動物性油脂、植物性油脂等の輸出・輸入グラフ ポータル
このポータルからは、財務省 貿易統計による輸出、輸入について、GD Freakが毎月更新するHS6桁コードから作成されたグラフのうち、動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物、調製食用脂並びに動物性又は植物性のろうの月次グラフと年次グラフに、自在にアクセスすることができます。
概要
このポータルからは、財務省 貿易統計による輸出、輸入について、GD Freakが毎月更新するHS6桁コードから作成されたグラフのうち、動物性又は植物性の油脂及びその分解生産物、調製食用脂並びに動物性又は植物性のろうの月次グラフと年次グラフに、自在にアクセスすることができます。具体的には、動物性油脂、豚脂、ラード、大豆油、オリーブ油、ひまわり油及びサフラワー油、マーガリン、植物性ろう、動物性ろう等の月次ベース及び年次ベースの輸出・輸入額の推移とその最新年・月の輸出・輸入の相手国のシェア(構成)を見ることができます。
データ出所
- 財務省関税局「貿易統計」の品別国別表
更新予定
GD Freak!は、次のようにグラフを更新していきます。
- 月次系列:確報値で毎月更新、さらに翌年春に確定値が公表された後に遡及して確定値ベースに更新
- 年次系列:毎年更新(データ確報、確定時の各1回の年2回)
どんなグラフが見られますか?
次のような例のグラフを閲覧することができます。
例1.オリーブ油及びその分別物の輸入額推移

私はオリーブと聞くとイタリアを思い浮かべますね。スペイン料理にもオリーブが結構使われていますね。私はオリーブのピクルスをつまみにキャンティを飲むのが好きです。上のグラフの説明はこちらからご覧頂けます。
例2.2019年 オリーブ油及びその分別物の輸入国構成割合

上のグラフの説明はこちらからご覧頂けます
動物性油脂、植物性油脂等の輸出・輸入のグラフへのリンク
グラフを見る場合は表の中の★をクリックまたはタップしてください。
コードと名称 | 年次輸出 | 月次輸出 | 年次輸入 | 月次輸入 |
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HS:1501 豚脂(ラードを含む)及び家きん脂(HS0209又はHS1503のものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150110 動物性油脂_豚脂_ラード | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:150120 動物性油脂_豚脂_その他 | - | - | ☆ | ☆ |
HS:150190 動物性油脂_家きん脂 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:1502 牛、羊又はやぎの脂肪(HS1503のものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150210 動物性油脂_牛、羊、やぎのタロー | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:150290 動物性油脂_牛、羊、やぎのタロー以外の脂肪 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:1503 ラードステアリン、ラード油、オレオステアリン、オレオ油及びタロー油(乳化、混合その他の調製をしてないものに限る) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150300 動物性油脂_ラードステアリン、ラード油、オレオステアリン、オレオ油、タロー油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1504 魚又は海棲哺乳動物の油脂及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150410 動物性油脂_魚の肝油、その分別物 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150420 動物性油脂_魚の肝油以外の油脂、その分別物 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150430 動物性油脂_海棲哺乳動物の油脂及びその分別物 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1505 ウールグリース及びこれから得た脂肪性物質(ラノリンを含む) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150500 動物性油脂_ウールグリース、これから得た脂肪性物質(ラノリンを含む) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1506 その他の動物性油脂及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150600 動物性油脂_その他(化学的な変性加工をしてないもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1507 大豆油及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150710 植物性油脂_大豆油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150790 植物性油脂_大豆油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1508 落花生油及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150810 植物性油脂_落花生油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:150890 植物性油脂_落花生油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:1509 オリーブ油及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150910 植物性油脂_オリーブ油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_バージン油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:150990 植物性油脂_オリーブ油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_バージン油以外 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1510 オリーブのみから得たその他の油及びその分別物(HS1509の油及びその分別物を混合したものを含み、化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151000 植物性油脂_オリーブのみから得たオリーブ油以外の油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1511 パーム油及びその分別物(化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151110 植物性油脂_パーム油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:151190 植物性油脂_パーム油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1512 ひまわり油、サフラワー油及び綿実油並びにこれらの分別物(化学的な変性加工をしてない油及び分別物に限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151211 植物性油脂_ひまわり油及びサフラワー油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151219 植物性油脂_ひまわり油及びサフラワー油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151221 植物性油脂_綿実油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:151229 植物性油脂_綿実油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1513 やし(コプラ)油、パーム核油及びババス油並びにこれらの分別物(化学的な変性加工をしてない油及び分別物に限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151311 植物性油脂_やし(コプラ)油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | - | ☆ | ☆ |
