補習教育(高校・予備校)の価格の推移

1. 月次指数(全国)

グラフ 補習教育(高校・予備校)の価格の推移 月次指数(全国)

データ出所

総務省 消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

2024年2月における補習教育(高校・予備校)の消費者物価指数(CPI全国月次)は、2020年を100としてみると、前年同月より6.4ポイント上昇し112.3。前月と同水準。

最大値・・・112.3(2024年2月)
最小値・・・90.7(2016年3月)
平均値・・・100.2
標準偏差・・6.24

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の補習教育(高校・予備校)の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の補習教育(高校・予備校)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月 日本地図でみる都道府県別の補習教育(高校・予備校)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1か年]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の補習教育(高校・予備校)の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と補習教育(高校・予備校)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか?

(参考表) 地域別(都市別)の補習教育(高校・予備校)の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の補習教育(高校・予備校)の値段・価格[単位:1か年]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は640,486円。標準偏差は156,067円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は24.4%。補習教育(高校・予備校)の変動係数をその他の品目と比較すると、補習教育(高校・予備校)は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

補習教育(高校・予備校)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は0。同様に、下落した都市の数は0、変化のない都市の数は47となりました。
47都市の中で補習教育(高校・予備校)の値段が最も安い都市のランキング第1位は300,000円[単位:1か年]の奈良市、次いで330,000円の鳥取市、403,920円の津市の順です。同様に、補習教育(高校・予備校)の値段が最も高い都市は865,000円のさいたま市。また、最も高いさいたま市と最も安い奈良市との価格差は565,000円となっています。

補習教育(高校・予備校)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : 円/1か年、順位]

都市名 2023年2月 2024年1月 2024年2月 ランキング
(安値順)
札幌市 751,667 810,000 810,000 39
青森市 558,367 562,033 562,033 16
盛岡市 640,000 710,000 710,000 29
仙台市 765,000 845,000 845,000 41
秋田市 650,000 650,000 650,000 26
山形市 631,800 631,800 631,800 24
福島市 540,000 470,000 470,000 9
水戸市 594,333 570,000 570,000 17
宇都宮市 422,400 422,400 422,400 4
前橋市 597,667 597,667 597,667 20
さいたま市 785,000 865,000 865,000 45
千葉市 750,667 790,667 790,667 35
東京都区部 747,000 802,000 802,000 37
横浜市 785,000 845,000 845,000 41
新潟市 690,000 690,000 690,000 27
富山市 471,667 465,000 465,000 7
金沢市 462,500 450,000 450,000 6
福井市 633,333 628,333 628,333 23
甲府市 465,333 465,333 465,333 8
長野市 483,333 490,000 490,000 11
岐阜市 770,000 850,000 850,000 44
静岡市 770,000 865,000 865,000 45
名古屋市 750,000 800,000 800,000 36
津市 403,920 403,920 403,920 3
大津市 560,000 560,000 560,000 14
京都市 780,000 865,000 865,000 45
大阪市 760,000 805,000 805,000 38
神戸市 720,000 736,667 736,667 31
奈良市 300,000 300,000 300,000 1
和歌山市 750,000 750,000 750,000 34
鳥取市 330,000 330,000 330,000 2
松江市 480,000 500,000 500,000 12
岡山市 610,000 620,000 620,000 21
広島市 757,500 845,000 845,000 41
山口市 700,000 740,000 740,000 32
徳島市 715,000 627,000 627,000 22
高松市 568,933 575,600 575,600 18
松山市 529,200 479,100 479,100 10
高知市 520,000 520,000 520,000 13
福岡市 738,333 810,000 810,000 39
佐賀市 529,000 561,500 561,500 15
長崎市 595,000 640,000 640,000 25
熊本市 673,000 693,000 693,000 28
大分市 700,000 740,000 740,000 32
宮崎市 560,000 580,000 580,000 19
鹿児島市 666,667 723,333 723,333 30
那覇市 416,700 422,500 422,500 5

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。

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更新日

2024-03-22

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