ボウリングゲーム代の価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるボウリングゲーム代の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比2.7%増の105.3。10年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のボウリングゲーム代の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のボウリングゲーム代の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のボウリングゲーム代の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1ゲーム]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のボウリングゲーム代の表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とボウリングゲーム代の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のボウリングゲーム代の値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のボウリングゲーム代の値段・価格[単位:1ゲーム]とランキングを見てみましょう。

77都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は647円。標準偏差は141円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は21.4%。ボウリングゲーム代の変動係数をその他の品目と比較すると、ボウリングゲーム代は地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

ボウリングゲーム代の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は53。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は24となりました。
2023年において、77都市の中でボウリングゲーム代の値段が最も安い都市のランキング第1位は443円[単位:1ゲーム]の松山市、次いで446円の日立市、460円の岐阜市の順です。同様に、ボウリングゲーム代の値段が最も高い都市は1,540円の長岡市、次いで885円の横浜市、770円の東京都区部の順です。また、最も高い長岡市と最も安い松山市との価格差は1,097円となっています。

ボウリングゲーム代の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1ゲーム、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	620	640	708	56
函館市	600	600	600	31
旭川市	730	745	760	58
青森市	550	550	567	24
盛岡市	600	600	621	41
仙台市	730	745	760	58
秋田市	470	473	538	9
山形市	550	550	550	11
福島市	483	480	528	8
郡山市	584	745	760	58
水戸市	550	550	550	11
日立市	380	398	446	2
宇都宮市	550	550	588	29
小山市	550	558	600	31
前橋市	620	650	650	44
さいたま市	650	650	658	48
川口市	600	600	600	31
所沢市	690	690	690	51
千葉市	650	650	650	44
佐倉市	512	500	500	4
東京都区部	690	732	770	75
八王子市	677	688	700	54
立川市	678	688	700	54
府中市	730	745	760	58
横浜市	840	840	885	76
川崎市	650	650	688	49
相模原市	650	650	688	49
横須賀市	690	690	698	53
新潟市	500	500	500	4
長岡市	1,268	1,540	1,540	77
富山市	530	545	565	22
金沢市	615	600	600	31
福井市	500	500	567	24
長野市	550	550	550	11
松本市	530	530	550	11
岐阜市	460	460	460	3
静岡市	730	745	760	58
浜松市	730	745	760	58
富士市	730	745	760	58
名古屋市	630	630	641	43
岡崎市	667	674	693	52
津市	650	708	750	57
松阪市	600	600	600	31
大津市	550	550	550	11
京都市	730	745	760	58
大阪市	730	745	760	58
堺市	730	745	760	58
枚方市	500	500	500	4
東大阪市	550	550	550	11
神戸市	730	745	760	58
姫路市	730	745	760	58
西宮市	629	650	650	44
伊丹市	730	745	760	58
奈良市	730	745	760	58
和歌山市	730	745	760	58
鳥取市	530	530	559	21
松江市	600	600	600	31
岡山市	554	550	550	11
広島市	650	650	650	44
福山市	517	579	600	31
山口市	470	537	580	27
宇部市	558	592	604	40
徳島市	495	503	540	10
高松市	550	550	567	24
松山市	420	420	443	1
今治市	498	500	550	11
高知市	500	500	500	4
福岡市	605	575	600	31
北九州市	620	620	637	42
佐賀市	730	745	760	58
長崎市	550	550	565	22
佐世保市	600	600	600	31
熊本市	730	745	760	58
大分市	550	550	550	11
宮崎市	500	500	550	11
鹿児島市	550	550	583	28
那覇市	550	550	596	30

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。