なすの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2025年11月におけるなすの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.7ポイント低下し103.9。

最大値・・・144.8(2025年1月)
最小値・・・78.7(2022年8月)
平均値・・・100
標準偏差・・12.33

2025年11月日本地図でみる都道府県別のなすの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1kg]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のなすの表のから2025年11月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名となすの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のなすの値段・価格と2025年11月の安値ランキング

2025年11月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のなすの値段・価格[単位:1kg]とランキングを見てみましょう。

79都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は748円。標準偏差は74円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は9.9%。なすの変動係数をその他の品目と比較したところ、なすは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

なすの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は43。同様に、下落した都市の数は36、変化のない都市の数は0となりました。
79都市の中でなすの値段が最も安い都市のランキング第1位は532円[単位:1kg]の福山市、次いで585円の長野市、606円の高知市の順です。同様に、なすの値段が最も高い都市は915円の大津市、次いで912円の和歌山市、909円の甲府市の順です。また、最も高い大津市と最も安い福山市との価格差は383円となっています。

なすの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2024年11月 2025年10月 2025年11月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1kg、順位]

都市名	2024年11月	2025年10月	2025年11月	ランキング (安値順)
札幌市	831	781	826	72
函館市	778	721	802	61
旭川市	752	776	781	53
青森市	636	722	716	26
盛岡市	700	590	623	8
仙台市	785	747	806	63
八戸市	667	748	712	20
秋田市	743	678	706	18
山形市	822	744	800	60
福島市	845	748	824	71
郡山市	719	656	731	29
水戸市	686	579	794	58
日立市	681	649	760	47
宇都宮市	752	602	743	35
小山市	809	706	739	32
前橋市	784	737	791	56
さいたま市	849	775	816	70
熊谷市	861	738	712	20
川口市	758	792	713	24
所沢市	828	687	752	42
千葉市	787	650	702	16
浦安市	828	705	741	33
東京都区部	807	740	790	55
八王子市	778	734	743	35
立川市	782	647	806	63
府中市	865	671	766	48
横浜市	691	763	758	46
川崎市	798	701	773	50
相模原市	732	733	753	44
新潟市	831	755	782	54
長岡市	828	829	807	66
富山市	813	818	808	67
金沢市	770	739	746	39
福井市	931	827	774	51
甲府市	1,164	1,022	909	77
長野市	687	571	585	2
松本市	780	616	675	10
岐阜市	848	816	803	62
静岡市	777	720	776	52
浜松市	774	704	680	12
富士市	740	648	750	41
名古屋市	815	746	742	34
豊橋市		681	720	27
津市	773	664	704	17
松阪市	1,011	905	902	76
大津市	740	794	915	79
京都市	704	684	712	20
大阪市	802	820	827	73
堺市	931	842	682	13
枚方市	796	745	712	20
東大阪市	793	844	793	57
神戸市	757	758	714	25
姫路市	868	901	812	68
西宮市	901	771	795	59
伊丹市	926	866	827	73
奈良市	716	699	690	15
和歌山市	949	930	912	78
鳥取市	725	894	744	38
松江市	708	731	610	4
岡山市	691	767	771	49
広島市	693	733	676	11
福山市	606	696	532	1
山口市	730	733	731	29
宇部市	619	594	617	6
徳島市	741	667	737	31
高松市	657	603	711	19
松山市	903	831	813	69
今治市	1,079	837	867	75
高知市	627	605	606	3
福岡市	838	966	752	42
北九州市	847	769	728	28
佐賀市	750	724	655	9
長崎市	757	823	689	14
佐世保市	631	684	617	6
熊本市	674	696	610	4
大分市	727	819	743	35
宮崎市	998	765	806	63
鹿児島市	690	775	748	40
那覇市	879	803	757	45

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。