ビデオカメラの価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

3. 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフビデオカメラの価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2015年を100とした指数でみると2020年におけるビデオカメラの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比4.2%増の99.9。3年連続の増加。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のビデオカメラの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のビデオカメラの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年日本地図でみる都道府県別のビデオカメラの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のビデオカメラの表のから2021年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とビデオカメラの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のビデオカメラの値段・価格と2021年の安値ランキング

2021年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のビデオカメラの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は53,482円。標準偏差は2,796円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は16.9%。ビデオカメラの変動係数をその他の品目と比較すると、ビデオカメラは地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

ビデオカメラの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は33。同様に、下落した都市の数は14、変化のない都市の数は0となりました。
2021年において、47都市の中でビデオカメラの値段が最も安い都市のランキング第1位は41,588円[単位:1台]の鹿児島市、次いで42,344円の盛岡市、48,683円の山口市の順です。同様に、ビデオカメラの値段が最も高い都市は56,348円の徳島市、次いで56,261円の東京都区部、55,312円の長野市の順です。また、最も高い徳島市と最も安い鹿児島市との価格差は14,760円となっています。

ビデオカメラの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2019年 2020年 2021年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2019年	2020年	2021年	ランキング (安値順)
札幌市	51,573	54,530	54,312	23
青森市	50,377	52,591	54,458	28
盛岡市	50,153	51,676	42,344	2
仙台市	53,443	54,372	53,577	16
秋田市	50,029	51,571	54,833	37
山形市	48,990	51,459	54,498	29
福島市	51,350	52,651	54,904	38
水戸市	50,027	51,402	51,585	5
宇都宮市	49,699	50,012	53,414	13
前橋市	52,240	53,898	53,272	11
さいたま市	51,302	53,821	54,621	31
千葉市	52,377	53,772	54,330	24
東京都区部	50,912	53,955	56,261	46
横浜市	51,293	53,637	54,777	35
新潟市	50,441	52,137	53,140	9
富山市	47,519	52,412	52,054	7
金沢市	51,889	53,460	53,929	17
福井市	54,410	54,079	55,179	42
甲府市	48,674	51,382	51,666	6
長野市	51,228	52,852	55,312	45
岐阜市	52,823	54,023	54,803	36
静岡市	51,287	52,904	55,258	43
名古屋市	49,508	53,606	54,682	32
津市	49,850	51,154	53,161	10
大津市	51,802	52,892	54,187	21
京都市	52,968	53,709	54,699	33
大阪市	51,383	53,276	54,597	30
神戸市	52,795	55,498	54,974	41
奈良市	52,037	54,638	53,542	15
和歌山市	53,783	53,290	53,955	18
鳥取市	51,096	54,827	53,370	12
松江市	49,646	53,620	54,192	22
岡山市	54,362	53,920	54,405	26
広島市	51,563	52,152	54,063	20
山口市	52,521	53,357	48,683	3
徳島市	51,987	53,969	56,348	47
高松市	48,284	54,819	54,930	39
松山市	52,421	55,371	54,967	40
高知市	50,381	53,994	54,449	27
福岡市	51,963	54,405	55,297	44
佐賀市	52,656	53,903	53,458	14
長崎市	51,412	53,977	54,764	34
熊本市	50,676	52,203	54,357	25
大分市	50,420	52,380	50,262	4
宮崎市	52,553	54,360	52,188	8
鹿児島市	50,192	51,559	41,588	1
那覇市	49,096	52,987	54,028	19

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。