コロッケの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月におけるコロッケの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.8ポイント上昇し125.6。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは6ケ月連続。

最大値・・・125.6(2025年1月)
最小値・・・99(2021年3月)
平均値・・・107.4
標準偏差・・9.88

下表は地域別(都市別)のコロッケの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市のコロッケの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別のコロッケの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコロッケの表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコロッケの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコロッケの値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコロッケの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は121円。標準偏差は17円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は14%。コロッケの変動係数をその他の品目と比較した結果、コロッケの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

コロッケの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は38。同様に、下落した都市の数は29、変化のない都市の数は12となりました。
79都市の中でコロッケの値段が最も安い都市のランキング第1位は59円[単位:100g]の長岡市、次いで84円の長野市、86円の岐阜市の順です。同様に、コロッケの値段が最も高い都市は176円の府中市、次いで160円の高松市、157円の相模原市の順です。また、最も高い府中市と最も安い長岡市との価格差は117円となっています。

コロッケの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	119	118	125	47
函館市	125	124	124	45
旭川市	103	106	103	9
青森市	118	109	107	13
盛岡市	98	114	116	27
仙台市	117	114	119	31
八戸市	100	138	141	73
秋田市	126	125	121	37
山形市	144	140	140	70
福島市	139	143	145	75
郡山市	124	108	111	18
水戸市	131	137	132	59
日立市	113	114	111	18
宇都宮市	135	143	136	68
小山市	120	127	130	54
前橋市	122	121	123	42
さいたま市	119	126	132	59
熊谷市	135	136	135	66
川口市	126	131	131	58
所沢市	128	121	121	37
千葉市	125	127	132	59
浦安市	125	118	119	31
東京都区部	141	130	130	54
八王子市	150	130	130	54
立川市	127	137	134	64
府中市	145	167	176	79
横浜市	136	134	140	70
川崎市	133	128	128	51
相模原市	151	146	157	77
新潟市	104	91	90	4
長岡市	61	58	59	1
富山市	129	123	124	45
金沢市	124	126	133	62
福井市	115	122	123	42
甲府市	130	130	130	54
長野市	80	84	84	2
松本市	89	96	96	5
岐阜市	79	83	86	3
静岡市	129	122	134	64
浜松市	113	114	116	27
富士市	106	111	113	23
名古屋市	114	114	113	23
豊橋市		108	112	21
津市	126	127	125	47
松阪市	114	113	112	21
大津市	131	139	136	68
京都市	117	116	119	31
大阪市	124	133	128	51
堺市	124	133	117	29
枚方市	114	115	119	31
東大阪市	123	122	117	29
神戸市	137	137	140	70
姫路市	100	103	101	8
西宮市	128	146	145	75
伊丹市	126	113	110	15
奈良市	101	108	110	15
和歌山市	104	105	108	14
鳥取市	122	119	119	31
松江市	126	127	128	51
岡山市	118	118	119	31
広島市	125	123	122	40
福山市	99	113	115	26
山口市	128	129	127	50
宇部市	122	127	110	15
徳島市	107	109	106	12
高松市	142	162	160	78
松山市	131	136	135	66
今治市	85	94	96	5
高知市	117	115	114	25
福岡市	136	142	141	73
北九州市	121	124	125	47
佐賀市	119	118	121	37
長崎市	130	122	122	40
佐世保市	107	96	100	7
熊本市	126	128	133	62
大分市	108	112	105	10
宮崎市	112	106	105	10
鹿児島市	99	120	123	42
那覇市	101	107	111	18

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。