スポーツドリンクの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるスポーツドリンクの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.0ポイント上昇し111.4。前月との比較では0.5ポイント上昇。上がったのは4ケ月ぶり。

最大値・・・111.6(2023年10月)
最小値・・・97.4(2022年6月)
平均値・・・101.7
標準偏差・・3.5

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のスポーツドリンクの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のスポーツドリンクの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のスポーツドリンクの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本･500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のスポーツドリンクの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とスポーツドリンクの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のスポーツドリンクの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のスポーツドリンクの値段・価格[単位:1本･500mL]とランキングを見てみましょう。

47都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は110円。標準偏差は6円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は5.5%。スポーツドリンクの変動係数をその他の品目と比較したところ、スポーツドリンクは地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

スポーツドリンクの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は14。同様に、下落した都市の数は6、変化のない都市の数は27となりました。
47都市の中でスポーツドリンクの値段が最も安い都市のランキング第1位は96円[単位:1本･500mL]の甲府市、次いで98円の富山市、99円の鹿児島市の順です。同様に、スポーツドリンクの値段が最も高い都市は122円の宇都宮市。また、最も高い宇都宮市と最も安い甲府市との価格差は26円となっています。

スポーツドリンクの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/1本･500mL、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	103	110	106	11
青森市	95	105	105	8
盛岡市	98	106	106	11
仙台市	100	105	108	15
秋田市	104	110	108	15
山形市	104	113	113	33
福島市	103	111	111	25
水戸市	109	107	113	33
宇都宮市	111	109	122	46
前橋市	98	108	108	15
さいたま市	112	110	110	23
千葉市	107	107	107	13
東京都区部	106	111	110	23
横浜市	105	112	111	25
新潟市	111	110	113	33
富山市	109	98	98	2
金沢市	105	109	109	20
福井市	103	114	114	38
甲府市	106	96	96	1
長野市	104	104	104	5
岐阜市	105	114	117	42
静岡市	98	102	104	5
名古屋市	102	111	113	33
津市	105	116	116	40
大津市	106	112	120	45
京都市	102	106	105	8
大阪市	103	112	113	33
神戸市	107	108	108	15
奈良市	103	108	111	25
和歌山市	106	109	112	32
鳥取市	106	105	105	8
松江市	104	101	104	5
岡山市	105	111	111	25
広島市	102	107	107	13
山口市	105	114	109	20
徳島市	103	109	109	20
高松市	105	108	108	15
松山市	105	116	116	40
高知市	104	111	111	25
福岡市	104	108	111	25
佐賀市	106	114	114	38
長崎市	117	117	117	42
熊本市	106	101	101	4
大分市	104	117	117	42
宮崎市	101	122	122	46
鹿児島市	104	99	99	3
那覇市	107	110	111	25

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。