落花生の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年1月における落花生の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.4ポイント上昇し122.7。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは4ケ月連続。

最大値・・・122.7(2025年1月)
最小値・・・98.6(2018年10月)
平均値・・・105.2
標準偏差・・8.21

下表は地域別(都市別)の落花生の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都市の落花生の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2025年2月日本地図でみる都道府県別の落花生の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の落花生の表のから2025年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と落花生の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の落花生の値段・価格と2025年2月の安値ランキング

2025年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の落花生の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は176円。標準偏差は31円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.6%。落花生の変動係数をその他の品目と比較すると、落花生は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

落花生の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は19。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は51となりました。
79都市の中で落花生の値段が最も安い都市のランキング第1位は115円[単位:100g]の高知市、次いで123円の西宮市、125円の神戸市の順です。同様に、落花生の値段が最も高い都市は252円の松江市、次いで245円の大分市、239円の佐世保市の順です。また、最も高い松江市と最も安い高知市との価格差は137円となっています。

落花生の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年2月 2025年1月 2025年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年2月	2025年1月	2025年2月	ランキング (安値順)
札幌市	121	125	127	4
函館市	183	175	175	41
旭川市	158	156	158	24
青森市	192	189	208	66
盛岡市	119	128	130	5
仙台市	182	186	186	51
八戸市	193	205	205	61
秋田市	164	165	134	9
山形市	167	173	173	39
福島市	189	199	199	59
郡山市	202	207	207	64
水戸市	210	223	223	73
日立市	168	193	193	57
宇都宮市	183	181	181	47
小山市	177	211	211	67
前橋市	128	130	130	5
さいたま市	152	155	158	24
熊谷市	164	164	164	30
川口市	166	172	153	18
所沢市	164	166	166	31
千葉市	166	169	170	38
浦安市	187	191	191	56
東京都区部	158	155	154	20
八王子市	202	215	215	70
立川市	151	151	154	20
府中市	138	153	153	18
横浜市	165	166	168	36
川崎市	153	155	155	22
相模原市	204	215	215	70
新潟市	130	141	141	12
長岡市	125	135	135	11
富山市	163	186	186	51
金沢市	186	159	175	41
福井市	177	178	189	54
甲府市	111	131	131	7
長野市	167	167	167	33
松本市	176	167	167	33
岐阜市	156	156	156	23
静岡市	199	205	205	61
浜松市	144	151	151	17
富士市	168	173	173	39
名古屋市	170	176	179	43
豊橋市		203	207	64
津市	203	203	206	63
松阪市	153	153	158	24
大津市	175	233	227	74
京都市	171	184	184	49
大阪市	154	160	160	27
堺市	174	168	168	36
枚方市	211	223	227	74
東大阪市	185	185	189	54
神戸市	126	131	125	3
姫路市	127	146	146	14
西宮市	127	126	123	2
伊丹市	153	173	186	51
奈良市	143	148	148	15
和歌山市	162	166	166	31
鳥取市	135	142	142	13
松江市	252	252	252	79
岡山市	224	222	220	72
広島市	160	163	163	29
福山市	182	213	213	68
山口市	156	179	179	43
宇部市	218	222	228	76
徳島市	135	149	149	16
高松市	214	214	214	69
松山市	188	185	185	50
今治市	131	190	179	43
高知市	112	115	115	1
福岡市	200	200	200	60
北九州市	155	162	162	28
佐賀市	167	179	179	43
長崎市	128	131	131	7
佐世保市	154	239	239	77
熊本市	125	134	134	9
大分市	245	245	245	78
宮崎市	184	196	197	58
鹿児島市	158	167	167	33
那覇市	145	189	183	48

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。