競技用靴の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における競技用靴の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より11.4ポイント上昇し119.6。前月との比較では1.1ポイント上昇。上がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・120.1(2023年9月)
最小値・・・82.9(2018年12月)
平均値・・・99.6
標準偏差・・8.61

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の競技用靴の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の競技用靴の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の競技用靴の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1足]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の競技用靴の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と競技用靴の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の競技用靴の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の競技用靴の値段・価格[単位:1足]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は14,805円。標準偏差は1,738円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.7%。競技用靴の変動係数をその他の品目と比較した結果、競技用靴の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

競技用靴の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は9。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は32となりました。
47都市の中で競技用靴の値段が最も安い都市のランキング第1位は10,335円[単位:1足]の水戸市、次いで10,940円の津市、11,110円の山形市の順です。同様に、競技用靴の値段が最も高い都市は16,500円の秋田市。また、最も高い秋田市と最も安い水戸市との価格差は6,165円となっています。

競技用靴の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1足、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	14,300	15,950	15,950	27
青森市	14,300	11,770	11,770	5
盛岡市	14,850	14,245	14,245	19
仙台市	14,300	14,245	14,245	19
秋田市	13,310	16,500	16,500	33
山形市	11,440	11,935	11,110	3
福島市	14,850	16,500	16,500	33
水戸市	12,645	11,935	10,335	1
宇都宮市	12,155	14,025	16,500	33
前橋市	14,575	16,500	14,025	14
さいたま市	13,750	14,300	14,300	21
千葉市	14,300	16,500	16,500	33
東京都区部	14,024	14,857	15,399	24
横浜市	14,300	15,950	15,950	27
新潟市	15,400	16,500	16,500	33
富山市	13,585	15,950	15,950	27
金沢市	12,155	16,500	16,500	33
福井市	14,300	15,125	15,125	23
甲府市	10,725	12,815	12,815	6
長野市	15,125	16,500	14,025	14
岐阜市	14,300	13,640	13,640	11
静岡市	11,440	15,675	14,000	13
名古屋市	14,300	15,400	15,400	25
津市	15,400	10,940	10,940	2
大津市	14,300	16,500	16,500	33
京都市	13,695	16,500	16,500	33
大阪市	12,947	14,378	16,233	32
神戸市	9,890	14,025	14,025	14
奈良市	14,300	16,500	16,500	33
和歌山市	12,155	16,500	16,500	33
鳥取市	14,300	13,245	13,245	8
松江市	11,000	16,500	16,500	33
岡山市	14,300	13,240	13,240	7
広島市	11,385	13,640	14,025	14
山口市	14,300	13,245	13,245	8
徳島市	14,300	14,200	14,200	18
高松市	14,300	16,500	16,500	33
松山市	11,695	15,950	13,695	12
高知市	14,300	15,675	15,675	26
福岡市	14,300	16,500	16,500	33
佐賀市	9,950	15,950	15,950	27
長崎市	11,145	9,990	11,595	4
熊本市	13,145	12,295	14,795	22
大分市	14,300	13,745	16,500	33
宮崎市	14,300	14,025	15,950	27
鹿児島市	14,850	16,500	16,500	33
那覇市	10,615	10,725	13,255	10

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。