電池の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における電池の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より2.8ポイント上昇し113.3。前月との比較では0.1ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・114.7(2023年12月)
最小値・・・96.5(2016年3月)
平均値・・・101
標準偏差・・5.37

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の電池の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の電池の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の電池の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1パック]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の電池の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と電池の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の電池の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の電池の値段・価格[単位:1パック]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は555円。標準偏差は84円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は15.1%。電池の変動係数をその他の品目と比較した結果、電池の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

電池の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は6。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は73となりました。
81都市の中で電池の値段が最も安い都市のランキング第1位は305円[単位:1パック]の新潟市。同様に、電池の値段が最も高い都市は767円の八戸市、次いで723円の浦安市、717円の奈良市の順です。また、最も高い八戸市と最も安い新潟市との価格差は462円となっています。

電池の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1パック、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	443	438	438	7
函館市	657	657	657	72
旭川市	550	550	550	30
青森市	521	521	521	19
盛岡市	550	545	550	30
仙台市	595	572	572	60
八戸市	767	767	767	81
秋田市	550	550	550	30
山形市	550	567	567	52
福島市	550	567	567	52
郡山市	550	583	550	30
水戸市	659	567	567	52
日立市	428	428	448	10
宇都宮市	550	567	567	52
小山市	616	560	560	46
前橋市	510	527	527	20
さいたま市	527	565	565	49
熊谷市	482	483	483	12
川口市	382	382	382	3
所沢市	550	550	550	30
千葉市	604	534	534	21
佐倉市	515	515	515	18
浦安市	658	723	723	80
東京都区部	525	565	565	49
八王子市	550	550	550	30
立川市	488	443	443	8
府中市	391	401	401	4
横浜市	474	474	474	11
川崎市	512	513	513	17
相模原市	675	700	700	76
横須賀市	547	547	547	26
新潟市	305	305	305	1
長岡市	550	498	498	13
富山市	533	638	635	69
金沢市	564	564	564	47
福井市	550	550	550	30
甲府市	712	712	712	78
長野市	602	630	630	68
松本市	547	602	602	65
岐阜市	515	537	537	23
静岡市	695	677	678	73
浜松市	550	550	550	30
富士市	550	550	550	30
名古屋市	534	534	534	21
岡崎市	699	699	699	75
津市	704	704	704	77
松阪市	550	550	550	30
大津市	305	444	444	9
京都市	305	305	426	6
大阪市	541	542	557	45
堺市	550	567	567	52
枚方市	550	498	498	13
東大阪市	550	498	498	13
神戸市	549	549	549	28
姫路市	550	498	498	13
西宮市	550	550	550	30
伊丹市	550	550	550	30
奈良市	693	717	717	79
和歌山市	550	541	541	25
鳥取市	550	567	567	52
松江市	550	550	550	30
岡山市	368	412	412	5
広島市	550	550	550	30
福山市	624	624	624	67
山口市	550	567	567	52
宇部市	550	550	550	30
徳島市	538	538	538	24
高松市	550	583	583	62
松山市	569	574	574	61
今治市	305	305	305	1
高知市	547	547	547	26
福岡市	549	623	623	66
北九州市	625	642	642	70
佐賀市	550	583	583	62
長崎市	527	549	549	28
佐世保市	500	673	693	74
熊本市	550	642	642	70
大分市	549	566	566	51
宮崎市	550	567	567	52
鹿児島市	481	564	564	47
那覇市	550	583	583	62

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。