ビデオソフトの価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるビデオソフトの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比0.2%減の99.4。3年連続の減少。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のビデオソフトの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のビデオソフトの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のビデオソフトの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のビデオソフトの表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とビデオソフトの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のビデオソフトの値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のビデオソフトの値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は4,083円。標準偏差は267円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.4%。ビデオソフトの変動係数をその他の品目と比較したところ、ビデオソフトは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

ビデオソフトの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は32。同様に、下落した都市の数は11、変化のない都市の数は4となりました。
2023年において、47都市の中でビデオソフトの値段が最も安い都市のランキング第1位は3,190円[単位:1本]の那覇市、次いで3,685円の秋田市、3,686円の松山市の順です。同様に、ビデオソフトの値段が最も高い都市は4,606円の金沢市、次いで4,480円の静岡市、4,464円の宇都宮市の順です。また、最も高い金沢市と最も安い那覇市との価格差は1,416円となっています。

ビデオソフトの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	3,716	3,528	3,843	10
青森市	3,934	3,917	3,989	18
盛岡市	4,172	4,204	4,155	21
仙台市	4,180	4,180	4,280	38
秋田市	3,889	3,526	3,685	2
山形市	3,889	3,817	3,971	17
福島市	4,127	4,155	4,327	41
水戸市	4,008	4,180	4,166	22
宇都宮市	4,056	4,148	4,464	45
前橋市	4,163	4,180	4,263	36
さいたま市	3,795	3,642	3,929	14
千葉市	3,975	3,956	4,038	19
東京都区部	3,910	3,865	3,948	16
横浜市	3,639	3,561	3,711	5
新潟市	3,969	3,680	4,369	42
富山市	3,851	3,882	3,789	8
金沢市	4,180	4,547	4,606	47
福井市	4,180	4,180	3,850	11
甲府市	4,148	4,180	3,710	4
長野市	4,139	4,180	4,413	44
岐阜市	4,212	4,181	4,217	32
静岡市	4,040	4,015	4,480	46
名古屋市	4,139	3,974	4,052	20
津市	4,173	4,180	4,180	23
大津市	4,194	3,726	4,253	34
京都市	4,020	3,887	3,785	7
大阪市	3,944	3,952	3,886	12
神戸市	4,180	4,180	4,272	37
奈良市	4,087	3,682	3,926	13
和歌山市	4,102	4,135	4,180	23
鳥取市	4,180	4,188	4,299	39
松江市	4,152	4,181	4,203	31
岡山市	4,056	4,148	4,254	35
広島市	4,070	4,102	4,323	40
山口市	4,064	4,163	4,180	23
徳島市	4,180	4,015	4,180	23
高松市	4,180	4,180	4,180	23
松山市	4,180	3,768	3,686	3
高知市	4,180	4,180	4,180	23
福岡市	4,104	3,896	3,801	9
佐賀市	4,056	3,891	3,768	6
長崎市	4,102	4,107	4,180	23
熊本市	4,007	4,075	4,240	33
大分市	4,107	4,176	4,180	23
宮崎市	4,139	3,933	3,933	15
鹿児島市	4,102	4,182	4,393	43
那覇市	4,015	3,520	3,190	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。