婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における婦人用Ｔシャツ（長袖）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より0.4ポイント上昇し103.4。前月との比較では1.8ポイント上昇。上がったのは4ケ月ぶり。

最大値・・・110.9(2023年10月)
最小値・・・93.1(2017年1月)
平均値・・・101.7
標準偏差・・3.65

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1枚]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用Ｔシャツ(長袖)の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段・価格[単位:1枚]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は2,136円。標準偏差は568円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は26.6%。婦人用Ｔシャツ(長袖)の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用Ｔシャツ(長袖)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は27。同様に、下落した都市の数は19、変化のない都市の数は1となりました。
47都市の中で婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も安い都市のランキング第1位は1,063円[単位:1枚]の鹿児島市、次いで1,131円の福島市、1,266円の長野市の順です。同様に、婦人用Ｔシャツ(長袖)の値段が最も高い都市は3,762円の長崎市、次いで3,131円の大津市、2,972円の津市の順です。また、最も高い長崎市と最も安い鹿児島市との価格差は2,699円となっています。

婦人用Ｔシャツ(長袖)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1枚、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	1,496	1,084	1,282	6
青森市	1,479	2,362	2,250	28
盛岡市	2,043	3,322	2,325	30
仙台市	2,006	1,730	2,299	29
秋田市	2,068	2,178	2,002	18
山形市	2,075	2,335	1,882	15
福島市	1,065	1,497	1,131	2
水戸市	1,712	1,649	1,573	9
宇都宮市	2,523	2,009	2,380	32
前橋市	2,036	2,213	2,176	23
さいたま市	2,846	2,918	2,943	44
千葉市	2,318	2,164	2,593	39
東京都区部	2,342	2,408	2,423	36
横浜市	1,818	2,196	2,181	24
新潟市	1,749	1,897	2,922	42
富山市	1,415	2,185	2,002	18
金沢市	2,330	2,383	2,673	40
福井市	1,558	2,735	2,735	41
甲府市	1,954	1,615	2,165	22
長野市	2,340	1,120	1,266	3
岐阜市	1,740	1,206	1,280	5
静岡市	1,676	2,589	2,229	26
名古屋市	2,052	2,008	2,385	33
津市	2,715	2,387	2,972	45
大津市	2,004	2,510	3,131	46
京都市	2,515	1,761	1,804	13
大阪市	1,856	2,080	1,950	17
神戸市	1,775	2,080	2,466	38
奈良市	2,041	1,170	2,032	20
和歌山市	2,141	2,895	2,398	34
鳥取市	2,240	2,882	2,424	37
松江市	1,181	1,544	1,368	7
岡山市	1,775	1,336	1,703	11
広島市	1,965	1,903	1,557	8
山口市	2,805	1,908	2,227	25
徳島市	2,155	2,490	2,929	43
高松市	1,650	1,679	1,885	16
松山市	1,709	1,808	2,361	31
高知市	2,515	1,826	2,402	35
福岡市	2,288	2,189	2,156	21
佐賀市	1,925	1,158	1,729	12
長崎市	3,918	3,883	3,762	47
熊本市	1,811	1,472	1,629	10
大分市	1,783	1,503	1,836	14
宮崎市	1,549	1,452	1,269	4
鹿児島市	1,379	1,599	1,063	1
那覇市	2,376	2,209	2,233	27

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。