HS:151319 植物性油脂_やし(コプラ)油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151321 植物性油脂_パーム核油・ババス油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | - | ☆ | - |
HS:151329 植物性油脂_パーム核油・ババス油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1514 菜種油及びからし油並びにこれらの分別物(化学的な変性加工をしてない油及び分別物に限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151411 植物性油脂_低エルカ酸の菜種油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151419 植物性油脂_低エルカ酸の菜種油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151491 植物性油脂_菜種油(低エルカ酸を除く)・からし油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151499 植物性油脂_菜種油(低エルカ酸を除く)・からし油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1515 その他の植物性油脂及びその分別物(ホホバ油及びその分別物を含み、化学的な変性加工をしてないものに限るものとし、精製してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151511 植物性油脂_亜麻仁油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151519 植物性油脂_亜麻仁油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151521 植物性油脂_とうもろこし油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_粗油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151529 植物性油脂_とうもろこし油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの)_精製油 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151530 植物性油脂_ひまし油及びその分別物(化学的な変性加工をしてないもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151550 植物性油脂_ごま油・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151590 植物性油脂_オイチシカ油・桐油・カメリヤ油・漆ろう・はぜろう・ホホバ油・米油等・その分別物(化学的な変性加工をしてないもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1516 動物性又は植物性の油脂及びその分別物(完全に又は部分的に、水素添加し、インターエステル化し、リエステル化し又はエライジン化したものに限るものとし、精製してあるかないかを問わず、更に調製したものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151610 動物性油脂及びその分別物(水素添加・インターエステル化・リエステル化・エライジン化したものに限り、更に調製したものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151620 植物性油脂及びその分別物(水素添加・インターエステル化・リエステル化・エライジン化したものに限り、更に調製したものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1517 マーガリン並びにこの類の動物性油脂若しくは植物性油脂又はこの類の異なる油脂の分別物の混合物及び調製品(食用のものに限るものとし、HS1516の食用の油脂及びその分別物を除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151710 動植物性油脂の調製品_食用_マーガリン(液状マーガリンを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151790 動植物性油脂の調製品_液状マーガリン、動物性又は植物性の油脂及びその分別物の混合物・調製品 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1518 動物性又は植物性の油脂及びその分別物(ボイル油化、酸化、脱水、硫化、吹込み又は真空若しくは不活性ガスの下での加熱重合その他の化学的な変性加工をしたものに限るものとし、HS1516のものを除く)並びにこの類の動物性油脂若しくは植物性油脂又はこの類の異なる油脂の分別物の混合物及び調製品(食用に適しないものに限るものとし、他の項に該当するものを除く) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:151800 動植物性油脂の調製品_非食用_動物性又は植物性の油脂及びその分別物の混合物・調製品(化学的変性加工を行ったもの) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1520 グリセリン(粗のものに限る)、グリセリン水及びグリセリン廃液 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:152000 動植物性油脂の調製品_グリセリン(粗のもの)、グリセリン水、グリセリン廃液 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1521 植物性ろう(トリグリセリドを除く)、みつろうその他の昆虫ろう及び鯨ろう(精製してあるかないか又は着色してあるかないかを問わない) | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:152110 ろう_植物性ろう | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:152190 ろう_動物性ろう_みつろうその他の昆虫ろう、鯨ろう | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:1522 デグラス及び脂肪性物質又は動物性若しくは植物性のろうの処理の際に生ずる残留物 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HS:152200 デグラス、脂肪性物質、動物性・植物性ろうの残留物 | ☆ | ☆ | ☆ | ☆ |
HSコードと系列の接続性の担保について
貿易統計で品目番号に用いられている「HSコード」(Harmonized Commodity Description and Coding System)とは、国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一する目的のために作られたコード番号のことです。我が国のコード番号は、世界共通の6桁の後に枝番として3桁を加えた9桁からなっています。
2017年1月から現在(2017年)のHSコードの6桁番号は、2017年に改定されたものですが、過去には、2012年、2007年、2002年、1996年、1992年と4~5年ごとに改定を重ねてきており、現行のコードの全てが必ずしも過去に遡ってそのまま接続可能という訳にはいきません。
そこでGDFreak では、現行のどの6桁番号がどの時点まで遡及して接続可能かを下表のようなルールを設けて見定め、作成する系列の全てが2012年基準であることを担保するよう努めています。
改定によるコード変更のタイプ | 接続のための対応 |
---|---|
1対1:コード番号のみの変更 | 遡及可能:改定後のコード番号に変換 |
n対1:n個のコードが1つに統合 | 遡及可能:改定後のコード番号に変換して統合 |
1対n:1つのコードがn個に分割 | 遡及不能 |
同様に4桁コードについても、6桁コードの変更が4桁の範囲を超えるか否かによって、その遡及可能な時点を判断しています。
HPフィルタによるスムージングについて
月次系列のグラフの多くには、月々の複雑な動きから傾向をよみとるため、HPフィルタ(Hodrick-Prescott filter)によってスムージングした曲線が描かれています。
このHPフィルタは、経済学者の Robert J. Hodrick 氏とノーベル賞経済学者の Edward C. Prescott氏により1990年代に経済分野に導入され、時系列データのトレンド部分を抽出する方法として今日では広く利用されている手法の一つです。
その他の貿易統計のグラフ
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