血圧計の価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における血圧計の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より9.8ポイント上昇し110.0。前月との比較では0.2ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・111.8(2023年11月)
最小値・・・91.9(2016年1月)
平均値・・・102.5
標準偏差・・3.85

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の血圧計の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の血圧計の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の血圧計の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の血圧計の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と血圧計の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の血圧計の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の血圧計の値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は9,656円。標準偏差は1,353円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は14%。血圧計の変動係数をその他の品目と比較した結果、血圧計の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

血圧計の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は13、変化のない都市の数は20となりました。
47都市の中で血圧計の値段が最も安い都市のランキング第1位は6,578円[単位:1台]の青森市。同様に、血圧計の値段が最も高い都市は11,880円の水戸市、次いで11,429円の鹿児島市、11,154円の山形市の順です。また、最も高い水戸市と最も安い青森市との価格差は5,302円となっています。

血圧計の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	10,380	10,890	10,560	36
青森市	6,303	5,764	6,578	1
盛岡市	6,864	6,578	6,578	1
仙台市	7,953	9,229	9,229	13
秋田市	7,722	8,063	8,279	8
山形市	9,328	11,154	11,154	41
福島市	6,359	8,384	8,433	10
水戸市	6,969	11,154	11,880	47
宇都宮市	9,630	10,800	9,649	18
前橋市	9,579	10,428	11,154	41
さいたま市	6,028	6,578	6,578	1
千葉市	8,238	9,239	9,239	14
東京都区部	9,882	9,886	10,103	27
横浜市	7,454	7,724	7,724	5
新潟市	8,778	10,428	10,428	33
富山市	6,969	11,154	11,154	41
金沢市	7,403	7,629	8,279	8
福井市	9,080	10,390	11,140	40
甲府市	6,865	8,960	7,995	7
長野市	9,379	10,670	10,720	38
岐阜市	9,104	10,014	10,014	25
静岡市	7,403	8,503	7,953	6
名古屋市	8,479	9,964	9,964	21
津市	8,207	10,204	10,204	28
大津市	9,184	10,164	10,022	26
京都市	8,280	9,980	9,980	22
大阪市	8,729	10,152	10,445	35
神戸市	8,479	8,554	8,554	12
奈良市	8,876	9,720	10,204	28
和歌山市	10,038	10,764	10,930	39
鳥取市	9,379	11,154	10,604	37
松江市	7,559	9,980	9,980	22
岡山市	8,685	9,940	9,480	16
広島市	8,228	10,930	10,375	31
山口市	9,273	10,279	10,390	32
徳島市	6,199	10,428	10,428	33
高松市	8,866	9,647	9,559	17
松山市	6,028	6,039	6,578	1
高知市	9,621	11,154	11,154	41
福岡市	9,867	10,204	10,204	28
佐賀市	8,678	10,164	9,704	19
長崎市	8,829	9,757	9,440	15
熊本市	8,678	9,980	9,980	22
大分市	10,089	11,154	11,154	41
宮崎市	8,365	10,164	9,704	19
鹿児島市	8,789	11,880	11,429	46
那覇市	7,913	8,550	8,550	11

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。