落花生の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年7月における落花生の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.5ポイント上昇し123.8。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・123.8(2025年7月)
最小値・・・99.3(2020年11月)
平均値・・・109
標準偏差・・9.35

2025年7月日本地図でみる都道府県別の落花生の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の落花生の表のから2025年7月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と落花生の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の落花生の値段・価格と2025年7月の安値ランキング

2025年7月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の落花生の値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は178円。標準偏差は33円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は18.5%。落花生の変動係数をその他の品目と比較すると、落花生は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

落花生の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は18。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は50となりました。
79都市の中で落花生の値段が最も安い都市のランキング第1位は120円[単位:100g]の高知市、次いで121円の長岡市、125円の札幌市の順です。同様に、落花生の値段が最も高い都市は252円の松江市、次いで248円の大分市、242円の佐世保市の順です。また、最も高い松江市と最も安い高知市との価格差は132円となっています。

落花生の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年7月 2025年6月 2025年7月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2024年7月	2025年6月	2025年7月	ランキング (安値順)
札幌市	121	128	125	3
函館市	183	183	184	44
旭川市	158	158	151	18
青森市	158	208	214	67
盛岡市	121	130	130	4
仙台市	182	186	186	50
八戸市	205	205	211	63
秋田市	165	130	130	4
山形市	167	173	173	39
福島市	189	199	199	57
郡山市	200	207	207	61
水戸市	212	226	226	71
日立市	168	185	195	55
宇都宮市	175	190	182	43
小山市	208	211	211	63
前橋市	128	132	132	8
さいたま市	154	158	171	36
熊谷市	164	166	166	29
川口市	167	155	153	20
所沢市	164	168	168	34
千葉市	167	171	171	36
浦安市	187	191	202	59
東京都区部	154	158	157	23
八王子市	209	212	212	65
立川市	150	154	152	19
府中市	153	153	153	20
横浜市	165	169	168	34
川崎市	153	154	154	22
相模原市	209	202	215	70
新潟市	133	139	139	12
長岡市	130	138	121	2
富山市	171	192	192	54
金沢市	153	163	163	26
福井市	175	189	186	50
甲府市	111	131	131	6
長野市	167	167	167	32
松本市	176	167	167	32
岐阜市	156	155	163	26
静岡市	201	209	209	62
浜松市	152	147	147	14
富士市	170	173	173	39
名古屋市	170	183	189	53
豊橋市		199	234	73
津市	203	214	214	67
松阪市	153	161	161	25
大津市	226	237	237	75
京都市	180	184	184	44
大阪市	155	160	160	24
堺市	174	172	172	38
枚方市	211	227	237	75
東大阪市	185	185	185	47
神戸市	128	137	137	11
姫路市	131	149	149	16
西宮市	127	131	131	6
伊丹市	153	186	186	50
奈良市	145	143	143	13
和歌山市	164	166	166	29
鳥取市	135	148	148	15
松江市	252	252	252	79
岡山市	224	240	236	74
広島市	161	167	173	39
福山市	211	209	213	66
山口市	169	179	179	42
宇部市	218	233	233	72
徳島市	154	149	149	16
高松市	214	214	214	67
松山市	217	185	185	47
今治市	182	184	184	44
高知市	115	120	120	1
福岡市	194	195	197	56
北九州市	162	162	163	26
佐賀市	170	198	200	58
長崎市	131	132	132	8
佐世保市	234	236	242	77
熊本市	134	150	134	10
大分市	240	248	248	78
宮崎市	182	194	202	59
鹿児島市	165	166	166	29
那覇市	182	185	185	47

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。