自動車オイル交換料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における自動車オイル交換料の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より8.2ポイント上昇し116.4。前月との比較では0.1ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・117(2023年12月)
最小値・・・95.4(2016年1月)
平均値・・・100.7
標準偏差・・5.9

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の自動車オイル交換料の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の自動車オイル交換料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の自動車オイル交換料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1回]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の自動車オイル交換料の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と自動車オイル交換料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の自動車オイル交換料の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の自動車オイル交換料の値段・価格[単位:1回]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は4,443円。標準偏差は786円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は17.7%。自動車オイル交換料の変動係数をその他の品目と比較すると、自動車オイル交換料は地域差の大きい品目であることがわかります。(表下・注3)。

自動車オイル交換料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は2。同様に、下落した都市の数は2、変化のない都市の数は43となりました。
47都市の中で自動車オイル交換料の値段が最も安い都市のランキング第1位は3,180円[単位:1回]の水戸市、次いで3,245円の岡山市、3,315円の盛岡市の順です。同様に、自動車オイル交換料の値段が最も高い都市は5,957円の長野市、次いで5,905円の鳥取市、5,808円の山形市の順です。また、最も高い長野市と最も安い水戸市との価格差は2,777円となっています。

自動車オイル交換料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1回、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	4,224	5,490	5,490	42
青森市	3,746	4,208	4,208	19
盛岡市	2,965	3,315	3,315	3
仙台市	4,125	4,510	4,510	26
秋田市	3,877	3,877	3,877	14
山形市	5,125	5,808	5,808	45
福島市	4,675	5,800	5,800	44
水戸市	2,980	3,180	3,180	1
宇都宮市	4,045	3,805	3,805	13
前橋市	3,600	4,000	4,000	15
さいたま市	4,200	4,650	4,400	23
千葉市	4,620	4,620	4,620	29
東京都区部	4,468	5,243	5,243	40
横浜市	4,250	4,550	4,550	27
新潟市	4,670	5,145	5,145	39
富山市	4,877	5,140	5,140	38
金沢市	4,755	5,450	5,450	41
福井市	3,400	3,400	3,400	6
甲府市	4,125	4,125	4,125	18
長野市	5,417	5,957	5,957	47
岐阜市	4,115	5,072	5,072	37
静岡市	4,655	4,755	4,755	31
名古屋市	3,320	3,320	3,320	4
津市	3,747	3,747	3,747	11
大津市	3,740	4,490	4,490	25
京都市	4,520	4,720	4,720	30
大阪市	3,424	3,490	3,490	9
神戸市	4,565	4,895	4,895	33
奈良市	3,595	4,235	5,005	36
和歌山市	4,480	4,405	4,405	24
鳥取市	5,245	5,905	5,905	46
松江市	3,951	4,010	4,010	16
岡山市	3,245	3,245	3,245	2
広島市	4,345	4,345	4,345	21
山口市	4,830	4,930	4,930	34
徳島市	3,625	4,040	4,040	17
高松市	4,369	4,369	4,369	22
松山市	4,395	5,705	5,705	43
高知市	2,735	3,400	3,400	6
福岡市	4,130	4,230	4,330	20
佐賀市	4,680	4,930	4,930	34
長崎市	4,845	4,845	4,845	32
熊本市	3,464	3,530	3,480	8
大分市	3,442	3,640	3,640	10
宮崎市	4,180	4,605	4,605	28
鹿児島市	3,364	3,364	3,364	5
那覇市	3,763	3,763	3,763	12

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。