講習料(料理)の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

3. 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ講習料(料理)の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2015年を100とした指数でみると2020年における講習料（料理）の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比3.8%増の105.8。2年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の講習料(料理)の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の講習料(料理)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年日本地図でみる都道府県別の講習料(料理)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の講習料(料理)の表のから2021年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と講習料(料理)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の講習料(料理)の値段・価格と2021年の安値ランキング

2021年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の講習料(料理)の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は3,968円。標準偏差は1,180円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は30.4%。講習料(料理)の変動係数をその他の品目と比較すると、講習料(料理)は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

講習料(料理)の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は28。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は13となりました。
2021年において、47都市の中で講習料(料理)の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,700円[単位:1回]の和歌山市。同様に、講習料(料理)の値段が最も高い都市は6,325円の岐阜市、次いで5,917円の名古屋市、5,776円の仙台市の順です。また、最も高い岐阜市と最も安い和歌山市との価格差は4,625円となっています。

講習料(料理)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2019年 2020年 2021年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2019年	2020年	2021年	ランキング (安値順)
札幌市	3,937	4,187	4,311	26
青森市	3,143	3,813	3,850	22
盛岡市	2,713	2,750	2,750	8
仙台市	4,931	5,032	5,776	45
秋田市	3,588	2,816	3,798	21
山形市	2,102	2,144	2,152	4
福島市	2,725	2,800	2,800	9
水戸市	3,213	3,195	3,213	15
宇都宮市	3,517	3,546	3,567	18
前橋市	3,250	3,250	3,250	16
さいたま市	4,354	4,793	4,717	33
千葉市	3,377	4,833	5,720	44
東京都区部	4,612	5,047	5,173	38
横浜市	5,162	5,489	5,638	43
新潟市	4,577	4,469	4,676	32
富山市	3,119	3,150	3,666	19
金沢市	4,232	4,310	4,345	28
福井市	4,252	4,444	4,852	34
甲府市	2,875	2,875	2,875	11
長野市	4,082	4,389	4,180	25
岐阜市	5,372	5,984	6,325	47
静岡市	3,700	3,700	3,700	20
名古屋市	5,080	5,445	5,917	46
津市	3,795	4,058	4,311	26
大津市	2,000	2,000	2,000	2
京都市	4,100	4,100	4,466	29
大阪市	4,935	5,225	5,225	40
神戸市	3,999	4,254	4,025	24
奈良市	4,452	4,488	4,488	30
和歌山市	1,700	1,700	1,700	1
鳥取市	4,318	4,409	4,500	31
松江市	2,998	2,927	3,015	14
岡山市	2,875	3,083	3,000	12
広島市	4,069	4,671	4,878	37
山口市	2,196	2,265	2,265	6
徳島市	3,000	3,000	3,000	12
高松市	4,348	4,784	4,860	35
松山市	2,772	2,786	2,747	7
高知市	1,804	1,917	2,000	2
福岡市	2,262	2,813	2,863	10
佐賀市	4,760	5,225	5,225	40
長崎市	3,327	3,549	3,363	17
熊本市	3,714	3,763	4,860	35
大分市	2,856	3,058	3,850	22
宮崎市	5,154	5,225	5,225	40
鹿児島市	2,083	2,130	2,167	5
那覇市	4,587	4,583	5,222	39

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。