パーマネント代の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるパーマネント代の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より1.8ポイント上昇し103.9。前月との比較では0.2ポイント上昇。上がったのは3ケ月連続。

最大値・・・103.9(2024年2月)
最小値・・・96.6(2016年3月)
平均値・・・99.1
標準偏差・・2.2

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のパーマネント代の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のパーマネント代の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のパーマネント代の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のパーマネント代の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とパーマネント代の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のパーマネント代の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のパーマネント代の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は8,669円。標準偏差は1,078円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は12.4%。パーマネント代の変動係数をその他の品目と比較した結果、パーマネント代の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

パーマネント代の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は5。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は42となりました。
47都市の中でパーマネント代の値段が最も安い都市のランキング第1位は5,700円[単位:1回]の那覇市、次いで6,063円の宮崎市、6,850円の甲府市の順です。同様に、パーマネント代の値段が最も高い都市は11,730円の宇都宮市、次いで10,425円の水戸市、9,958円の高松市の順です。また、最も高い宇都宮市と最も安い那覇市との価格差は6,030円となっています。

パーマネント代の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	8,549	9,144	9,144	32
青森市	7,475	7,475	7,475	5
盛岡市	7,675	7,675	7,675	9
仙台市	8,576	8,576	8,576	19
秋田市	8,350	8,518	8,518	17
山形市	7,400	7,500	7,500	6
福島市	8,938	8,938	8,938	28
水戸市	10,425	10,425	10,425	46
宇都宮市	11,483	11,730	11,730	47
前橋市	8,264	8,852	8,852	27
さいたま市	9,050	9,050	9,050	31
千葉市	8,724	9,524	9,593	39
東京都区部	9,489	9,645	9,658	40
横浜市	9,288	9,488	9,697	41
新潟市	9,027	9,027	9,027	30
富山市	9,325	9,325	9,325	36
金沢市	8,388	8,566	8,566	18
福井市	9,538	9,788	9,788	42
甲府市	6,850	6,850	6,850	3
長野市	8,263	8,263	8,263	15
岐阜市	9,700	9,838	9,838	43
静岡市	7,575	7,575	7,575	7
名古屋市	7,873	7,946	7,946	10
津市	8,635	8,773	8,773	26
大津市	9,398	9,323	9,323	35
京都市	8,636	8,695	8,720	25
大阪市	8,735	8,671	8,671	23
神戸市	8,479	8,598	8,598	20
奈良市	9,300	9,438	9,438	37
和歌山市	8,375	8,375	8,375	16
鳥取市	8,500	8,625	8,625	21
松江市	8,633	8,633	8,633	22
岡山市	8,257	8,257	8,257	14
広島市	8,418	9,195	9,195	33
山口市	8,218	8,080	8,080	12
徳島市	8,100	8,683	8,683	24
高松市	9,820	9,958	9,958	45
松山市	6,863	8,030	8,030	11
高知市	8,928	9,900	9,900	44
福岡市	9,060	9,515	9,515	38
佐賀市	8,875	9,150	9,225	34
長崎市	6,950	6,950	6,950	4
熊本市	8,890	8,973	8,973	29
大分市	7,663	8,150	8,150	13
宮崎市	6,063	6,063	6,063	2
鹿児島市	7,588	7,588	7,588	8
那覇市	5,700	5,700	5,700	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。