落花生の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年7月における落花生の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より4.9ポイント上昇し120.3。前月との比較では0.2ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・120.3(2024年7月)
最小値・・・98.6(2018年10月)
平均値・・・103.3
標準偏差・・6.84

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の落花生の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の落花生の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年7月日本地図でみる都道府県別の落花生の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の落花生の表のから2024年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と落花生の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の落花生の値段・価格と2024年7月の安値ランキング

2024年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の落花生の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は171円。標準偏差は30円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.5%。落花生の変動係数をその他の品目と比較すると、落花生は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

落花生の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は23。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は47となりました。
81都市の中で落花生の値段が最も安い都市のランキング第1位は111円[単位:100g]の甲府市、次いで115円の高知市、121円の札幌市の順です。同様に、落花生の値段が最も高い都市は252円の松江市、次いで240円の大分市、234円の佐世保市の順です。また、最も高い松江市と最も安い甲府市との価格差は141円となっています。

落花生の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年7月 2024年6月 2024年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年7月	2024年6月	2024年7月	ランキング (安値順)
札幌市	128	120	121	3
函館市	162	183	183	59
旭川市	156	150	158	30
青森市	196	180	158	30
盛岡市	118	120	121	3
仙台市	162	182	182	55
八戸市	177	199	205	67
秋田市	140	165	165	37
山形市	161	167	167	40
福島市	156	189	189	62
郡山市	192	200	200	64
水戸市	199	212	212	73
日立市	161	168	168	44
宇都宮市	178	181	175	51
小山市	160	208	208	68
前橋市	125	128	128	6
さいたま市	145	154	154	24
熊谷市	150	164	164	34
川口市	137	169	167	40
所沢市	161	164	164	34
千葉市	180	167	167	40
佐倉市	140	157	157	29
浦安市	176	187	187	61
東京都区部	157	158	154	24
八王子市	193	209	209	69
立川市	148	151	150	15
府中市	155	153	153	17
横浜市	153	164	165	37
川崎市	136	153	153	17
相模原市	188	209	209	69
横須賀市	150	151	153	17
新潟市	128	133	133	11
長岡市	119	125	130	8
富山市	149	163	171	49
金沢市	190	177	153	17
福井市	151	170	175	51
甲府市	111	111	111	1
長野市	167	167	167	40
松本市	172	176	176	53
岐阜市	149	149	156	28
静岡市	196	201	201	65
浜松市	137	147	152	16
富士市	170	180	170	46
名古屋市	158	167	170	46
岡崎市	153	145	153	17
津市	184	203	203	66
松阪市	139	149	153	17
大津市	149	226	226	78
京都市	162	177	180	54
大阪市	154	155	155	27
堺市	169	174	174	50
枚方市	192	211	211	71
東大阪市	179	185	185	60
神戸市	127	128	128	6
姫路市	158	131	131	9
西宮市	140	127	127	5
伊丹市	178	153	153	17
奈良市	135	145	145	14
和歌山市	160	164	164	34
鳥取市	118	135	135	13
松江市	252	252	252	81
岡山市	224	214	224	77
広島市	148	159	161	32
福山市	175	211	211	71
山口市	151	160	169	45
宇部市	202	218	218	76
徳島市	129	154	154	24
高松市	194	214	214	74
松山市	133	217	217	75
今治市	158	179	182	55
高知市	111	112	115	2
福岡市	151	200	194	63
北九州市	153	157	162	33
佐賀市	138	164	170	46
長崎市	143	138	131	9
佐世保市	151	163	234	79
熊本市	122	134	134	12
大分市	245	248	240	80
宮崎市	184	193	182	55
鹿児島市	136	165	165	37
那覇市	158	182	182	55

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。