入浴剤の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における入浴剤の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.1ポイント上昇し97.2。前月との比較では1.3ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・105(2016年7月)
最小値・・・96.1(2023年2月)
平均値・・・100.2
標準偏差・・2.16

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の入浴剤の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の入浴剤の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の入浴剤の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1箱･40g×20錠]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の入浴剤の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と入浴剤の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の入浴剤の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の入浴剤の値段・価格[単位:1箱･40g×20錠]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は617円。標準偏差は23円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は3.7%。入浴剤の変動係数をその他の品目と比較したところ、入浴剤は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

入浴剤の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は10。同様に、下落した都市の数は24、変化のない都市の数は13となりました。
47都市の中で入浴剤の値段が最も安い都市のランキング第1位は568円[単位:1箱･40g×20錠]の横浜市、次いで573円の新潟市、576円の鹿児島市の順です。同様に、入浴剤の値段が最も高い都市は678円の金沢市。また、最も高い金沢市と最も安い横浜市との価格差は110円となっています。

入浴剤の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1箱･40g×20錠、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	628	621	615	20
青森市	602	631	638	38
盛岡市	602	635	620	25
仙台市	605	628	616	21
秋田市	621	647	639	39
山形市	646	646	631	37
福島市	585	612	585	4
水戸市	592	581	599	10
宇都宮市	587	676	639	39
前橋市	557	601	593	9
さいたま市	599	614	599	10
千葉市	604	614	603	13
東京都区部	591	617	605	14
横浜市	577	605	568	1
新潟市	563	589	573	2
富山市	640	578	585	4
金沢市	696	655	678	47
福井市	667	636	639	39
甲府市	639	650	650	43
長野市	605	623	623	28
岐阜市	621	606	614	19
静岡市	602	609	609	17
名古屋市	622	615	626	34
津市	602	619	612	18
大津市	602	643	625	33
京都市	600	614	616	21
大阪市	611	623	624	31
神戸市	609	640	629	36
奈良市	599	621	599	10
和歌山市	603	585	585	4
鳥取市	657	639	624	31
松江市	605	612	605	14
岡山市	639	657	657	45
広島市	577	619	619	24
山口市	602	620	620	25
徳島市	675	657	657	45
高松市	657	669	651	44
松山市	639	646	639	39
高知市	620	635	620	25
福岡市	610	633	626	34
佐賀市	593	608	608	16
長崎市	607	623	623	28
熊本市	600	612	618	23
大分市	592	592	592	7
宮崎市	582	592	592	7
鹿児島市	615	576	576	3
那覇市	603	632	623	28

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。