果汁入り飲料の価格の推移

1. 月次指数(全国)

グラフ 果汁入り飲料の価格の推移 月次指数(全国)

データ出所

総務省 消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

2024年2月における果汁入り飲料の消費者物価指数(CPI全国月次)は、2020年を100としてみると、前年同月より5.6ポイント上昇し112.6。前月との比較では0.6ポイント上昇。上がったのは2ケ月連続。

最大値・・・112.6(2024年2月)
最小値・・・94.3(2019年3月)
平均値・・・99.4
標準偏差・・4.64

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)の果汁入り飲料の地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市の果汁入り飲料の値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月 日本地図でみる都道府県別の果汁入り飲料の値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/1本・1,500mL]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

 ロボット君のつぶやき

この地図は、下記の果汁入り飲料の表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名と果汁入り飲料の価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか?

(参考表) 地域別(都市別)の果汁入り飲料の値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別の果汁入り飲料の値段・価格[単位:1本・1,500mL]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は211円。標準偏差は14円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は6.6%。果汁入り飲料の変動係数をその他の品目と比較したところ、果汁入り飲料は地域差の小さい品目であることがわかりました。(表下・注3)。

果汁入り飲料の前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は8。同様に、下落した都市の数は4、変化のない都市の数は69となりました。
81都市の中で果汁入り飲料の値段が最も安い都市のランキング第1位は186円[単位:1本・1,500mL]の千葉市。同様に、果汁入り飲料の値段が最も高い都市は247円の八戸市、次いで246円の津市、237円の長岡市の順です。また、最も高い八戸市と最も安い千葉市との価格差は61円となっています。

果汁入り飲料の価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

[単位 : 円/1本・1,500mL、順位]

都市名 2023年2月 2024年1月 2024年2月 ランキング
(安値順)
札幌市 213 224 224 64
函館市 213 224 224 64
旭川市 203 224 224 64
青森市 213 219 219 57
盛岡市 214 209 209 33
仙台市 203 214 214 49
八戸市 236 247 247 81
秋田市 214 204 209 33
山形市 192 213 213 41
福島市 176 176 192 3
郡山市 213 225 225 70
水戸市 224 214 214 49
日立市 181 192 192 3
宇都宮市 187 198 198 16
小山市 213 213 213 41
前橋市 197 214 214 49
さいたま市 214 224 224 64
熊谷市 203 172 215 56
川口市 213 192 192 3
所沢市 213 213 213 41
千葉市 170 192 186 1
佐倉市 170 192 192 3
浦安市 214 224 224 64
東京都区部 206 211 209 33
八王子市 213 213 213 41
立川市 203 171 193 13
府中市 214 225 225 70
横浜市 187 214 214 49
川崎市 209 220 220 59
相模原市 224 235 235 76
横須賀市 193 204 204 26
新潟市 225 236 236 77
長岡市 226 237 237 78
富山市 193 198 198 16
金沢市 171 231 221 63
福井市 186 186 186 1
甲府市 220 226 226 74
長野市 182 220 220 59
松本市 181 204 204 26
岐阜市 197 214 214 49
静岡市 181 197 197 14
浜松市 203 208 208 30
富士市 213 201 201 19
名古屋市 187 203 203 20
岡崎市 203 213 213 41
津市 224 246 246 80
松阪市 204 214 214 49
大津市 203 220 220 59
京都市 198 209 209 33
大阪市 212 206 206 29
堺市 192 213 213 41
枚方市 203 203 203 20
東大阪市 192 192 192 3
神戸市 213 213 213 41
姫路市 170 192 203 20
西宮市 192 192 192 3
伊丹市 192 192 192 3
奈良市 186 197 197 14
和歌山市 199 209 209 33
鳥取市 230 224 224 64
松江市 170 192 192 3
岡山市 214 225 225 70
広島市 192 219 219 57
福山市 214 225 225 70
山口市 171 209 209 33
宇部市 213 203 203 20
徳島市 203 208 230 75
高松市 198 198 198 16
松山市 192 192 192 3
今治市 170 192 192 3
高知市 198 203 203 20
福岡市 209 225 220 59
北九州市 187 204 204 26
佐賀市 170 203 203 20
長崎市 209 209 209 33
佐世保市 149 213 213 41
熊本市 171 214 214 49
大分市 187 203 208 30
宮崎市 209 198 209 33
鹿児島市 181 237 237 78
那覇市 220 208 208 30

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。

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更新日

2024-03-22

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