干しあじの価格の推移

3. 年次指数(全国)

ダウンロード方法

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2024年における干しあじの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比3.9%増の123.8。13年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

2024年日本地図でみる都道府県別の干しあじの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の干しあじの表のから2024年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と干しあじの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の干しあじの値段・価格と2024年の安値ランキング

2024年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の干しあじの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は173円。標準偏差は20円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.6%。干しあじの変動係数をその他の品目と比較した結果、干しあじの地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注4)。

干しあじの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は36。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は0となりました。
2024年において、47都市の中で干しあじの値段が最も安い都市のランキング第1位は113円[単位:100g]の宮崎市、次いで123円の秋田市、139円の鳥取市の順です。同様に、干しあじの値段が最も高い都市は211円の高松市、次いで204円の甲府市、202円の東京都区部の順です。また、最も高い高松市と最も安い宮崎市との価格差は98円となっています。

干しあじの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2022年 2023年 2024年ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2022年	2023年	2024年	ランキング (安値順)
札幌市	176	197	185	32
青森市	153	163	161	12
盛岡市	134	137	158	7
仙台市	137	159	161	12
秋田市	103	113	123	2
山形市	125	132	155	5
福島市	187	185	160	10
水戸市	141	154	167	20
宇都宮市	163	183	197	42
前橋市	154	172	158	7
さいたま市	180	194	200	44
千葉市	131	164	157	6
東京都区部	166	199	202	45
横浜市	150	179	188	34
新潟市	127	148	165	17
富山市	146	160	168	22
金沢市	137	147	160	10
福井市	130	126	158	7
甲府市	186	186	204	46
長野市	167	193	194	38
岐阜市	143	159	175	25
静岡市	159	179	194	38
名古屋市	142	154	180	29
津市	141	157	189	35
大津市	187	185	163	14
京都市	161	183	193	37
大阪市	164	184	195	40
神戸市	153	170	182	30
奈良市	131	161	179	28
和歌山市	153	187	195	40
鳥取市	131	149	139	3
松江市	127	149	170	23
岡山市	127	159	166	19
広島市	130	152	164	16
山口市	158	160	199	43
徳島市	151	147	165	17
高松市	129	189	211	47
松山市	143	152	142	4
高知市	177	183	186	33
福岡市	168	173	190	36
佐賀市	131	166	167	20
長崎市	150	188	177	26
熊本市	174	189	182	30
大分市	156	159	163	14
宮崎市	122	123	113	1
鹿児島市	135	159	174	24
那覇市	144	140	178	27

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。