自動車タイヤの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における自動車タイヤの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.1ポイント上昇し113.5。前月との比較では0.4ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・114.1(2023年12月)
最小値・・・89.9(2016年3月)
平均値・・・99.5
標準偏差・・6.87

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の自動車タイヤの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の自動車タイヤの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の自動車タイヤの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車タイヤの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車タイヤの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車タイヤの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車タイヤの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は20,672円。標準偏差は2,274円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11%。自動車タイヤの変動係数をその他の品目と比較した結果、自動車タイヤの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

自動車タイヤの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は3、変化のない都市の数は41となりました。
47都市の中で自動車タイヤの値段が最も安い都市のランキング第1位は15,200円[単位:1本]の那覇市、次いで17,655円の水戸市、17,700円の高松市の順です。同様に、自動車タイヤの値段が最も高い都市は28,655円の青森市、次いで25,619円の札幌市、24,585円の新潟市の順です。また、最も高い青森市と最も安い那覇市との価格差は13,455円となっています。

自動車タイヤの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	24,123	25,619	25,619	46
青森市	24,585	28,655	28,655	47
盛岡市	20,075	20,735	20,735	25
仙台市	19,960	21,505	21,505	33
秋田市	18,605	20,000	20,000	19
山形市	20,330	21,470	21,470	32
福島市	20,900	21,105	21,105	29
水戸市	16,950	17,655	17,655	2
宇都宮市	16,700	19,415	19,415	14
前橋市	23,210	20,585	20,585	23
さいたま市	21,285	23,155	23,155	43
千葉市	20,515	22,072	22,072	37
東京都区部	17,846	18,180	18,272	7
横浜市	19,910	22,405	22,405	40
新潟市	22,935	24,585	24,585	45
富山市	19,541	22,450	22,225	39
金沢市	19,750	20,250	20,250	21
福井市	21,475	22,080	22,080	38
甲府市	21,010	23,210	23,210	44
長野市	20,790	21,405	21,405	31
岐阜市	19,920	19,920	19,920	17
静岡市	19,935	23,165	21,665	35
名古屋市	17,358	18,656	18,656	10
津市	22,900	19,330	19,330	13
大津市	23,210	21,580	21,580	34
京都市	17,600	20,323	20,350	22
大阪市	19,415	20,660	20,093	20
神戸市	17,250	21,010	21,010	27
奈良市	17,548	17,705	17,705	4
和歌山市	18,651	20,755	20,755	26
鳥取市	23,155	22,825	22,825	41
松江市	20,570	21,120	21,120	30
岡山市	18,506	19,111	19,111	11
広島市	19,075	19,570	19,570	15
山口市	20,700	22,830	22,830	42
徳島市	19,995	21,040	21,040	28
高松市	16,950	17,700	17,700	3
松山市	20,020	19,945	19,945	18
高知市	20,900	22,005	22,005	36
福岡市	18,450	18,450	18,450	8
佐賀市	19,140	19,800	19,800	16
長崎市	16,830	19,250	19,250	12
熊本市	16,875	18,400	18,525	9
大分市	17,460	18,180	18,180	6
宮崎市	21,710	20,705	20,705	24
鹿児島市	17,273	17,868	17,868	5
那覇市	15,600	15,200	15,200	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。