婦人用帯の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における婦人用帯の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より前年同月と全く同じ100.9。前月との比較では0.4ポイント上昇。上がったのは6ケ月ぶり。

最大値・・・101.8(2023年4月)
最小値・・・95.7(2016年1月)
平均値・・・98.7
標準偏差・・1.82

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の婦人用帯の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の婦人用帯の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の婦人用帯の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の婦人用帯の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と婦人用帯の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の婦人用帯の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の婦人用帯の値段・価格[単位:1本]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は154,665円。標準偏差は36,485円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は23.6%。婦人用帯の変動係数をその他の品目と比較すると、婦人用帯は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

婦人用帯の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は3。同様に、下落した都市の数は4、変化のない都市の数は40となりました。
47都市の中で婦人用帯の値段が最も安い都市のランキング第1位は78,913円[単位:1本]の水戸市、次いで79,000円の大津市、101,475円の札幌市の順です。同様に、婦人用帯の値段が最も高い都市は237,850円の広島市、次いで223,333円の那覇市、218,497円の岡山市の順です。また、最も高い広島市と最も安い水戸市との価格差は158,937円となっています。

婦人用帯の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	128,425	101,475	101,475	3
青森市	124,667	124,667	124,667	10
盛岡市	156,933	165,000	165,000	29
仙台市	187,825	187,825	159,775	28
秋田市	131,667	131,667	131,667	13
山形市	171,067	170,667	170,667	32
福島市	110,000	113,333	113,333	7
水戸市	78,913	78,913	78,913	1
宇都宮市	144,833	137,500	137,500	16
前橋市	130,463	145,486	145,486	20
さいたま市	116,250	112,400	116,250	8
千葉市	167,475	126,725	138,825	17
東京都区部	136,258	132,579	132,579	14
横浜市	182,342	182,342	182,342	38
新潟市	170,387	158,720	158,720	27
富山市	120,388	132,020	120,388	9
金沢市	193,167	193,167	193,167	40
福井市	198,667	215,333	215,333	44
甲府市	138,233	149,233	149,233	21
長野市	195,067	188,333	188,333	39
岐阜市	176,000	176,000	176,000	35
静岡市	212,300	153,633	153,633	24
名古屋市	137,683	141,517	141,517	18
津市	117,833	117,833	112,333	6
大津市	91,867	79,000	79,000	2
京都市	178,696	170,435	170,775	33
大阪市	131,678	132,870	132,870	15
神戸市	208,000	196,333	196,333	42
奈良市	163,900	168,117	168,117	31
和歌山市	155,833	155,833	155,833	25
鳥取市	124,667	124,667	124,667	10
松江市	152,167	152,167	152,167	23
岡山市	214,830	218,497	218,497	45
広島市	190,850	237,850	237,850	47
山口市	157,667	157,667	157,667	26
徳島市	144,000	127,333	127,333	12
高松市	166,157	166,157	166,157	30
松山市	110,000	110,000	110,000	5
高知市	150,000	150,000	150,000	22
福岡市	153,725	181,500	181,500	37
佐賀市	172,333	172,333	172,333	34
長崎市	195,600	195,600	195,600	41
熊本市	143,000	143,000	143,000	19
大分市	124,300	124,300	105,600	4
宮崎市	177,833	181,167	181,167	36
鹿児島市	212,300	212,300	212,300	43
那覇市	140,000	223,333	223,333	46

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。