コロッケの価格の推移

1. 月次指数(全国)

データ出所

総務省消費者物価指数(CPI)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

2024年2月におけるコロッケの消費者物価指数（CPI全国月次）は、2020年を100としてみると、前年同月より5.1ポイント上昇し122.3。前月との比較では0.5ポイント低下。下がったのは2ケ月ぶり。

最大値・・・122.8(2024年1月)
最小値・・・97.5(2016年1月)
平均値・・・103.4
標準偏差・・7.64

下のグラフと表は都道府県別、地域別(都市別)のコロッケの地図グラフと値段・価格とランキング(安値順)の一覧です。興味ある都道府県や都市のコロッケの値段・価格や地域格差がどのようになっているかを確認しておきましょう。

2024年2月日本地図でみる都道府県別のコロッケの値段・価格(参考グラフ)

[単位 : 円/100g]

データ出所

小売物価統計調査(総務省)を基にGD Freak!が作成

ロボット君のつぶやき

この地図は、下記のコロッケの表のから2024年2月における各都市での価格を47都道府県に格付けして作成したものです。1つの都道府県に複数の調査対象都市がある場合は、それらの都市での値段の単純平均をその都道府県の値段として表しています。

地図上の各都道府県をクリックまたはタップして頂くと都道府県名とコロッケの価格が表示され、マップ左下のカラーメーターにその価格の相対的な位置▼が表示されます。さて、あなたはこの地図から何を読み取りますか？

(参考表) 地域別(都市別)のコロッケの値段・価格と2024年2月の安値ランキング

2024年2月の小売物価統計調査(表下・注1)による都市別のコロッケの値段・価格[単位:100g]とランキングを見てみましょう。

81都市の平均価格(単純平均)(表下・注2)は119円。標準偏差は16円。変動係数(相対標準偏差=100×標準偏差/平均値)は13.4%。コロッケの変動係数をその他の品目と比較した結果、コロッケの価格の地域差は中程度であることがわかっています。(表下・注3)。

コロッケの前月との価格差を地域別(都市別)にみると、価格が上昇した都市の数は33。同様に、下落した都市の数は27、変化のない都市の数は21となりました。
81都市の中でコロッケの値段が最も安い都市のランキング第1位は61円[単位:100g]の長岡市、次いで79円の岐阜市、80円の長野市の順です。同様に、コロッケの値段が最も高い都市は151円の相模原市、次いで150円の八王子市、145円の府中市の順です。また、最も高い相模原市と最も安い長岡市との価格差は90円となっています。

コロッケの価格を日本地図にマッピングしたチャートもありますのでご確認ください。

下の表の項目が多く見づらい場合はチェックをはずしてください。

2023年2月 2024年1月 2024年2月ランキング(安値順)

[単位 : 円/100g、順位]

都市名	2023年2月	2024年1月	2024年2月	ランキング (安値順)
札幌市	117	120	119	33
函館市	123	125	125	46
旭川市	99	104	103	13
青森市	117	123	118	31
盛岡市	95	102	98	6
仙台市	112	113	117	28
八戸市	96	137	100	9
秋田市	127	127	126	50
山形市	134	144	144	78
福島市	137	145	139	75
郡山市	108	110	124	42
水戸市	122	126	131	66
日立市	104	113	113	22
宇都宮市	120	136	135	70
小山市	109	120	120	36
前橋市	127	121	122	38
さいたま市	118	118	119	33
熊谷市	134	135	135	70
川口市	127	122	126	50
所沢市	127	125	128	59
千葉市	125	121	125	46
佐倉市	113	105	104	14
浦安市	102	120	125	46
東京都区部	130	142	141	76
八王子市	146	150	150	80
立川市	111	126	127	57
府中市	149	145	145	79
横浜市	133	137	136	72
川崎市	135	134	133	69
相模原市	143	152	151	81
横須賀市	120	126	127	57
新潟市	92	115	104	14
長岡市	62	59	61	1
富山市	139	124	129	62
金沢市	116	123	124	42
福井市	119	108	115	27
甲府市	116	130	130	64
長野市	80	83	80	3
松本市	105	90	89	5
岐阜市	69	78	79	2
静岡市	138	126	129	62
浜松市	104	114	113	22
富士市	78	109	106	17
名古屋市	113	115	114	24
岡崎市	123	126	126	50
津市	135	127	126	50
松阪市	113	114	114	24
大津市	122	131	131	66
京都市	112	117	117	28
大阪市	118	122	124	42
堺市	104	134	124	42
枚方市	111	114	114	24
東大阪市	126	122	123	41
神戸市	120	137	137	74
姫路市	107	99	100	9
西宮市	114	127	128	59
伊丹市	107	122	126	50
奈良市	101	101	101	11
和歌山市	99	104	104	14
鳥取市	113	121	122	38
松江市	128	127	126	50
岡山市	113	118	118	31
広島市	106	122	125	46
福山市	121	99	99	7
山口市	99	131	128	59
宇部市	104	127	122	38
徳島市	104	107	107	18
高松市	147	143	142	77
松山市	128	126	131	66
今治市	85	84	85	4
高知市	116	115	117	28
福岡市	117	136	136	72
北九州市	126	120	121	37
佐賀市	116	116	119	33
長崎市	115	130	130	64
佐世保市	105	106	107	18
熊本市	109	124	126	50
大分市	100	100	108	20
宮崎市	105	111	112	21
鹿児島市	109	110	99	7
那覇市	98	103	101	11

データ出所:小売物価統計(総務省)
注1.消費者物価指数は小売物価調査をもとに作成されています。
注2.ここでの平均価格は、地域別価格の単純平均であり、消費者物価指数を作成する際に用いられる平均価格とは同じものではありません。
注3.小売物価統計で都市別に調査されている約480を品目の変動係数から品目毎の値段の地域差を3分位(大中小)に分けて評価した。
GD Freak!の私見ではありますが、上記の表の価格は、各地域内での価格収集数が必ずしも十分多いとは限らないため、地域を代表する価格とはならないかもしれないことに留意する必要があります。また、同じ品目でも地域ごとに質が異なっている可能性がある(例えば、生鮮食品である「いか」等)ことにも留意する必要があります。