ベッドの価格の推移

3. 年次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2020年を100とした指数でみると2023年におけるベッドの消費者物価指数（CPI全国年次）は前年比4.3%増の113.5。6年連続の増加。1990年以降で当年が最大。

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のベッドの値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のベッドの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2023年日本地図でみる都道府県別のベッドの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1台]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、上記のベッドの表のから2023年における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とベッドの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のベッドの値段・価格と2023年の安値ランキング

2023年(表下・注1)の小売物価統計調査(表下・注2)による都市別のベッドの値段・価格[単位:1台]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注3)は62,009円。標準偏差は11,720円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は19.4%。ベッドの変動係数をその他の品目と比較すると、ベッドは地域差が大きいことがわかります。(表下・注4)。

ベッドの前年との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は38。同様に、下落した都市の数は9、変化のない都市の数は0となりました。
2023年において、47都市の中でベッドの値段が最も安い都市のランキング第1位は34,232円[単位:1台]の那覇市、次いで37,324円の水戸市、44,593円の高松市の順です。同様に、ベッドの値段が最も高い都市は92,009円の宇都宮市、次いで83,554円の静岡市、81,843円の盛岡市の順です。また、最も高い宇都宮市と最も安い那覇市との価格差は57,777円となっています。

ベッドの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2021年 2022年 2023年ランキング(安値順)

[単位 : 円/1台、順位]

都市名	2021年	2022年	2023年	ランキング (安値順)
札幌市	56,743	58,168	64,480	28
青森市	50,567	44,298	46,360	6
盛岡市	60,572	64,739	81,843	45
仙台市	46,473	48,510	50,429	9
秋田市	64,066	60,689	59,211	17
山形市	42,484	45,231	52,107	10
福島市	44,363	46,017	55,979	14
水戸市	35,859	36,956	37,324	2
宇都宮市	82,958	83,592	92,009	47
前橋市	55,523	60,057	62,335	21
さいたま市	64,026	62,527	64,599	29
千葉市	72,682	70,641	71,193	40
東京都区部	63,067	63,803	64,838	30
横浜市	53,065	57,736	62,520	23
新潟市	57,973	59,217	65,320	31
富山市	68,784	65,667	71,071	39
金沢市	40,716	45,084	49,320	7
福井市	61,991	56,739	62,375	22
甲府市	54,112	59,275	63,503	25
長野市	53,039	66,192	69,480	36
岐阜市	48,373	52,195	50,082	8
静岡市	66,881	74,705	83,554	46
名古屋市	67,684	76,088	64,474	27
津市	47,406	47,406	45,211	4
大津市	60,645	62,439	68,246	35
京都市	50,953	53,303	46,016	5
大阪市	56,993	62,538	63,810	26
神戸市	68,401	70,385	56,932	15
奈良市	60,350	63,452	60,783	19
和歌山市	62,342	71,542	73,190	41
鳥取市	62,380	64,947	70,090	38
松江市	54,804	61,533	80,975	44
岡山市	61,430	74,483	75,942	42
広島市	44,589	49,372	59,577	18
山口市	53,551	56,069	61,708	20
徳島市	45,308	45,394	53,087	11
高松市	34,036	36,057	44,593	3
松山市	58,361	58,361	62,522	24
高知市	40,689	50,222	65,761	32
福岡市	57,947	54,804	78,201	43
佐賀市	57,448	74,718	65,908	33
長崎市	43,853	49,095	54,976	13
熊本市	51,591	62,714	66,225	34
大分市	66,116	64,314	57,550	16
宮崎市	41,990	49,592	54,800	12
鹿児島市	63,706	68,211	69,698	37
那覇市	45,217	29,152	34,232	1

データ出所:小売物価統計(総務省)
年次の価格は、公表されている月次データの数値からGD Freak!が平均値を計算したものです。
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。