市	120	125	130	60
津市	120	128	127	54
松阪市	114	115	117	27
大津市	124	134	135	68
京都市	115	118	119	33
大阪市	127	130	132	65
堺市	120	144	146	80
枚方市	111	115	115	24
東大阪市	126	123	125	48
神戸市	137	137	135	68
姫路市	100	102	103	8
西宮市	133	140	137	72
伊丹市	118	118	118	31
奈良市	100	103	104	10
和歌山市	99	106	106	13
鳥取市	117	116	117	27
松江市	129	126	126	52
岡山市	119	117	117	27
広島市	116	117	118	31
福山市	109	99	103	8
山口市	126	118	119	33
宇部市	115	126	110	19
徳島市	104	108	108	15
高松市	149	144	142	77
松山市	128	127	127	54
今治市	82	89	91	5
高知市	117	115	117	27
福岡市	134	135	138	73
北九州市	138	131	126	52
佐賀市	120	120	123	44
長崎市	130	118	120	36
佐世保市	106	96	98	6
熊本市	122	125	125	48
大分市	103	107	105	11
宮崎市	107	113	113	21
鹿児島市	95	91	125	48
那覇市	102	107	108	15

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。