固定電話機の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順)

3. 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ固定電話機の価格の推移と地域別(都市別)の値段・価格ランキング(安値順) 年次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2015年を100とした指数でみると2020年における固定電話機の消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比6.1%減の96.8。前年より減少となったのは2年ぶり。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の固定電話機の値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の固定電話機の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2021年日本地図でみる都道府県別の固定電話機の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1セット]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記の固定電話機の表のから2021年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と固定電話機の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の固定電話機の値段・価格と2021年の安値ランキング

2021年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別の固定電話機の値段・価格[単位:1セット]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は21,785円。標準偏差は829円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は7.3%。固定電話機の変動係数をその他の品目と比較したところ、固定電話機は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注4)。

固定電話機の前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は38。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は0となりました。
2021年において、47都市の中で固定電話機の値段が最も安い都市のランキング第1位は20,423円[単位:1セット]の青森市、次いで20,526円の水戸市、20,699円の仙台市の順です。同様に、固定電話機の値段が最も高い都市は24,122円の大分市、次いで23,410円の奈良市、23,367円の横浜市の順です。また、最も高い大分市と最も安い青森市との価格差は3,699円となっています。

固定電話機の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2019年 2020年 2021年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1セット、順位]

都市名	2019年	2020年	2021年	ランキング (安値順)
札幌市	23,276	22,471	22,941	43
青森市	24,021	20,997	20,423	1
盛岡市	24,589	20,960	20,756	5
仙台市	23,021	20,743	20,699	3
秋田市	21,137	21,813	20,876	6
山形市	21,000	22,107	22,365	38
福島市	20,903	20,727	20,963	9
水戸市	24,173	20,883	20,526	2
宇都宮市	22,079	20,824	22,084	30
前橋市	24,138	22,672	23,205	44
さいたま市	22,971	21,348	21,809	25
千葉市	22,922	21,223	21,892	28
東京都区部	22,641	20,937	22,050	29
横浜市	22,602	22,696	23,367	45
新潟市	24,120	22,188	22,180	32
富山市	21,996	20,631	21,163	16
金沢市	21,238	20,908	21,000	10
福井市	22,642	20,564	20,904	7
甲府市	24,300	20,081	21,758	23
長野市	23,564	21,186	21,806	24
岐阜市	24,665	22,779	22,470	39
静岡市	22,962	20,046	22,279	35
名古屋市	20,888	21,000	21,152	15
津市	22,591	21,807	22,514	40
大津市	21,627	21,285	22,230	34
京都市	23,850	20,529	21,749	22
大阪市	23,539	21,647	22,108	31
神戸市	23,093	21,654	21,856	26
奈良市	22,108	23,159	23,410	46
和歌山市	23,268	20,335	21,085	12
鳥取市	20,508	21,556	20,740	4
松江市	21,374	21,257	21,267	17
岡山市	24,060	21,518	21,439	19
広島市	24,941	21,546	22,283	36
山口市	19,788	20,870	21,876	27
徳島市	21,733	21,180	22,587	41
高松市	21,488	20,973	21,473	20
松山市	23,966	20,846	20,933	8
高知市	25,203	21,245	21,621	21
福岡市	21,348	21,060	21,091	13
佐賀市	23,960	22,314	22,350	37
長崎市	23,015	21,016	21,144	14
熊本市	21,647	21,958	22,764	42
大分市	21,325	21,625	24,122	47
宮崎市	23,882	20,951	21,053	11
鹿児島市	22,087	21,534	22,186	33
那覇市	24,880	21,296	21,361	18

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。