背広服(秋冬物，中級品)の価格の推移

1. 月次指数(全国)と都市別安値ランキング

グラフ背広服(秋冬物，中級品)の価格の推移月次指数(全国)と都市別安値ランキング

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月における背広服（秋冬物，中級品）の消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より3.3ポイント上昇し110.3。前月との比較では0.7ポイント低下。下がったのは2ケ月連続。

最大値・・・114.2(2023年12月)
最小値・・・83.7(2017年2月)
平均値・・・100.3
標準偏差・・7.56

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の背広服(秋冬物，中級品)の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1着]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の背広服(秋冬物，中級品)の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。色のない都道府県については値段が公表されていないことを意味します。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と背広服(秋冬物，中級品)の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の背広服(秋冬物，中級品)の値段・価格[単位:1着]とランキングを見てみましょう。

38都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は87,196円。標準偏差は9,838円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は11.3%。背広服(秋冬物，中級品)の変動係数をその他の品目と比較した結果、背広服(秋冬物，中級品)の価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

背広服(秋冬物，中級品)の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は6。同様に、下落した都市の数は8、変化のない都市の数は24となりました。
38都市の中で背広服(秋冬物，中級品)の値段が最も安い都市のランキング第1位は71,500円[単位:1着]の福井市、次いで72,600円の那覇市、77,000円の奈良市の順です。同様に、背広服(秋冬物，中級品)の値段が最も高い都市は111,100円の松山市、次いで109,100円の秋田市、104,500円の高松市の順です。また、最も高い松山市と最も安い福井市との価格差は39,600円となっています。

背広服(秋冬物，中級品)の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1着、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	79,750	99,000	99,000	33
青森市	78,100	80,300	80,300	14
盛岡市	72,450	77,440	77,440	4
仙台市	70,400	86,900	85,800	22
秋田市	79,200	99,000	109,100	37
水戸市	79,200	79,200	79,200	7
宇都宮市	83,600	103,950	103,950	35
さいたま市	83,160	80,960	79,310	12
千葉市	81,950	83,600	83,600	16
東京都区部	83,308	86,075	84,150	20
横浜市	92,950	83,600	83,600	16
新潟市	79,200	79,200	79,200	7
富山市	84,150	94,600	94,600	29
金沢市	81,950	84,150	83,050	15
福井市	74,800	71,500	71,500	1
長野市	97,900	79,200	79,200	7
岐阜市	83,600	89,100	89,100	25
静岡市	78,100	75,350	78,650	6
名古屋市	79,200	95,700	95,700	31
津市	99,000	99,000	91,000	26
京都市	75,350	79,750	79,750	13
大阪市	80,667	86,533	83,967	19
神戸市	100,100	99,000	99,000	33
奈良市	61,600	78,100	77,000	3
鳥取市	80,300	97,900	97,900	32
岡山市	91,850	85,800	78,100	5
広島市	77,550	79,200	79,200	7
山口市	79,200	94,600	94,600	29
徳島市	79,750	79,750	84,150	20
高松市	98,450	104,500	104,500	36
松山市	100,100	101,500	111,100	38
福岡市	88,000	92,400	92,400	27
佐賀市	61,600	79,200	88,000	24
長崎市	87,450	87,450	87,450	23
熊本市	83,600	72,600	83,600	16
大分市	79,200	79,200	79,200	7
鹿児島市	88,000	93,500	93,500	28
那覇市	69,300	72,600	72,600	2

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。